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ツイフェミ対アンフェ 不毛な男叩き・女叩きバトル

みなさん、こんにちは。秋本枝央です。
わたしは令和フェミニズムというひとつの考え方を提唱し、情報発信しています。

令和フェミニズムでは女性の「特権主張」ではなく、女性が経済的・精神的に「自立すること」を勧めています。男女の違いを認め、相互理解を図るフェミニズムです。詳しくは、こちらの記事をご参照ください。

男叩き・女叩きという不毛な戦争

社会は男性と女性という、二つの性別によって成り立っています。社会の構成員である以上、仲良く手を取り合い、より良い未来に向かって歩みを進めるというのが本来の姿であると考えます。

しかしTwitter上においては、繰り返し男女のバトルが行われています。毎日毎日、よく飽きないものだなあと呆れてしまいます。こういった男女論争を繰り広げるのは、主にツイフェミとアンフェと呼ばれる層です。

ツイフェミとは・・・
Twitter上でフェミニズム的発言を行う女性を表すスラング。女性蔑視的な言動に敏感に反応し、時にはヒステリックに持論を展開する。男叩き、過剰に女性を持ち上げる論理展開が特徴的。企業の使用する萌えイラストに過剰に反応し、炎上騒ぎを起こすのが定番。

アンフェとは・・・
アンチフェミの、主に男性を指すスラング。ツイフェミと対の関係にある。ツイフェミの言動を揶揄する発言の他、女性全体を見下した発言が目立つ。いわゆる女体好きの女嫌い。フェミニストではない女性の発言も安易にフェミ認定するなど、女を叩きたいだけの人も多い。女性優遇に過剰に反応し、レディースデーや女性専用車両を毛嫌いしている。

男叩き・女叩き、定番のトピック

ツイフェミとアンフェは、常にどのようなことで言い争っているのでしょうか。よくある火種は、次のようなトピックです。

  • 奢り、奢られ論争

  • プレゼントの内容(ゴミを送るなという女 VS プレゼントは気持ちだ男)

  • 男/女の方が生きにくい

  • 生理について(女性の生理と男性の性欲を同列に置く男、女性の事情を知らないくせに生理の話題になるとしゃしゃり出てくる男とそれらと戦う女たち)

はっきり言ってどうでもいいことばかりです。一度バズった話題が何度も何度も不死鳥のようによみがえり、その度に決着がつくこともなく永遠に罵り合っているのですから呆れてしまいます。

生理に対する偏見が強い男性を見るとわたしもイラっとするところはありますが、こういった議論に参加する男性はそもそも「普通」ではないのですから、本気で構うのは時間の無駄だと言えます。

このような男叩き・女叩きはまったくもって生産性がなく、お互いへの偏見・ヘイトを高めるだけで、なにもいいことはありません。男女のどちらが優れているか、どちらが生きやすいかなど言い争ったところで意味はありません。大事なのは互いの違いを認め、ポジティブに補い合っていくことではないでしょうか?

必要なのは、女性が自分に自信を持つこと

不毛な議論に参加に、イライラするのは時間の無駄です。異性の悪いところにばかり目を向けていてはキリがありません。男と女はぜんぜん違うのですから、最終的には全否定するしかなくなってしまいます

すべての人がそうなってしまったら、社会は機能しませんよね。家族間でも憎み合うような、殺伐とした社会になってしまいます。目指すべきはそこではなく、やはり互いの違いを認め、サポートし合う社会が正しいとわたしは思うのです。

この点については、先日発売した書籍(電子書籍&紙の本)、『LGBTを疑おう!』の中でも述べています。

社会において女性が女性らしく、男性が男性らしく働くためには、まずは女性が本当の意味で自立する必要があると考えます。経済的にもそうですし、精神的にも自立してこそ、本当の自立だと言えると思います。

ネット上で男性のことを悪く言っているのに、経済面では男性に頼りっぱなしというのではおかしいですよね。男性のことを心から憎んでいるのに、生きて行くためにパパ活や風俗をしなければならない状況は、とても悲惨です。また本当は離婚したいのに経済能力がネックとなって、冷え切った夫婦関係を続けることも不幸です。

こういった女性の人生における不幸や生きにくさを一つでも減らすために、まずは女性が自分の力で経済力をつけ、自信を持って生きて行く必要があります。またそうできる社会こそが、いい社会だとわたしは思います。

「LGBTを疑おう!」の内容は?

著書『LGBTを疑おう!』は約8万字、紙の本で177ページあります。速い方だと1日で読めるボリュームですが、メディアの嘘や被害者ビジネス、慰安婦問題にまで言及した、非常に濃厚な内容となっております。

セクシャルマイノリティ当事者や、LGBT問題に関心のある方からも、好評の感想をいただいております。是非、ご注文くださいませ。

お値段は紙の本1210円、電子書籍790円、Kindle Unlimited加入の方は無料となっています。紙の本の場合、ご注文ごとに印刷をかけますのでご到着まで少々お時間をいただく場合があります。

メディアの垂れ流す「可哀想なLGBT当事者」というイメージは実は作られたものであり、実際は同性婚などには【反対】の保守的な当事者が多いことを、多くの人に知ってもらいたいというのがこの本の狙いの一つです。

この本にはメディアの嘘を伝え、聞こえのいい被害者ビジネスに騙されないでほしい、そういう願いが込められていますので、多くの人にとって気づきを与えることができれば幸いに思います。感想、レビューともにお待ちしております。


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