卵子凍結ではなくて、卵巣凍結をすることにしました

ここ数日、クリニックや大学病院をいろいろ回ってました。。
結論、2回目(治療前最後の)妊孕性保存は、卵巣凍結をすることにしました。

理由は二つです。

一つ目は、卵子凍結(胚凍結)の実績が悪かったこと。
1か月注射を打ち続けて、保存できたのは一つの受精卵のみ。もう一度卵子凍結をしても、同じ結果だろうと思いました。

二つ目は、卵巣ごと取り出すことで、化学療法の影響を受けない卵巣を保有できることは自分の治療の支えになると思ったこと。
とらいえ卵巣凍結はいまだ臨床段階にある治療法なので、今後詳細は書いていきたいと思います。

と言うことで、妊孕性温存をするにあたり、東京都内で卵巣凍結をしている先かつ、公的補助が出る先を片っ端から探しました。
東京都の補助はひとり2回までと指定があり、卵巣凍結をする場合は、凍結で一回、再移植で二回のカウントとなります。(合わせて130万の補助金)
となると、すでに20万弱支払った胚凍結に関する費用は全て自腹にする必要があります。
なるべく補助金の範囲内でできるよう、できるだけ安く済ませたいとの思いがありました。

選定方法ですが、HP上で卵巣凍結ついて記載のある先を探して、電話をかけました。
この時点では紹介状がなかったため、ない状態でも話を聞いていただるさきかつ、できるだけ早くお会いできるところを優先しようと決めていました。
そんななか、この中のとあるクリニックが、すぐに話ができるとご回答いただいたため、その日の午後に向かいました。

担当してくださったのは院長でした。
卵巣凍結について、欧州では抗がん剤治療前の一般的な治療であるものの、国内ではいまだ治験段階あること、しかし、卵巣毒性のある全ての治療を受ける患者に妊孕性温存を提供できる治療であると説明を受けました。
また、治療後は自然妊娠も可能であると言うのも魅力でした。
前回の妊孕性温存治療時は、抗がん剤治療後は閉経の可能性もあるとの最大リスクを示されており、受精卵がダメだった時の打開策はなにもなくなるように感じていました。
でも卵巣凍結をしていれば、治療次第では妊孕の可能性があると思うと、私にはとっても魅力的に感じたのです。

その場で、治療を決定しました。
摘出手術は提携している別の病院ですることになっており、主治医からの紹介状を取得したのち、かかるようにと指示がありました。

■今回のお会計

①保険適用
¥1,610
*初診料
*診療情報提供料

②自費適用
¥37,400
*投薬
*検査

合計
¥39,010

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