名も無き通行人に、ほんの少しのイタズラ心を。
ぽこ屋のウエアアイテムには
「名も無き通行人」というシリーズがある。
街中を歩いているとすれ違う人々
お互い名前も知らない間柄
わざわざ一人一人に自己紹介するでもなく
その場ですれ違っていく。
そんな名前もない通行人が
ほんの少しイタズラ心をもっていたら、、、
それが、ぽこ屋の
「A nameless passerby」の
WEARアイテム達だ。
並んでいると右に何かあんのか？
と思うようなワークシャツ。
注目して欲しい場所の横に立ってもらい
ストリートの中で写真におさめることも可能。
既に在庫分は完売しているが気まぐれでまた作るかも知れない、、
ただ、手に取った人にレアリティを感じて欲しい為に量産はしない。
一点一点店主自ら手がけてひとりひとりに送り出してきたアイテムである
我々、路地で写真を撮る仲間たちは
手軽に着れて動きやすいものが良い
そんな中で
少しだけ心が踊るような
そんなアイテムを作れたらと思い
かと言って偏屈な店主の気まぐれも相まって
迷走しながらモノは作られていく
マイコンメーターを身につけよう
と作ったパーカー
自分は普段ガスメーターを題材に
写真を撮ることが多い
しかし、一見不審者でしかないのだ
そこで、こんなふうにマイコンメーター(ガスメーター)の愛好家ですよと
背中で示せればとこの一枚を作った。
シェルパーカーにしても
そこそこポップである
直接肌に触れるものは
優しい手触りのものを届けたい
このライダースネックウォーマーは
オカンが小さい頃買ってくれた下着のシャツみたいな心地の良い手触りだ。
遊び心と手触りの良さ
感覚でモノをつくる
デザインは万人受けしなくていいが
手触りはどの人が触っても不足のないものを作りたいと思う。衣類もタオルも。
路地に消えゆくその背中に書かれているのは
「なんかカッコイイこと書こうと思ったけどなんも思いつかんかった。」
というフザケた英文
とてもじゃないが海外や外国の友人の前には着ていけないかもしれない。
片や胸には「ツチノコ捜索隊」の文字。
路地で写真を撮るという仲間たちは
この人何してるの？と思われることが多い
だから「ツチノコ探してるんです」くらいが丁度いいと思って出来たのがこのパーカーだった。
フードを被っていなきゃ分からないが
被ると鼻メガネのおじさんが
「調子どう？」と聞いてくるパーカー
暖を取るためにコンビニに入って
レジ待ちの時
不意にフードをかぶれば
列の後ろの人はどんな顔をするだろうか
結果はなんだっていいけれど
「ほんの少しのイタズラ心」
とはそういうものなのだ。
悪さをしているわけではないが
ほとんどの人が気が付かない程度の
ちょっとした悪ふざけを身にまとって歩いてみるのも悪くないと思うのだ。
わ！デッケェ マイコンメーター！！
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