時間を忘れるほど好きなことは何だったのか?と思い返してみたら、旅の行程を考えることだった
60歳からはやりたい放題、好きなことだけして生きればいいよ、と言われても、なかなか踏み切れないものです。
どうも真面目に勤勉に生きてきてしまったので、そうそう自由気ままな人生へと方向転換できるものではないです。
かと言って、別にそんなに窮屈に仕事や家事だけして生活してきたわけでもありません。この頃はYoutube動画を見るのが好きで、いろいろなチャンネルを手当たり次第に視聴して、気が付くと何時間もパソコン前にいたりします。
趣味が読書とか映画鑑賞とかいう人はすごいなぁと思いますね。
私は全然ダメ。本は必要だと思えば読むし、映画は見ることもあるけど、時間を忘れて没頭するほど好きじゃないです。
だから60歳になって無職状態になって、なんでも好きなことをしていい時間ができたのに、時間の消化不良を起こしています。
私の好きなこと、時間を忘れて取り組めることってなんだったのだろう?
子どもの時から若い時分から没頭できたことってあったのかな?
で、気が付いた。
私は地図を見たり時刻表を見たりして、電車旅の旅程を組むことが小中学生のころから好きだったんですよねー。日本国内だけですけど、行きたい場所のルートを考え観光地の見学時間や電車やバスの接続を考える。宿泊先の口コミをチェックしたり食事処やお土産の候補を決めたりする。
これをやっていると没頭してしまって夕飯を作る時間も忘れてしまうほど。鉄道オタクと呼ぶにはおこがましいけど、これって私の好きなことでしょう。趣味でしょう。
旅行をするにはお金がかかるけど、これからの第二の人生で一番したいことはまだ見ぬ土地を旅することかもしれません。
新しい仕事に就くめどは立たず老後資金や年金には不安しかありませんが、これからの私がすべきことは、毎日何をしたらいいかわからないとふさぎ込んでいるよりも、旅計画を立てる楽しい趣味で前向きに生きることでしょう。
やってみます。