RSGT2025 は成長とモヤモヤを感じる時間になった
今年も Regional Scrum Gathering Tokyo に参加してきました!
写真は Day2 に食った肉です。
発表の引用がうれしかった
小泉さんの発表で、自分の去年の同時視聴会についての発表が引用されていました!小泉さんは、毎回ブログもしっかり書かれていてめちゃ尊敬しています!
当日発表を聞く中で、同時視聴会のやり方参考にしているという方も結構いらしたのでスクフェス福岡で発表してよかったなぁ〜となりました。
チエノワ使っていきます!!
聞きたいセッションも聞けた
自チームで、チーム拡大に伴って参考にできるかな?と思って FAST の話を聞きました。
Day1 の夜にログラスの方に実際 FAST どうなの?という話をガッツリ聞けたので、解像度があがりました。
個人的には、「チーム」で学習・検討をして選択するというプロセスを踏んで進めたのが良かったのかなと思いました。
自チームで FAST をできるか?という話は別にして、この「チームでどんなチームでありたいか?」を話し合うのは大事そう。やりたい。
だがしかし、結構モヤモヤ
いいこともありましたが個人的に今回の RSGT はここ過去イチレベルでちょっとモヤモヤしていました。
※ OST で話題になったテーマのやつには参加しておらず、私個人の感想です。
モヤモヤ1:学びをすんなり咀嚼できない感
別に廊下でボッチだった時間が長かったわけでもなく、セッションがいまいちだったわけでもないんですけどなんかいつもの熱狂!みたいな感覚になりきれていなかったです。
なんで学びがあるのにいつもな感じになってないんだーって俯瞰している自分がいるのが途中から面白くなってきて、これがセルフコーチング?みたいな感覚になっていました。ジョニーさんと話している中でもコーチングっぽいみたいなフィードバックをもらったので、去年勉強していることが活きているのかもしれません。
俯瞰して色々考えた結果、一定の成長を自分がしているからもう一歩先の部分で理解しないと物足りなさが生まれているんじゃないか?ということです。前までは浅瀬でも充分に学びを感じられていたけど、知っている範囲が広がったからこそ、同じ学び方では不十分になってて、経験や深めの議論が必要になっていそうです。本読んだりのインプットだけじゃない経験が足りてない。
まぁこんなことをもう一人の自分みたいな感じで考えられるようになっていることが一個成長ポイントなのかもしれない。
モヤモヤ2:83?90?70?世代での分断?
OST の中で 90 年代あつまれ〜トピックに参加してそこからつながりを作れたのは良かったなと率直に思っています。discord サーバーが立ち上がって、早速 OST や読書会のイベントも立ち上がってます。
個人的にアラウンド83が前後50歳という話をしてたとしても、そこに属することはないだろうなと思っていたし、新たな対抗勢力みたいなノリを作りたい話はリサさんとよくしていたので、今回の流れはちょっと嬉しかったです。アラウンド83の活動はめっちゃ尊敬しています!
プロレス的な「お前もっとやれんだろ!」ぐらいでええんやない?と思っていたが、逆にこれ自体は新たな「壁」みたいなものを作っただけなのか?という疑問も生まれて。排除したいためにラベリングしているわけではないし、世代で分割することに価値はあるんか?改めて考えるとうーーんみたいな。そして、Day3 終わったあとのお茶会で、同世代で喋れて刺激を受けたという話もあったりで新規参加者的には嬉しい場面はあるのも事実。
自分は2018年から RSGT に参加し続けている身で、最近はありがたいことに知り合いも増えてきたので、ポケモンバトルのように相手が「!」ってなって話しかけてくれることも多かったです。最初の頃は同世代なんてほとんどいなかったため、同じ年代が増えてくれて楽しいんですけど、立場的にいろいろな面が見えちゃって悩ましい。
ここらへんは、 Women in Agile の OST ネタとして話せたりするといいかなぁと思ってます。(これも一つの多様性だと思うので)
知ってしまったからこそ、見ないふりをするんじゃなくどう扱うか?みたいなところの考えがまとまらず結構モヤモヤしてました。
去年は、「えーちゃん = 〇〇」を考える場になった RSGT ですが、今年はまた別の考える種を貰えた気がして、これをしっかり現場やコミュニティで自分なりに育てていけるといいなと思っています。
にしても、感想レポートなどを読んでてて、頭ごなしに否定したりせず常に建設的な方向に考えを巡らせる参加者の皆さん本当に尊敬する。
思った以上にまとまりがない文章になってしまったけど、今年の RSGT で感じたことを書いてみました。
良い1年にしていきましょう!