ボイプラep7.ところでデュアルポジションって何だったんですか?
前回、ZOOMチームのパフォーマンスにテンションが上がって書きなぐったnoteをたくさんの方に読んでいただけて本当にうれしいです。ありがとうございます。
今回はデュアルポジションバトルの後半戦を終えて疑問に思うことが多かったので、つらつらと書いていこうと思います。特定の練習生やチームを下げるような意図はありませんし、あくまでデュアルポジションバトルという設定のあいまいさについて疑問を呈していますが、快く思わない方は読み進めないことをおすすめします。
はじめに
韓国のケーブルテレビ局であるMnetが手掛けるオーディション番組「BOYS PLANET」通称ボイプラ。
毎週木曜日に最新話が更新される、アイドルを夢見る練習生たちが奮闘する様子を応援するサバイバル番組です。日本ではABEMAから視聴できます。
3/16の最新の放送では3つのポジションに別れ行ったデュアルポジションバトルの後半組(8組)のステージが披露されました。加えて前週にステージを披露した4組と合わせて、それぞれのポジションでトップだったMnetの放送する音楽番組でステージを披露できるチームが発表されました。
↓全チームのパフォーマンス+練習生個人のパフォーマンスが見れます↓
デュアルポジションとは何か
今回のnoteのタイトルにもなっている通り、このデュアルポジションというのが今回波紋というか混乱を呼ぶなと思ったポイントでした。(もっと波紋というか、混乱というか、なんというか、みたいな映像もありましたけれども)
デュアルとは
デュアルの意味を調べると、調べるまでもなく想像通りの意味です。
ただし放送を見たみなさんは「え…デュアルって自分が思ってた意味と違うのかな」と思ったことでしょう。少なくともわたしは思いました。
ちなみにABEMAでもep6の番組概要欄に以下のように書かれていました。
3つのデュアルポジション
ラップ&ダンス(GANG/ZOOM/LAW/Rush Hour)
ボーカル&ダンス(Home/Love Killa/Feel Special/Butterfly)
ボーカル&ラップ(Man In Love/Not Spring,Love,or Cherry blossoms/Limousine/TOMBOY)
2つのポジションの間に&も入ってるしてっきりね、パフォーマンスする人全員がどちらもバランスよく魅せてくれると思っていたので、実際にパフォーマンスをみたら今見てるのってどのポジション?と戸惑ってしまったんですよね。
※ここから先はデュアルポジションという定義だけを踏まえての文章です。
※練習生のスキルやパフォーマンスに言及するものではありません。
実際のデュアルポジションの様子※個人の感想です
前半組
ラップ&ダンス
【GANG】と【ZOOM】チームはその名の通りのデュアルポジションをチームとしても、個人としてもバランスよく魅せてくれたと思います。
ボーカル&ダンス
【Home】ユンジョンウさんの目立つ歌唱パートが少ないものの下ハモをしていることもあり、概ねバランスが良かったと思います。
【Love Killa】2人がボーカル、2人がラップ。正直デュアルポジションとするには少々疑問あり。
まあ、それでも4組中3組はバランスの良いステージだったのでデュアルポジションってこんな感じね~!と納得して終えました。
後半組
ラップ&ダンス
【LAW】ダンスがめちゃめちゃかっこいいがダンスの比重が高すぎる。ラップとして成立しているのは2人くらいではないかという疑問あり。
【Rush Hour】ここも全員が踊って個人のラップパートあり。お疲れさまでした。
ボーカル&ダンス
【Feel Special】なんだかんだ(←)全員歌って踊ってます。その中でもウンギ大先生がこれがデュアルだ!というお手本を見せつけてくれています。お疲れさまでした、ありがとうございました。
【Butterfly】正直このポジションではここが一番、チームとしても個人としてもバランス良くデュアルポジションを魅せてくれたと思っています。
ボーカル&ラップ ※正直ここが一番なんだかなポジション
【Man In Love】ボーカル2人、ボーカルもラップもする人が2人
【Not Spring,Love,or Cherry blossoms】ボーカル2人、ボーカルもラップもする人が1人
【Limousine】このポジションでデュアルポジションをしたのはこのチームだけなのでは…?
【TOMBOY】ボーカル&ダンスが3人と全部やる人が1人。正直ボーカル&ダンスのデュアルポジションと言われたら、そうだよねと思える。
デュアルポジションバトルの結果
ラップ&ダンス 【LAW】
ボーカル&ダンス 【Love Killa】
ボーカル&ラップ 【TOMBOY】
上記の3チームが各ポジションで最上位となりました。
パフォーマンスの完成度とは別に、ステージを見ながら「このチームのポジションって何だっけ?」と確認するなどポジションの棲み分けが不明瞭。加えて最上位のチームを見ると「デュアルポジションやらなくてよかったじゃん」と思えてしまいました。※個人の感想です
デュアルポジションって何だったんですか?
分かりません!!!
が、あまり良い設定ではなかったなとわたしは思います。
大きく以下の2点に問題があったと考えます。
定義があいまい
選曲
1.定義があいまい
このデュアルポジションという定義そのものがあいまいだと思います。
・2つのポジションについてステージ上で魅せるのか
・制作の段階から踏まえて(振り付けや作詞など)の2つのポジションなのか
でもステージで披露してくれないとビハインドを知らなければ分からないしな、とか考えちゃいました。
ここをラップパートと呼ぶには力技すぎるのでは?みたいなところもあり、パート分けとしてはボーカルもラップも振り分けられているけど実際のステージではよく分からない、とかね。
デュアルのうちの片方のポジションしかしてなかったり、含まれていないポジションを披露していたり、とかね。
2.選曲
じゃあ、なんでそういうことが起きたのかというと課題にされている曲がそもそも微妙だという結論に至ります。曲が悪いのではなくこの曲でどうやってこの2つのポジションのスキルを見せるんだろう?ということです。だからこそ前述した力技パート分けや存在しないポジションの披露が出てくる気がします。
2つのポジションを見せやすい曲とそうでない曲が実際にあったのではないかなと思いますし、前述したとおり定義があいまいなので選曲そのものに各ポジションの軸みたいなものが無かったかもしれないですね。
Mnetくん、従来のポジションバトルからデュアルポジションバトルにしたのはプデュとの差別化したかったからで、デュアルに意味はないとか言ったら怒るよ…(ありそうだけど。オーディションの時点で個々のスキル分かってそうだし)
そんな疑心を抱きつつ、どうしていたらこのデュアルポジションがうまく機能したのでしょうか。
改善案
・ひとりひとりが2つのポジションを担当すると定義するのであれば、ステージでそれぞれを披露する時間を〇秒以上設ける
・編曲のベースを作成しておき、力技パート分けはやめる
とかですかね?そうしたらもっとデュアルポジションにした意義みたいなものを感じられた気がします。
最後に
デュアルポジションにしたことで、練習生の負担が大きかったのではないかなと思います。後半組のビハインドとかなんだか見ていて苦しかったですしね。サバイバル番組とはいえ、過度のストレスや負担を感じてほしい訳ではないので。(鯖番を消費しておいて何言ってんだって感じですが)
デュアルポジションと銘打って結果について話題になるのはMnetくんの思うつぼな気もするけど、デュアルポジションを高い水準で消化したチームが前半に放送された気もするけど(それならButterflyチームも前半にしてほしかったー)、なんかもっと他の思惑がありそうだけど、こんなに考えるなんてしっかりハマって観てるなーって感じです。
3/23(木)には今いる練習生がまた減ってしまうと思うと寂しいですね…
おしまい!
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