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ジェトミアEDH候補カード

以前ジェトミア100枚解説を投稿しましたが、
構築迷走時期に抜けていったカードや、入れ替え候補のカードを紹介していこうと思います。
ジェトミアはとにかくクリーチャーが9体並べば能力を発揮出来るので非常にデッキの構築幅が広く、採用カードも好みによって大きく分かれます。
これからオーバーキルを楽しみたいジェトミアEDHを組む方の助けになれば幸いです。

<ジェトミア採用候補カード>


【マナ加速】

 「ジョラーガの樹語り」
1マナクリーチャーではあるものの、追加2マナ払ってレベルアップしないとマナが出せない厄介児。だが分割3マナで2マナ出せると思えば上記の採用カード基準をクリアしている為に採用している。召喚酔いこそあるものの、使い勝手は案外悪くなく、3ターン目に5マナにアクセス出来るようになるので、何かとマナが欲しいこのデッキではありがたい存在。最も重要なことは、「警戒を持ってコンバットに入った上で2マナを生み出すことが出来る」という点。コンバットトリックにも貢献出来るのはマナクリーチャー達の特権。だったのだが、最序盤のこのクリーチャーによってマナが増えるのが2ターン後(1T目に着地、2T目にレベルアップ、3T目から加速)なので遊んでいる環境がそこそこ高速な為に私は不採用。
「遥か見」
本デッキでは強化版ランパン。基本的にはジェトミアの庭を持ってくる。タップ状態で持ってくるのでそのターンのマナは使えないものの、下準備が大事な本デッキでは土地の供給と色の安定に貢献する。ただし枠の都合と強制タップインのため候補枠へ。
「秘儀の印鑑」
2マナ・アンタップイン・好きな色を出せると使い勝手が非常に良いマナアーティファクト。決して弱くはなく、とても便利なのだが5-7帯という環境上、色々なアーティファクト除去にしばしば巻き込まれるのでクリーチャーカウントに貢献しないという点でも上記らのカードよりは優先度低め。5-7帯は超過汚損破や進歩の災いなどの全体破壊が飛んできがち。統率者に貢献するクリーチャーか、土地を増やすほうがゲームを進めるうえでの心理的安心を生む気がする。

【トークン生成】

「スクレルヴの巣」
自ターンのアップキープ開始時に1点ライフルーズと共に毒性1を持つ1/1のダニを生み出すエンチャント。生み出すタイミングは遅く、数も1体ずつと非常に悠長ではあるが、「2マナと軽い」「エンチャントなので除去され辛い」「絆魂を持たせられるのでライフ回復手段になる」というメリットと天秤にかけて試験的に採用中。使い勝手は現在不も無く可もなく。ただ全体除去後もアドを生み続けることは決して無視出来ないメリットなので、他のカードの補助的に使っていくと良いと思う。ダニが単体では程よく弱いのでヘイトが苦花と比べては上がりにくいメリットも感じられない事も無い。
しかし自分ターンに1匹ずつというのは私の環境では悠長だった為、不採用に。遊ぶ環境次第では十分採用は出来ると思う。
 「ゴブリンの熟練扇動者」
レガシーの赤単プリズンなどでも活躍していたトークン生成生物。攻撃強制のデメリットはあるものの、着地したターンから仕事を始めるのが偉いので採用。召喚酔いが溶けてからはそこそこのパンチ力でライフを削りに行ってくれる。本人が軽い事もあって、生み出したゴブリンと共に総120ライフ中10~20くらいは削ってくれることがある。ただし生成は毎ターン1体ずつと遅いので過信は禁物。 見た目の攻撃力が高く危険性があるように見えるので、ここに対して貴重な全除去を吐いて貰えるならそれはそれでありだと思う。むしろ握っている様子があればここに吐いて貰えるよう積極的にそのプレイヤーを攻撃する。
しかし「スクレルヴの巣」と同様1ターンに1匹ずつしか増えず、さらに攻撃強制の為にトークンが無駄死にする場面も目立っていた為、候補カードに降格。
 「軍勢の戦親分」
基本的な使い勝手は熟練扇動者と変わらないが、攻撃を強制されるのがそのターン生み出されたトークンのみなのでちょっと使いやすい。教導によって+1/+1カウンターを生み出したトークンに乗せていけるのでターン毎の総合的な攻撃力は熟練扇動者と同じ。2/2トークンになるとジェトミアフルカウントの時の打点が10点相当になるので、戦闘ダメージが数えやすいのも脳に優しい。
しかしこちらも「ゴブリンの熟練扇動者」同様に1ターン1匹の悠長さ、クリーチャーの無駄死の可能性が中々辛く候補カード行き。

【除去・妨害】

「夏の帳」
青黒呪文に対して少し強くなれるインスタント。お試し採用中。大事なところで打ち消されたりジェトミアがはしゃぎ回ったりしてどこか行くので入れてみた。性能としては申し分無いが、その時の卓の色次第。誰も青くも黒くも無いことはないので最悪1ドローに変えられるので良し。
コミュニティ卓の青黒統率者の採用率によって調整枠。

【サーチ】

【ドローソース】

「Wheel of Fortune」
全員手札を捨てて7枚ドローする手札リセット呪文。   構築段階からケアしているとはいえ、全除去を2発も3発もどかどか撃たれると流石に手札も枯渇するので緊急回復用。ただ今はオークの弓使いがいるので採用率によってはカードの変更を検討する。
強力なドローカードだが、これを必要とするタイミングがあまり発生しなかった為候補カード行き。採用するかどうかは卓の除去枚数の量と相談すること。

【戦闘補助】

「暴動」
ぐだった時の最終兵器。全てのクリーチャーのコントロールを得る。ジェトミアしかいない状態からでもフルカウントまで持っていける必殺技。8マナととんでもなく重いので何度も抜けるが何度も帰ってきている。気付いたらデッキに入っているカジュアルのロマン砲。
遊ぶ環境が高速化している為、再び抜けるが、多分また帰ってくる。
「ラムホルトの勇者」
 他のクリーチャーが出ることで+1/+1カウンターが乗り、このクリーチャーのパワー以下のクリーチャーはブロック出来なくなる。ラムホルトの勇者自体はデッキ内のトークン生成カードによってもりもり育つので楽々10/10を超える為、自軍をほぼアンブロッカルに変えることが出来る。ジェトミアがいない場合でもパンチ力のあるクリーチャーは多いので、それらで勝っていくことも可能となる。出た時は1/1と非常に貧弱なのでそのターン中に強化出来るようにしておけると良い。


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