これなぁんだ?
ヒント!布や衣服をシワを伸ばす道具。
何だかよくわからない?
これ、明治時代の発明なのだ。
鍋や柄杓みたいな形状だね。
鍋底に炭を置く火台がある。 燃えやすくするように空気穴がある。 穴から炭火や灰が飛び散るのを受け止めるつばがある。 柄は空洞にして、火吹き筒としても使えるみたい。
鍋底に炭を入れて熱くして、和服のシワをのばすのに使ってたらしいよ。
炭が飛び散って家を火事にしちゃったり、お気に入りを焦がしてしまったり……。
アイロンのご先祖さま。おつかれさまでした。
はい、正解は、「火のし」でした!
【使用した文献】
文献番号:特許第640号
名称:火熨斗
出願:明治21年4月9日
特許:明治22年3月27日
特許年限:15年
住所:東京府京橋区 特許権者:松本基一
【データベース】
特許情報プラットフォーム
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