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「カンテラロボ」製作ガイド続き…
はい。「カンテラロボ」制作の続きでございます。
大きな気泡を埋めたあとは一旦サフ吹きをして状態を確認します。
サフ吹きもそうだけど、各部品の保持が大事ですね~。完成後に見えずに、作業時には確実に保持出来る。そこそこ頭を使うところであります。
今回だと発光部に取り付けるラッパみたいな部品(取説の部品番号6)が、ちょっと悩みますね。そこで下の図を。
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上図の位置にこの角度で保持用の真ちゅう線を刺す穴をあけます。
さすがに直径1mmの軸では太いので、私は0.6mmの真ちゅう線を使っています。
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更にラッパ部品は取り付け部が収縮でゆるくなっている場合がありますので、内側にプラペーパーを接着して調整しています。
そして全体にサフ吹き。
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お~大体イイ感じです。脚のスネにあたる部分に段差が残っていたのでプラパテ(タミヤ製)で修正。それぐらいで大丈夫そうです。
で、ここから表面にテクスチャーをつけるのですが、仕上げ方によってはここからの工程はせずに塗装に移っちゃってもいいですね。
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溶きパテは由緒正しい「タミヤパテ」をラッカー塗料薄め液で溶いて使ってます。ま、ここら辺は慣れたやり方でどうぞ。
筆はバサバサになって使えなくなった使い古しの筆を短く切って使ってます。
写真は分かりやすくプラ板に試してますよ。
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そして一度サフェーサーを吹きます。ちょっと厚めでもいいぐらい。
この段階で良く乾かしましょう。
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良く乾かした後は表面をペーパーがけして表面を少し押さえます。
ここらへんの具合はやってみて。ってところが大きいです…
ひとつアドバイスとしては自分でやってみて「まだ足りないな…」ぐらいが丁度いい。ってことです。
ウェザリングとかやってると楽しくなってきて、大体やりすぎちゃうんですよね~。
なので「まだ足りないな…」がいいと思うんです。
今回は溶きパテのテクスチャー付けを、場所を選んで行っています。
すそ部品(部品番号5)の底側になるところ、腕部品(部品番号7,8)の内側面などのメカニカルなディテールの部分は、溶きパテを付けていません。
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そんな感じで溶きパテのテクスチャーを施していきます。
あ、一部黒になっているところはですね~
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はい。本体の内側、LED電子基板が入るところに光漏れ対策としてMr.カラーのシルバー(8)を吹き付けます。
どうせ見えなくなるので、とにかくしっかり吹きます。
試してみたらこれだけでも十分光漏れ対策は出来ています。が、念の為にMr.カラーのブラック(2)を重ねて塗ると安心です。
ここらへんの塗料は別に似た色ならなんでも大丈夫だと思います。
アクリル系とかは試したことないのでちょっと分かりませんが。
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んで、塗装前の段階になりました。
あ、ラッパ部品の内側にもついでにブラックを吹いておきました。(あとでメタリックを吹こうかなぁと考えていたもので)
ここでどんな色にするか考えておきましょう♪
ヨゴシ塗装をするなら明るめの色(明度の高い色)を選びます。そのほうがヨゴシが目立って際立ちますよ。
ではまた。