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コーカサスから中東へのバイク旅行 (その85)

2023/10/22  (その1)

昨日の夜は気温が1けた台に下がっているようで、少し肌寒かった
久しぶりに、タイツとダウンを着込んだ
9時出発
今日は水スレイマニヤの市内観光と110km離れたキルクークへの移動
2つの博物館を鑑賞してインド料理店で食事をしてからキルクークへ出発する

最初の博物館は戦争博物館
中庭に使用していた車両が展示してあって、兵器大好きだった子供の頃を思い出し少しワクワクしながら最初遠慮がちに写真だけ撮っていたら後から現地人の若い男の2人組が来てT-72戦車によじ登ったりして記念撮影をしていた
それ良いの?
じゃあと自分も戦車の上に登ったりして写真を撮った
敷地は結構広く、何棟もの建物に分かれてなかなか見所が多い
展示してあるものは戦争犠牲者の名前や写真
イラク軍との戦闘の犠牲者から今のISとの戦闘犠牲者、戦争後の地雷の犠牲者など
クルディスタン自治政府の軍事組織ペシュメルガの女性兵士や被災者の写真も女性や子供等を前面に押し出して意図がバレバレなのは仕方がないのかな〜
他はISが占領地域で発行していた切手や通貨など興味深い展示もある
見ごたえはあったが建物が多すぎて後半大きな建物に半分はタイヤチューブを使った拙いオブジェ、もう半分には何もない建物もあってまだ頑張りたいけどここで力尽きた感が出てしまっている
がんばれクルディスタン政府

2軒目は考古学博物館
こちらもまだ工事が終わっていないような博物館で、少し片付いていないところもあったが展示物はかなり大きな部屋1部屋に収められていて、展示物もそれなりに充実している
結構時間を潰せた

インド料理店に到着
店に入りメニューを見せてもらう
ややや!値段設定が結構高め
クルディスタンの物価的に値段が安いんではないのかと期待をしてきてみたがあてが外れた
日本のインドカレー屋といい勝負の値段
しかし今日はちょっと贅沢してもいいかなと言う気持ちできたのでほうれん草のチキンカレーを注文しようとすると別の料理を進めてくる
こちらの方がスパイシーだのなんだの言ってほうれん草カレーを注文させないようにしてくるので面倒になって安いエックカレーとガーリックブレッドを注文する
料理が来るまでの間店のマネージャーと話をする自分の乗ってきたバイクに気がついていて色々と話しかけてくる
出身はオリッサ州のプリーらしく、自分がプリーは3回ほど訪れたと言うと嬉しそうだ
ここで仕事をするようになってそれほど経っていないらしく、クルドの人間は味がわからないとかここの食事はあまり美味しくないとか言っているがそれは多分ここの値段が問題なのでは?と思いつつ話が盛り上がる
料理が来て食べると久しぶりのカレーはやはりうまかった
しかし一緒に注文したガーリックブレッドはナンの様に大きくてボリュームのあるものが来ると思っていたが、想像と違って薄めのパンが来て明らかにカレーが余ってしまう
パンを追加で注文しようと思ったらプリーを進めるので2枚追加注文
て言うか、ここのマネージャー自分たちの都合の良いものばかり注文させようとするなぁ
いかんよ、そんなことじゃ
お客様は神様ですぞ
料金はサービス料も込みで日本円で1200円ほど
安いエッグカレーでこの値段ではチキンカレーなんか頼んだら2000円近く掛かる
さすがに一食2000円はきつい
現地人もこの値段ではおいそれとは来られないだろう
この店の行く末が心配だ、、、勝手に心配すんなって?、、、ですよね〜😝

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