「一覧書き写し」マニア
世の中、文字を書いて生きている人はたくさんいます。
ライターとして働く人でも、ブログ・SNS、解説・ニュース・エッセイ・シナリオ・マニュアル…とか。デザイン、書道、日記…
媒体や内容、仕事でも趣味でもさまざまでしょう。
私も書く行為そのものが好きで、幼いときから習字を十数年続けていました。ですが、今回記すのはそういうことではありません。
突然ですが…CDアルバムにトラック一覧ってあるじゃないですか。最近でいうならプレイリストか。
曲名とトラック番号が書かれていて、これを見て好きな曲を再生して楽しむと。
小学一年の私は、これを書き写すのが好きでした。
何度も何度もチラシの裏に書いていました。放課後は外に遊びに行くのではなく、家で黙々と書く。
…もちろん周りの友達には理解されませんが、自分でも何で書くのかよくわかりませんでした。でも楽しかったんです。
あと…これも書いてた。
何かって?ドンキーコングのイラストじゃないよ、「書」いてたんだから。
ステージの名前を、ひたすら書いてた。
何かわからないけど、一覧を書くのが好きだった。
ポケモン図鑑とか、たまらんね。図鑑No.001 フシギダネから順番にノートを埋め尽くすという。
手書きあるあるとしては、No.201の次を210って書いてしまって、ページを埋め尽くしたときに気づいて番号を振りなおすのがダルかった。
200がムウマで、201がアンノーンっていうの覚えてる。アンノーンのフォルム28種類だから、201を28回書いてたのも覚えてる。
ドラゴンボールの1話ごとのタイトルで、其之▢「孫悟空、強し!」って同じのが2回出てくるのも覚えてる。どっちの悟空も少年だったかな。
…こんなの暗記できても何の特技にもならんかったし、結構な恥ずかしさまであったけど。しいていえば丁寧に書くクセがついたり、罫線のないノートでも文字をきれいに揃えられるようになったりした。
「湖」とか、習いたては「シ古月」になりがちだけど、ちゃんと一マスにおさめられたし。
それにしても、この一覧を書きたくなる衝動は何なのか。
要素の一覧情報を俯瞰してながめるのが好きなのか。
大半の人がやらないしやりたくもないことを、自分はスキ好んでやってしまう。できるなら、何か生産性あるものにしたいなあ。
Excel使えば編集も便利!
……つくづく変態だとおもう。