ジャーミノーマの診断について②
放射線治療と化学療法について
先生との診察の後、採血、造影MRI、ガリウム検査を行い、転移状況、病気の進行状況を調べていきました。
2週間後、その結果が出ました。
・病状は初期段階であり、転移はなし。CARE療法(カルボプラチン+エトポシド)で4クールほどで対応可能。
・今後は腫瘍専門部隊にて治療を実施する。
まずは初期段階とのことに安心しましたが、私には2つ不安なことがありました。
一つ目は、外見の変化です。
会社の同僚にはなるべく知られずに治療をしたい。ウィッグはすでに購入していましたが、眉毛が無くなるのがとても不安でした。
そのため、アートメイクをしたかったのですが、これは却下されてしまいました。。
二つ目は、妊娠です。
元々生理が止まっていたことから、婦人科を長く受診していましたが、
化学治療を行うことで、妊孕性(妊娠する力)が失われてしまう可能性があることを婦人科で聞いていました。
彼との結婚はしていませんでしたが、いずれ子供を持てると思っていた私にとって、
妊孕性が失われてしまうことに強い恐怖がありました。
掛かっていた大学病院には妊孕性保存の外来もあり、
その日の午後、紹介してもらうことになりました。
友人の飲み会で、遠い誰かの話として話していた卵子凍結をまさか自分がするとは思ってもいませんでした。
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