バルカン半島から中央アジアへの旅行 (その63)
9月11日
昨日の天気と違い快晴
夜半から急に気温が冷え込んできて夜露がすごくテントがびっしょりになった
昨日の夕方の嵐のような雨と風は低気圧が通り過ぎたのだろう
明日はトランジットビザの受け取り
今日は何もやることがないので、キャンプ地でごろごろ飲んだくれて過ごそうと思う
端的に言って至福すぎるりるり
でも気分が向いたら日記をまとめなきゃ
去年の旅行日記も未完のままなので、そっちもどうにかしなければ
でも日本に帰国した後は、どうしても日記をまとめる気にならないのはなぜだろう?
飽きっぽすぎるのかな?
江口寿史?江川達也?
どっちも苗字に江がついてるじゃねーか⁉︎
やはり物事を最後までやり遂げることができない運命の下に生まれているようだ
でも、日露戦争物語は最後まで書いて欲しかったよ、達也
あと、ベルセルクの三浦画伯の早世は非常に悔やまれる
漫画界の最高傑作が未完で終わってしまった
誰でもいいわけではないが、続きを書いてくれ
9月12日
長かったビザ待ちも今日で終わり、朝からのんびりと出発準備
朝日に当てたテントが乾くのを待って9時半出発
幹線道路沿いのマーケットのWi-Fiで少しメールをチェックしてエレバンに向けて出発
せっかくなので、走ったことのないルートを走る事にする
2500mのArayiler山の北を回り込むH-4を走ってエレバンへ
11時過ぎにエレバンに到着
ビザの受け取りの15時まで時間があるのでPetakと言うショッピングモールでガスカートリッジを探したが、キャンピングガスは無し
CB缶が売っていたが900ドラム=¥330もしていてトビリシの方が安かった
折りたたみ式の小ぶりのナイフが安かったので、600ドラムで購入
その後GUM Marketでオリーブを買ってロシア大使館へ向かう
1時間以上時間が空いていたので、大使館と闘牛を挟んだ。大きな公園で時間をつぶし、15時に大使館でビザ及びパスポートを受け取る
たくさんの人が待っていたが、ビザの受け取りは5人ぐらいでそれほど待たされることもなく20分ほどで受け取ることができた
長かったトランジットビザ取得のミッションも完了
こちらの要望通り、6日間のトランジットが認められた
カザフスタンとキルギスはビザは必要ないのでこれで決めていた予定通り中央アジアへの道は開けたことになる
ちょっとうれしい
エレバンの市内を抜けて一路、北東のセヴァン湖方面に向かう
セヴァン湖の西のお馴染みのフードコートで夕食を取るために立ち寄る
相変わらず、このフードコートはいつも人でいっぱいだ
お目当ては、セヴァン湖名物の魚のバーベキュー
シグと言う臭みのない食べやすいマス科の魚のバーベキューとよく冷えた飲み物で夕食を済まして17時半出発
今日はどこに泊まるのか迷ったのだが、国境の近くまで行けば、ジョージアの電波を拾ってネットができるはずなので遅くなってもいいから国境まで走ってしまおうと決める
国境近くのiOverranderで見つけたキャンプポイントに到着したのは、22時
ジョージアの電波も何とか届いてテントの中でネットをチェックしていたが、30分もしないうちに眠くなって寝落ちしてしまった
本日の走行距離289km