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Aqours 5th LoveLive! 〜Next SPARKLING!!〜を見届けて思うこと

 去る6月8日・9日にメットライフドームで開催された、Aqours 5th LoveLive! 〜Next SPARKLING!!〜に参加してきましたので、その感想といいますか、観て思ったことなど少し書いていきます。ライブといえばラブライブ!というコンテンツの醍醐味でもありますから、私自身参加して相当楽しんでいるというのもあり、あまり冷静に観られていないのでざっくりなものになりますがご容赦を。一応曲ごとに振り返ってはいきますが、細かい部分まではあまり観られていないので、その辺りは他の方の感想を読むほうが良いかもしれません。トップ画像は何かって?見ればわかるでしょう、埼玉の伝統的な昼ごはんです。埼玉や東京に行ったらぎょうざの満洲なわけですよ。大阪にもあるけれど。皆さんよろしくお願いします。

1.僕らの走ってきた道は…
 今回は当然「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」をもとに構成されたライブになるわけですが、映画の映像を入れてからそのまま始めるのは少し驚きました。1stライブや3rdライブの時と異なりますね。アジアツアーでフィルムコンサートなんていう挑戦もありましたが、それに近いかもしれません。また、これまでのライブでは最初は必ず9人で登場していたわけですが、この曲からということで6人での登場でした。そして映画同様に2番から3年生3人が加わっていくというもの。今まではTVアニメの展開を踏まえつつも現実でのライブとして構成されていたという印象だったのですが、今回はかなり映画の方に寄せてきたのでしょうか。曲が終わって映画のタイトルが出るタイミングでライブタイトルを出すあたりも、映画の追体験という感じでした。
 この曲の衣装、学年ごとに少しずつ異なるのが良いですよね。3年生の前を閉じたベストにネクタイなど大人っぽいデザイン好きです。諏訪さんの月の髪飾りに触れていたのも嬉しいですね。また、伊波さんの帽子に書いてある文字が「Friends」だと確認できたのも個人的にありがたいポイントでした。

2.スリリング・ワンウェイ
 2曲目にいきなりこれを持ってくるのかという曲。1曲目からの走る流れをさらに加速させ、5thライブを一気に駆け抜けていくぞというところでしょうか。ファンの空気だけではなく、会場が物理的に爆発的に温まりますね…(ステージ演出の火柱の話)。新しいAqoursになっても止まることなんてできない、そんなストーリーと歌詞がよく合っているなと感じました。

3.青空Jumping Heart
 MCまでの3曲はどれも走ることが共通した曲です。Aqoursの9人が未来へと走ってきたことを、その道のりを感じます。私がTVアニメを観はじめた際に一気に持っていかれた思い出深い曲だけに、ストーリーが映画まで進むなかでもこの曲がライブで観られるというのが本当に嬉しいですね。

4.SKY JOURNEY
 ここで一度MCを挟み、なんだかカッコいい黒のジャケットを着て登場。全体的な構成としてMCが少なめでしたが、その分ゆっくりと披露できたのも「僕らの走ってきた道は…」の衣装だけでしたね。Blu-ray発売されたらきちんと確認したいな…。

5.Daydream Warrior
 続いても衣装と合わせたクールな曲。実はナンバリングライブでは2ndライブ以来やっていない曲で、ファンミーティングなど含めても最近は披露する機会があまりなかったようなので、観るのは久しぶりという人も多かったのではないでしょうか。

幕間アニメ1
 3rdライブ以来の幕間アニメです。いつも通りですね。1日目は鞠莉のフィアンセオーディション、2日目は鞠莉のフィアンセの座を巡る1年生の争いと、劇場本編にも少しだけ(たぶん少しだけ)絡めた話でした。2日目のオチが過去最高に酷かったですね(褒め言葉)。

6.逃走迷走メビウスループ
 私の時代が来ました。ええ、来たんです。もうこのドレス姿ですよ…「G線上のシンデレラ」のものとは少し違うのですが、それぞれのイメージカラーのドレス本当に良いんですよって映画初めて観たときから言ってます。振り付けも良いのですが、特に「Oh yeah 気がついたんだ」のところの小宮さんですよねえ…。はあダイヤちゃん。
 初日はアリーナの真ん中左手だったのですが、2番くらいからステージ左端でやっていたのであまり見えなかったのが残念…構成の都合上仕方ないのですが。これも映像が出たら要確認ですね。

