ブラック会社との戦い(12)
インターネットで労働に関することを調べると、
僕が働いている会社は、基本的な労働基準を全く無視して、経営していることが浮き彫りになりました。
1.就業規則が無い
2.雇用契約書が無い
3.36協定を結んでいないのに週40時間以上の労働時間
明らかに労働基準法を破っているのは上の3点でした。
その他にも問題点はありましたが、特に自分が納得できなかった部分は未払いの残業代があることです。
ザックリ計算すると、働いた10年間の未払い残業代は、数百万円にもなりました。
未払い分には時効があるため、2年分しか貰えないことも分かり、怒りを覚えました。
10年間タダ働きをしていたこと、自分が無知過ぎて気がつかなったことに対して、色々な感情が湧いてきました。
会社に労働組合がなかったので、自分で直接話をしないといけないと思いました。
会社が言い逃れ出来ないように、まずは、証拠を集めはじめました。
給与明細とタイムカードの写しを用意し、残業代が未払いなことを確認したあと、最初に経理担当者に話を聞きに行きました。
その時に、スマートフォンのボイスレコーダーで録音ボタンを押して臨みました。
それが、結果的に大正解になりました。