パラレルワールド②
前回男の子がかくれんぼをしようと話し、かくれんぼが始まりました。
夕焼けが紅く感じ、僕は図書館の棚の間の隙間にかくれました。
絶対勝ってやる!とにやにやしながら隠れていました。
その時。
ドンッドンッドンッ
ロッカーを思い切り叩く音が聞こえました。
探してるのかな?と思い待っていました。
しかし、この思い切り叩く音だけではありませんでした。
ぎぃ…きぃー…ぎぎぃ
なにかを引く音と同時にロッカーを思い切り叩く音。
少し怖さを感じ、もう降参しようかと思いました。
ドアがふたつあったので入ったドアと逆のドアから出ようと思い、こっそり抜け出しました。
図書館から抜けたのはいいのですが、周りに違和感がありました。
廊下が暗いのです。
夕方のはずです。空を見ても真っ赤な夕方。
怖くなって廊下を走りました。
こわい。こわい。だだずっと走っていました。
しかし
親や姉たちがいる部屋にたどり着けないのです。
姉たちは体育館。この廊下を真っ直ぐ行けば体育館につくはずなのにつかないのです。
無我夢中で走っていると
後ろから
「もういーかい。まーだだよ」
と声が聞こえました。
走り続けて疲れて足をとめたあと
あの5人がいるのです。
なぜか階段の前に。
余談・⌒ ヾ(*´ー`)
ぎぃって音は工事とかの時
に近いかんじなのです・⌒ ヾ(*´ー`) …
夕方って夕日の光が部屋に入るのに
なぜか廊下に光が入ってないのですよ。