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【着床前診断・PGT-SR】次男くん妊娠②(海外編)

こんにちは、次の妊娠に向けてPGT-SRを検討しているPokkoです。

なぜPGT-SRを検討しているのかをお話するのにあたり、
35w2dで誕生日も4時間後にお空に還った次男くん👼の妊娠期間のお話をさせてください。

次男くん妊娠時、私たち家族は夫の仕事の関係で海外の国に住んでいました。
有名な都市ではなく田舎の方で、地名を言っても知っている日本の方はほとんどいない場所です。

今回は8w〜13wの妊娠3〜4ヶ月の頃について書きます。


◎8w

この日も無事赤ちゃんの心拍が確認できました。
しかし、7wでもうひとつ見つかった胎嚢は大きくなっていなくて心拍も確認できず。引き続き様子見になりました。

◎9w

赤ちゃんは雪だるま☃みたいな形に大きくなっていて、グンっと人っぽく成長してくれていました。
やはりもうひとつの胎嚢は成長せず、この子については流産ということになりました。
バニシングツインと言われますが、双子の片方が初期に子宮内で亡くなった場合、子宮に吸収されて見えなくなります。多くの場合生きているもう一方の子には影響は無いと言われているそうです。

◎12w

このくらいの時期から次男くんの染色体異常のサインはエコーで見えてきていました。
しかし、なかなか気づいてあげられることができていませんでした。。

日本では赤ちゃんに先天性疾患の疾患が無いかなどじっくりと時間をかけてエコーする検査を中期の20週頃に行います。

しかし、私が滞在していた国では初期スクリーニングが一般的なようで、この日特に何も言われないまま勝手に?スクリーニング検査が行われました。

この日は1時間半くらいかけてじっくり確認され、結果鼻骨と心臓の部屋が4つあることが確認できないので、また翌週に検査となりました。
2人目の妊娠なのに全く知識が無かったのですが、ダウン症の場合鼻骨が形成されないことがあり、鼻骨の有無が判断材料になるそうです。

まぁ来週よく見れば大丈夫っしょ〜と軽く思いこの日は終了しました。

◎13w

引き続き初期スクリーニング検査。
この日は鼻骨はしっかり確認できたのですが、いろいろ不安要素が見つかりました。

・臍帯動脈が1本しかない
 赤ちゃんのお臍から胎盤に繋がる臍帯動脈は、本来は2本あります。しかし、1本しか確認できませんでした。
 お医者さんからは、13トリソミーや18トリソミーの可能性もあるので※NIPTを勧められました。

・心臓の部屋が3つしかない
 ご存知の通り心臓の部屋は4つあるわけですが、3つしか確認できませんでした。

・赤ちゃんのお腹から心臓に繋がる静脈が見えない

かなり不安になる指摘ではあったのですが、言うても海外の病院、日本でしっかり見てもらえば確実なことがわかるはず。
2週間後に日本に完全帰国が決まっていたので、NIPTはせず、帰国後家の近所にある大きな大学病院の分院に初診に行きました。

※NIPTとは


◎海外での初期スクリーニングやNIPTについて

私がいた国だけでなく、他にも初期スクリーニングやNIPTを積極的に行う国は多いようです。
金額と海外ではかなり違うようです。
日本で初期スクリーニングをする場合は2万円前後、NIPTは種類にもよりますが5〜20万円程かかります。
海外での一般的な費用はわからないのですが、私の病院での費用は、初期スクリーニング検査が6000円、NIPTは1万円でした。
日本では命の選別に繋がるという理由でこれらの検査を積極的に医師が勧めることはあまり無い印象です。
私の通っていた病院で医師に教えてもらったのですが、海外で積極的に行われている理由は、日本のように福祉が充実していないからだそうです。先天性疾患や染色体異常を持った子どもが産まれた場合それをサポートできる環境がないため、親に事前に判断する機会を与えているのだそうです。

海外でのNIPTについて記載されているページを見つけたのでリンクを貼っておきます。
中絶可能期間なども日本と異なっていて、妊婦ファーストの国が多い印象を受けました。


次回からは16〜20w(5〜6ヶ月)日本に帰国してからのお話を書きます。
今回も読んでいただきありがとうございました🙇

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