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大学に合格した工業高校生が入学までにすべきこと

(更新日: 2024年8月27日)

こんにちは、ぽこです。
工業高校を卒業し、旧帝大大学院でコンピュータサイエンスを研究しています。

10月~12月にかけて大学の推薦入試が行われると思います。
大学に合格された工業生の皆さん、おめでとうございます。
実体験を踏まえ、私が考える大学入学までにやっておくと良いことを紹介します。


■やると良いこと

①数学ⅠA,ⅡB,ⅢCの勉強をする

ほとんどの工業高校生は数学ⅢCまで授業で習っていないと思います。

しかしながら、数ⅢCまでの知識は、大学では当たり前に使います。普通科から入学してきた学生はしっかり学習してきているので問題ないですが、工業高校生は数学能力不足で困ることがあります。

工学を学ぶ上で数ⅢCができないと非常に厳しいです。だから、数Ⅲまで勉強しておきましょう。

もちろん数ⅠA,ⅡBの知識も大学では必須なので、これらを仕上げてから数Ⅲの勉強をしましょう。(数ⅠA,ⅡBがわからないと数Ⅲは理解できません)

そのために、数学検定の2級,準1級の取得を目指すことが有効であると考えます。

②物理・化学の勉強をする

どの工学分野でも物理・化学の知識は必須です。

工業高校生は物理・化学基礎までしか習っていないこともあるかと思います。物理・化学の内容まで勉強しておきましょう。

大学入学後、私は特に化学の知識不足でとても苦しみました。物理はある程度、挽回することは容易ですが、化学は暗記事項も多いため、後から挽回することは難しいです…

③英語の勉強をする

英語は大学に入ってから、もちろん重要です。最新の工学の情報、英語で発信されます。大学4年生で研究室に所属したら、英語の論文をたくさん読む必要があります。また、就職をする際にTOEICのスコアは重要です。

しかしながら、①、②のほうが優先度が高いです。そのため、余力のある人が取り組むと良いと思います。

■やらなくても良いこと

①運転免許を取る

工業高校では卒業後、働く人が多いので、高3の秋から自動車学校に通う人が多いと思います。

普通科の高校生は大学進学後、夏休みに免許合宿などで友達と一緒に取ることが多いです。

そのため、高校時代に無理して免許を取らずに、大学進学後に大学で出会った友達と免許合宿で楽しく取るのが良いのではないかと思います。

②バイトをする

部活も引退して、受験も終わって、授業後は時間があると思います。

しかし、私はバイトをするのはおすすめしません。その時間は勉強に当てると良いと思います。

普通科の高校生は2~3月まで受験勉強をしています。大学入学後はそのような学生と戦うのです。

ですので、負けないよう勉強しましょう!

■最後に

大学進学のために勉強をすごく頑張ったと思います。しかしながら、工業高校生の皆さんは、大学入学後の方が受験勉強より苦労すると思います。ですので、今のうちに準備をしておきましょう!

具体的な勉強方法は次のnoteが参考になると思います。


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