7.予測不可能Driving!
 おお、ステージの端になにかあるぞと思ったら来ましたよ。いつものゴンドラではなく、今回はなんと車がご用意されていました。本当にドライブしとる…。こういう凝ったセット好きです。2日目のスタンドからはまあまあ見えたのですが、車のナンバーは「MA 163 RY」だった気がするんですが合っていますかね?
 3年生のみ学年曲は2曲でした、とてもとてもありがたい…。どちらも自由な未来に憧れる3人らしい曲で本当に良いですね。何より、直近で鈴木さんや小宮さんが欠けていたステージがあった中で、3人がこんな楽しい曲を一緒に披露しているということが素敵で嬉しいことだなと感じます。

8.Marine Border Parasol
 続いて2年生の学年曲。こちらもそれぞれのイメージカラーのポップな衣装と、パラソルを使った振り付けが本当に素敵で印象的でした。出会った喜びを歌うこの曲、歌詞が本当に良くて泣きそうになりましたね…。セリフの部分とかずるいと思うんですよ。ライブ全体の中でも、見ごたえがかなりある曲だなと感じました。

9.ハジマリロード
 いやー、壊れましたね。脳みそどっかに置いてきました。このライブの中でも一番声を出して跳んだ曲でした。楽しくて楽しくて楽しくて仕方ないんですよ。初めて曲を聴いた時点でかなり盛り上がる曲だろうと予想はしていましたが、その予想以上でしたね…。「Waku-Waku-Week!」もですが、まさに高槻さん・降幡さん・小林さんの3人だからこそできる曲…最高でした。

10.Hop? Stop? Nonstop!
 映画の映像を挟み、続いてはこの曲。以前私服衣装での再現をしてくれればと書いたのですが、さすがにそこまではなかったですね。とはいえ「MY舞☆TONIGHT」のように後の披露で衣装が再現される例もあるわけですから、その辺りは期待して待っていますよ。
 映画での細かい振りまできちんと再現されていましたね。伊波さんが鈴木さんに抱きつくのも、現実での身長は作中と逆転していながらもできていましたし。鞠莉のソロの部分で手を引いて階段を上がってからハイタッチする黒澤姉妹とかね…尊い。ところで冒頭で小林さんが前に出るのは見えたのですが、その時の諏訪さんの「おっとっと」という感じのは再現されてましたかね?注目していたのですが視力が良くないものでわからず…見えていたという人はぜひ教えてください。

幕間アニメ2
 笑点ならぬ沼点。まあ沼って「しょう」って読みますし。1日目のハヌメリィは本当によく分からなかった…いつも分かりませんけど。とりあえず花丸さん全体的に暴走しすぎじゃないですかね。2日目は一応大喜利のコーナーとして機能していただけマシ。梨子のやつはかなり笑ったのですが、映画での食い気味の「誰と誰と誰と誰と!?」とか、桜内はそういう話に敏感ということでいいんですか?
 幕間アニメは各日2本でしたが、1日目終わって「あれ?何か足りなくない?」と思いましたね。そしてよくよく考えたら2日目も別の何かが足りませんでした。じもあい組どうした…。

11−1.恋になりたいAQUARIUM
 今回もやってくれましたね、2ndシングルのこの曲。ライブでの披露回数もかなり多いのかなと感じます。何度観てもやはりこの衣装は可愛いよなあ…。次は4thシングルの登場も控えているわけですが、とてもAqoursらしい曲ですし、今後も大切に披露されていくといいなと思います。

11−2.HAPPY PARTY TRAIN
 2ndライブ埼玉公演で衝撃を受けたこの曲を、またこの場所で観ることのできる幸せですよ。あの時は1曲目でしたが、最初から泣いていたことを思い出しますね…個人的に思い出深い曲ですし。こちらも「恋になりたいAQUARIUM」と併せて披露する機会の多い曲ですが(直近ではアジアツアーで1日目・2日目と同様の組み合わせだったので)、そのような曲は場数を踏んで成長したことを感じられますね。

12−1.君の瞳を巡る冒険
 現在あわしまマリンパークで再公演を行っている、リアル脱出ゲームのテーマソング。その辺りのタイミングの関係性はあまりないと思いますが。モニターに映った逢田さんがとにかくカッコよかったなあ…ということが一番印象に残っています。

12−2."MY LIST" to you!
 1日目とは打って変わって、2日目は愛嬌あふれるこの曲。ここは今まで披露する機会が少なかった2曲で構成した感じでしょうか。こちらは3rdライブ以来で、「君の瞳を巡る冒険」も国内の単独公演に限れば同じく3rdライブ以来ですかね。日によって変わる曲は最後除いてここの2つのみで残りは同じ曲というあたりも、かなり映画中心にしているなという印象です。

