【恋愛】007 恋愛は違いを認め合う関係
恋愛は、お互いの違いを認め合っていけないと長続きはできないと思う。
恋愛の初期段階は、お互いが相手に気を遣い、
お互いが相手に嫌われないようにと自分を偽り、
お互いが新鮮であり、二人とも燃え上がるだろう。
メールやラインのやりとりも多いだろう。
逢う頻度も多いだろう。
逢った時に交わす言葉も情熱的だろう。
逢った時に感じる喜びも大きいだろう。
恋愛で、一番良い時期だと感じる人も多いかもしれない。
しかし、この状態がずっと続かないのが恋愛。
長くは続かない事など、恋愛した人間なら、皆、知っているはずだ。
人の気持ちというのは、日々変化しており、同じ状態がずっと続く事などありえない。
あえなく恋愛の初期段階が終わりを告げる。
ここからが本当の恋愛の始まりかもしれない。
初期段階から我慢をしていた部分が、我慢も出来なくなり、
お互いの地が出始めてきて、お互いが相手に対してストレスを感じてくる。
なぜなら、お互い『相手との違い』を認識してくるからだ。
価値観からくる物事の捉え方や言動の違いは、育ってきた環境も違うし、
今まで経験してきた事も違うため、相手と違ってこそ自然である。
人は、誰一人として同じ人はいない。
想いも人それぞれであり自分の思った通りの人などいないはずだ。
しかし、人は、どうしても相手を自分の枠にはめたがる傾向にある。
その諸悪の根源は『自分の中に築き上げられた価値観』。
自分の価値観に合わないからと相手を否定するのではなく、
そういう考え方もあるんだと受け入れられるようになれないと
自分で自分の人生を幸せな道から遠ざけているように思う。
但し、努力して受け入れられるものではないから、
せめて、自分の価値観を絶えず見直せるように心掛けていたいものだ。
相手の嫌な一面を、相手の良い一面で補えて、
自分のストレスが許容範囲内であればそれで良いと思う。
お互いがお互いの違いを認め合い、自然と受け入れられる事が出来たのなら、
心に平和が訪れお互い信頼出来るようになれると思う。
この信頼こそが安心をもたらし愛を芽生えさえるのではないだろうか。
この状態こそが、恋愛の真の喜びではないだろうか。
相手の言動で一喜一憂している世界から、
お互いの違いを受け入れて、
恋愛の真の喜びを感じられる世界へ。。。
恋愛の相性は体だけではない。
心の相性もある。
むしろ、
心の相性の方がより大切ではないだろうか。