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きりたんぽFM「子育てアキラ」第五回鹿角CS開催に向けて

きりたんぽFM「子育てアキラ」presents第五回鹿角CSが今週末開催される。

開催にあたって、これまでそれほど言ってこなかったことを書いてもいいかもしれないと思い、これを記している。

大会ステートメントとでもいうのであろうか。アーティストが、作品のそばに記すように、書いてみたいと思う。もちろん、以下の文章は鹿角CSのすべてを明らかにするものでもないし、以下の記された可能性以外のものを否認するものでもない。

鹿角CSは、ヒメグマ杯を引き継ぎ、発足した。
ヒメグマ杯は、2023年4月に開催され、はるn選手(当時は無所属)が招待選手として参加された。以降、Bo3など形式にはとらわれないながらも、レギュレーションはスタンダードにかぎり大会とガンスリンガー形式の交流会の運営を行ってきた。そして、第三回鹿角CSでは、イタガキタクト選手(当時は無所属)に、そして今回きりたんぽFM「子育てアキラ」presents 第五回鹿角CSには、プレイジムTOKYO所属のイタガキタクト選手とCard Rush pros所属だんのうら選手に参加いただいている。
当時から、理念は変わっていない。私たちが目指すものの一つは、カードゲームを通した人と人や街と街との結びつきだ。
カードゲームは卓につけば真剣勝負と言われる。自分が必死に考えた構築と
鍛えたプレイングが、運命のいたずらによって崩れ去るところを何度も私たちは経験してきたはずだ。

そして、このような緊張感に脳を焼かれてきた。僕は、そのような絶望と喜びを享受する者のなかにカードゲームとして運命を共にしているという共通の感覚があるように思える。カードゲームという真剣勝負において、互いに分かち合う苦しみと喜びこそが互いへのリスペクトへと繋がっていくのではないかと考えている。そして、それは相手をより知ろうという原動力に繋がり、人と人が繋がれば、人の往来が増え、街と街が繋がっていく。

そもそも、私がポケモンカードを始めたころは、「鹿角」という文字がポケモンカードの公式ホームページに載っておらず、雪のなか隣町の大館に1時間以上車で移動しなければポケモンカードのイベントに参加できなかった(そのお店こそ、カードショップアビスさんであり、いつも物品提供をいただいており、お世話になっている)。そのような状況下で、ポケモンカードの公認資格を取得し、ヒメグマ杯や鹿角CSを運営してきた(資格の有無は大会運営のための条件ではない)。

人と人とが行き交い、街と街とが繋がっていくための交易の場、道の駅での開催にこだわっている大きな理由の一つである。鹿角CSという窓口から何かどこかへと繋がっていくようなことがあれば、この上ない喜びである。

片山嵐大郎



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