抗がん剤治療1クール目開始
さて、いよいよ抗がん剤治療が始まりました。
ついこの前まで早く治療したいと思っていたはずなのに、もう帰りたい。
嫌々病院に向かいました。
この病院の入院も3回目で、前回は3ヶ月前でしたが、受付のおねいさんが覚えててくれました。髪切ったねーのその一言がとってもうれしかったです。
治療は入院翌日なので、入院日はレントゲンや採血をこなしたあと、ひたすらゆっくり過ごすことにしました。
もちろん病院なので、快適といえず、、集団生活はそれなりにストレスが溜まります。
今回はいびき問題(手術内容にもよるので、仕方ないと思います)・大部屋でのお電話問題、お風呂場のお片付けしない問題に悩まされました。
洗濯かごにパンツがあったので、誰か履き忘れていないか心配です。
治療開始
眠れない夜を過ごして、いよいよ当日。
私はcare療法(カルボプラチンとエポトシド)/3日と、放射線脳室照射/13回(23,4グレイ)の組み合わせです。
当日は朝からソワソワでしたが、11:30から治療が始まることになりました。
ルートをとって、錠剤と点滴の吐き気どめを入れたらエトポシドを注入していきます。
血管痛もなく静かに始まりましたが、10分後ぐわーと腹から込み上げる気持ち悪さと照射感を感じました。心臓が早く波打っているのがわかります。
気持ち悪さ以外はしばらくすると落ち着きを取り戻しました。どうやら波があるようです。1hほどかけて、全てを注入しきりました。
ネットフリックスを観ながら寝れたので、どうやら耐えられるレベルです。
続いて、1hほどかけてカルボプラチンを注入していきます。
副作用の追加に怯えていましたが、最後まで大きな変化はありませんでした。
お笑い番組をみて、お昼ご飯を完食しながら笑える程度には元気でした。(もっと嘔吐するかと思った)
化学療法が終わってから休む暇もなく、放射線治療に移ります。
放射線科までは歩いていきましたが、ふらつくこともなく元気です。
照射位置を合わせてマスクをはめました。終始ここで位置が合っているのか不安でしたが、どんどん始まります。
機械が自分を中心に回り始めます。だんだん焦げた肉の匂いがあたりに充満していきました。
自分の脳の匂いなのかな、、と不安。しばらく焼肉が食べれなくなりそうです。
頭の中で掛け算をします。これができなくなったら私はやばいと思いながら七の段を繰り返していました。大丈夫でした。
無事終了し、1人で部屋に戻ります。意外と元気なのかな?
夜ご飯を食べながら回診がありました。意外と元気でなんだかいけそう!と
主治医に言うと、「まあ今はね・・」と含みを持った怖い一言を言うのでした。。。
明日も頑張るぞ!
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