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エストニアのタリンにある建物の歴史

私がエストニアのタリンに着いてからもう4ヶ月がたとうとしています。タリン旧市街の古い街並みや、街中から少し離れた物語の中のような家々を観ることが好きになったので、このタリンにある建物の歴史について書こうと思います。

リンナハル

日本人がこのタリンの街に来る時、ほとんどの場合、フィンランドのヘルシンキから船でわたっています。

船着場からでてタリンの旧市街に向かう途中、右側に海があるはずですが見えません。そこにこのリンナハルという建物があるからです。旧市街に行く道から見るとまるで神殿のように見えます。

この建物に登ってみるとタリン湾を一望でき、行き交う船を見ることができます。


リンナハルから見たタリン湾とスペインの艦船

この建物はソビエト連邦時代の1980年、モスクワオリンピックのヨット競技を観戦する目的で作られました。建築からすでに40年以上が経っているため、半分は閉鎖されています。

建物が建てられたのはソビエト連邦時代ですが、設計したのはエストニア人でライナル・カウプとリェム・アンダーという人です。リンナハルはブルータリズム様式という建築スタイルです。

エストニアのタリンに行ったときはぜひリンナハルを登ってみてください。

次回は旧市街の中の教会に付いて書こうと思います。

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