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バルカン半島から中央アジアへの旅行 (その28)

8月5日 (その1)

早朝2時ごろトイレで目が覚める
その後、コーヒーを沸かして飲む
こういう時に、ガスストーブはとても便利
作りのちゃちさから舐めていたが久しぶりにガスストーブを使うとその手軽さ、静粛性は夏場のキャンプで充分実力を発揮してくれる
あと、なんといっても超弱火でも使えて、今までのSOTOのストーブでは、全く弱火が使えなかったのでよく吹きこぼしたりしていたのだがこのガスストーブならコーヒーを飲むのにも、わざわざ鍋を用意せずシェラカップでコーヒーを沸かしたりできる
無駄に火力の強いガソリンストーブで調理するよりも、断然燃料を節約しながら調理可能
短所としては強風の時や気温が低い時や場所ではあまり使い物にならないけれど
数日間使ってみると、ガス漏れも特になくパスタ等を作っても何日も使用可能
途中で寄ったコンビニとスーパーを合体させたようなスーパーマーケットKipperでも普通に売っていて、アルバニアではカートリッジが1つ1ユーロだったが、アルバニアでは100円ほどで手に入る
旧共産圏ではこのカートリッジはポピュラーなようでカートリッジが無くなったときに、探し回る心配もあまりなさそうだし、コストの面でもこのガスストーブの方が安く済みそう
あと、マケドニアのスーパーのカートリッジには、商品名が書いてあって思い出したが、そうそう、この手のガス管はキャンピングガスという名前で日本でも売っていたんだった

皆寝静まっているので、できるだけ音を立てないようにしながら昨日の出来事を日記にまとめる
昨日は久しぶりにしこたまお酒を飲んだ
ラキヤ、ビール、マスティカというアブサンと同種の酒
料理もおいしかった
ミテさんが作ってくれた。鶏肉とチーズを使って作られたソーセージをカリッとするまであげたものもおいしかったし、ソフィアさんが作ってくれたじゃがいものサラダ、ショプスカもおいしかった
夕方みんなで話をしていたときに、自分がブルガリアのショップスカが好きだと言う話を聞いて、マケドニア風のショプスカを作ってくれたのだ
隣の別荘で休暇中のミテさんの友人夫婦ミルチョとヴェアリツァさんも加わって楽しい夜を過ごした

疲れもあって、自分は22時過ぎに途中で休ませてもらった
ミテさん達はトピックについては分からないが議論が白熱していた
自分はテントに戻って、すぐに眠りに落ちてしまったので彼らが何時まで飲んでいたのかは知らない

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