読書記録7
『うつの世界にさよならする100冊の本 本を読んでココロをちょっとラクにしよう』著者:寺田真理子さん、佐藤伝さん
ただ本の紹介がずらずら並んでいるわけではなく、うつの症状がひどいときにはこんな気分になるから、こういう本に助けられました…というような内容だったので、自分にも寄り添ってくれるし、自分の症状や気分によってオススメの本を見つけられるようになっている作品でした。
最初の方に、谷川俊太郎さんの「朝」の紹介などがあり、そうか、読書って別に写真集や詩でもいいんだ〜と心が軽くなりました。なぜか読書というと、自己啓発本やエッセイや小説を読んでやるぞ〜という謎の意気込みがあったので…むしろ写真集や詩集は心が洗われるというか、少ない情報で自分の世界を広げられるのがとても素敵だなぁと思いました。
谷川俊太郎さんの詩は中学生の頃から好きだったのでこの機会に再会できてよかったです。早速、「朝」以外にもいくつかの詩を読むことができてよかったです。
そもそも100冊の紹介があるので、たくさんの本と出会える良い機会となりました。少し前の作品なので、最近話題の本は見つかりませんが、少し前から、人の心に寄り添ってくれる本はたくさん存在していたのだなぁ…と嬉しくもあり、もっと世の中どうにかならないかと悲しくもなりました。
最近の本屋の売れ筋?売り出し中?の、平積みの本の種類を見ると、ストレスの多い生活から抜け出したい人が多いのだなと思います。商品の需要と供給を見ると世の中が見えると思っていますが、さすがに最近そういう本多すぎでしょ〜!って感じです。まぁ私もそこに飛びつく人の1人なのですが。笑
本という存在はその時自分に必要な何かに気付かせてくれる出会いだと思っています。本は素敵ですね!
これからもたくさん読んでいくぞ〜!!
ありがとうございました。ぽくこ