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読書記録18 いやな気分よさようなら

『いやな気分よさようなら コンパクト版 自分で学ぶ「抑うつ」克服法』

著者:デビッド・D・バーンズさん

訳:野村総一郎さん、夏苅郁子さん、山岡功一さん、小池梨花さん、佐藤美奈子さん、林建郎さん

認知療法で今日から気持ちが楽になる…ということで、抑うつ状態と診断されて約5ヶ月となる私ですが、自分でもできることをしよう!と思い立って読み始めた本書、遂に読み終わりました。440ページ!長かったです…。読み始めたのが1ヶ月前でしょうか。

毎日読んだわけではありません。途中に別の本を楽しむこともありました。自分のためにできることを!という気持ちで読み始めましたが、抑うつ状態の自分と向き合い続けるというのが大変という理由で読み進めるのに時間を要した気がします。

内容は以下の通りです。

第1章 うつ病治療の画期的進歩

第2章 どうやって気分を診断するか:治療の第一歩

第3章 自分の感情を理解する:考え方で気分は変わる

第4章 自己評価を確立することから始めよう

第5章 虚無主義:いかにして克服するか

第6章 言葉の柔道:批判を言い返すことを学ぶ

第7章 あなたの怒り指数はいくつか:怒りのコントロール法

第8章 罪悪感の克服法

第9章 哀しみはうつ病ではない

第10章 憂うつの根本的な原因(暗黙の仮定を見出す)

第11章 いつも認められたい(承認中毒)

第12章 愛情への依存

第13章 仕事だけがあなたの価値を決めるのではない

第14章 中くらいであれ!:完全主義の克服法

第15章 最終的な勝利:生への選択

第16章 自分の理論を私自身にいかに当てはめているか


読み終えての感想を簡潔にまとめます。

*認知の歪みはこわい!そのこわさを知っていれば、こわくないと思える!

*認知の歪みに気づかせてくれる他者の存在も必要である。それが心療内科の先生やカウンセラーさんだったりするのだと思う。

*色々とやってみることが大切。読んで終わりではなく、活用できる本。

*うつでなくても、知っておくと良い情報がたくさん詰まっている。特に教員には指導に役立つはず。

*自分よりひどい人がたくさんいた。その人たちから希望をもらった。

*認知行動療法をもっと学びたい。

ポジティブな気持ちで読み終えることができました。本のおかげかどうかはわかりませんが、この1ヶ月でだいぶ心身ともにだいぶ良くなってきたのを感じます。

外国語のものを訳しているため、少々表現を受け取りにくい部分もありましたが、何度か読み直して、読み込んで、理解を深めたいと思います。

色々とまだ実践できているわけではないのですが、実践してみてよかったことが見つかったらまた記録したいと思います。

うつ状態の人で読書ができる人は、興味のある部分だけでも読んでみると良いのかな?と思います。お値段は少々高めですが、入手してよかった本です。

ありがとうございました。ぽくこ

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