コーカサスから中東へのバイク旅行 (その97)
2023/10/31
こんにちは、迷惑系貧乏旅行者のヨシです
今日はティクリート観光をしてサマーラに向かうのに、尊敬するサッダームが潜伏していた街を通って行こうと思います
イラクの人々にとっても賛否両論
サダムの時代のが良かったという人もいれば、今の方が断然良いという人もいる
そんなセンシティブなところにいて大丈夫かしら?
というか、外国人が通れるかどうか知らんけど
パッキングを済ませて10時に行動開始
川向に遺跡のような廃墟が点在している
米軍の攻撃によって破壊されていたものかな?
地図には、城であったり教会であったりするようだが橋を渡って、その近くを探してみても、入り口らしきものはなく、立ち入り禁止になっているようだ
Google マップで城についてのコメントがあったので、読んでみると、サラーフッディーンの生まれ育った城だったらしい😳
て事は、中世ヨーロッパの十字軍を破り撤退させた伝説の英雄サラディンの生まれた城でした
残念ながら、今は廃墟
ほんとアメリカろくなことしをしない
冗談抜きでやばいんで、今揉めているイスラエルの問題に余計な茶々を入れて引っ掻き回さないでくれよ
アメリカやイギリスが余計なことを余計な事をするせいで、年々旅行がしづらくなってしょうがない
市内をゆっくり走って面白そうなものを探すが特になく、大きなミナレットが立っているので期待して向かったモスクは現在改装中で使われていないみたいだ
Googleマップをチェックしてみても、特に興味を惹かれるものもなく、モスク近くのレストランでチキンライスの定食を食べる
そのレストランで食べたチキン定食は、今まで食べたものよりも美味しかった
食事を終えて、そこからダウルを目指し出発
ティクリートの街はチグリス川の西側にできていて、幹線道路も西側を通っている
これから目指すダウルは、それに並走するように、チグリス川に沿って東側を通る道沿いにある
昨日泊まった橋を渡ってすぐのところにあるチェックポストで止められた際に、外国人旅行者がダウズを訪れる事は問題ないか聞いたが特に問題はないらしいのでそのままダウルに向かう
そろそろダウズに到着すると言うところで、例のごとくチェックポスト
いつもより長めに待たされた後やってきた黒い戦闘服の軍人(民兵?)に仙道させて、街を通り抜ける
なので停止できずに写真を撮ることもできなかった
街の出口のチェックポストで先導は終わって解放された
やはり、何かしら問題があるようで、外国人をフリーで街に入れるわけにはいかないようだ
仕方がない
このまま先へ進もう
おや?
南のほうに、何やら大きな塔が立っているのが見える
解放された街の南のチェックポストを出発してすぐにそれは見えて近づいてくると形が確認できて、それはサマーラで観光に訪れる予定の螺旋ミナレットじゃないか?
しかし、あらかじめ調べた場所と全然違い、それはダウルの街の南10kmちょっとのところにあり、サマーラからは20km
おかしいなぁと思いながらも、そこへ向かう
道をはずれて、その遺跡は200メートルほどのところにあり、車が通ることで出来た道を通って遺跡に到着
せっかくなので遺跡観光
皆、デットの頂上まで登ってみる
転落防止のための設備が何もついてない螺旋の足場を上っていく
結構怖い
上り始めは1.5メーターほどの幅がある足場も上に登るに従い、どんどん狭くなり頂上付近では70から80センチ位の幅しかない
強風とか吹かれたら落ちるかも
頂上で一服して、周りの風景を写真に収め塔を降りる
何の施設だったのかわからないが、かなりの大きさの遺跡で外の外壁と内側にも22壁が残っていて、その中にバイクで乗り込んでも良さそうなので入ってみる
遺跡は、人は居ないので管理されていないように思えるが特にゴミが沢山落ちてるような事もなかった
遺跡を後にしてサマーラへ
すぐに到着
遠くからも確認できたが、街の入り口のすぐ近くに大きな螺旋ミナレットがあった
なるほどこちらが本物か
先程のミナレットよりも、数倍大きな螺旋ミナレットが建っている
しかし、もう時間は16:00
間強、明日に指定キャンプする場所を探さなければ
街の入り口のチェックポストでパスポートチェックとこれからどうするのか聞かれたので、川の近くでキャンプできる場所がないか聞くと、何やら上官と話をして帰ってきた答えが、サマーラの街の中に泊まる事は許可できないと言われる
そしてその上官の先導で街を出てチグリス川を渡った西の幹線道路のチェックポストまでほぼ強制的に移動しなければいけなかった
そこで解放され、南を指差してここをまっすぐ行けばバクダットに行けると教えてくれた
、、、うん、知ってる
体よく町を追い出されてしまったが、どこか良いキャンプ場所はないだろうか?
街を通り抜けてきたなぁ。少し雰囲気が良くないように感じた
詳しくは教えて貰えなかったが街に泊まれない事情ってなんだろうか?
川のそばでキャンプをするにしても、町の近くは避けた方が良いかもしれない
途中マーケットで食料品と飲み物を買い、とりあえず南に下る
これからどうしよう
サマーラの観光はパスして今日はどこかでキャンプしたらそのまま南のラマディと言う街を目指そうか考えていた
ラマディはスレイマニヤのアリーに薦められた町だ
、、、などと考えながら市街を抜け、民家がほとんど無くなった場所で川向に渡れる横道を発見
どこか人目を避けてテントが張れる場所が見つかるかもしれないと思い、そちらに入っていく
くぁqせdrftgyふじこlpー、、、、、、
、、、、、、、、、、
ん?
どうやら気を失っていたようだ
気がつくと、幹線道路からサマーラへ入る入り口に居た
不思議なこともあるものだ
アブダクションされてしまったかな?
そこは街の入り口のチェックポストで、そのすぐ横にある緑地帯の芝生の上でテントを張っていた
チェックポストの兵士達は親切で横に建っている宿舎のトイレシャワーを使わせてもらい洗濯機まで使用させてくれた
夕食ももらって何の不自由もなくチェックポストの横と言う安全な環境で安心して就寝
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?