13.未来の僕らは知ってるよ
 TVアニメ第1期OPの「青空Jumping Heart」だけでなく、第2期のこちらも入れてくるだなんて盛り上げてきますね…。映画のストーリーでは「Hop? Stop? Nonstop!」での9人のステージをきっかけに前に進み始めるAqoursですが、その流れによく合った曲だなと思いますね。虹がひとつの大きなテーマであるだけに、2番の「歌いながら 雨に濡れながら 『ぜったい晴れる!』と信じてるんだよ」という歌詞がグッと来ます。

14.SELF CONTROL!!
 うひゃーマジかという曲。HAKODATE UNIT CARNIVALには残念ながら行くことはできなかった(LVで参加しましたが)ので、この曲をついに観られるのかという喜びですよ。Saint Snowの2人がストーリーにここまで大きく関わってくるとは予想していませんでしたし、最初に登場したときから随分と成長したものだなと感じます。また田野さんと佐藤さんも、函館のライブ初登場から3rdライブ、4thライブ、そして今回とさらに素晴らしいパフォーマンスをしているなと思いますね。

15.Believe again
 もうラブライブ!決勝延長戦か…そうか…と映画を観ている時と同じ気分になります。そして当然といえば当然なんだけど本当にこの衣装2人に着せたよ。この曲は特にステージ演出に目が行きましたね。階段のライトアップを再現しつつ、サビでも劇中でプロジェクションマッピングで映し出された雪を階段のライトで表現するなど、こだわりを感じられました。他にも証明やレーザーなど会場全体を使うような演出があり、ドームという空間は良いと改めて思います。スタンド席から観る景色、とても良いですよ。
 しかしSaint Snowは本当にカッコいいですね…。この先PV付きシングルが発売されたり、ラブライブ!フェスへも出演が決定したりと、以前も書きましたが活躍の機会が増えることは本当に嬉しい限りです。Saint Snowの2人もどこまで進むのか、楽しみにしています。

16.Brightest Melody
 映画では何度観てもものすごくやられてボロ泣きしている曲なのですが、ライブではやや違う印象で受け取りました。特に感じたのは9人でステージをすることの喜び、でしょうか。映画では彼女たちの未来に思いを馳せていつも泣いてしまうのですが、今回は「今この瞬間の喜び」を感じて幸せな気分になるなという。ちょっと上手く説明することができないのですが、この辺りが映画本編とライブで受け取ったものの一番大きな差かなと感じています。まあ最後のサビ前の3年生が歌うところで結局泣いてましたけど。
 映画では描かれなかった衣装チェンジの瞬間に特に注目していたのですが、シンプルに脱ぎ捨てるというものでしたね。そして「とびっきりの何か」の時の小林さんの笑顔は映画同様完全にやられました。最後の「つながってるんだ」とかも本当にね…やっぱこの曲ずるいですわ。

17.Over The Next Rainbow
 CD購入して早速聴いて、聖良・ダイヤ・鞠莉・果南が歌う部分で涙が止まらなくなるとかいう現象が起きた曲なのですが、やっぱりライブでも勝てませんでした。あの歌詞ずるいって…3年生好きの人間には刺激が強すぎますわ。あとはとにかく田野さんですよ。魂のこもったあの歌声、生で観て聴くとさらにすごいです。最後全部持っていかれた感がありましたね…。映画のイメージソングとして収録されたこの曲は本編でこそ流れませんが、この曲をライブで初めて聞いてこそさらに映画が完成したのではないかなと思うのです。

18-1.ホップ・ステップ・ワーイ
 MCを挟み、1日目最後の曲はAqours CLUB 2018のテーマソングであるこの曲。普段はアンコールの際に入れる最後の挨拶まで済ませた後、というのが大きな違いでした。この曲を聴くとなんとなくこの1年間のことが思い出されますね。3rdライブ、4thライブ、ユニット対抗全国ツアー、舞台挨拶、アジアツアー、そして5thライブとかなり濃密な1年間でした。そしてAqorus CLUB2019が発表されているわけですから、アニメ作品としての区切りは迎えつつも、まだまだ活動は続いていくのが楽しみです。

18-2.Jump up HIGH!!
 1日目にそんなことを思っていたら2日目にまさかの2019のテーマソングです。記憶の限りだと、今までCD発売より前にライブで披露という経験がなかったのでかなり驚きました。CD開封の楽しみを最大限にとっておきたいので、基本的に試聴動画を観ない人なのですが、ライブでフルに披露するのを最初に観られるとはまた贅沢…。この1年とてもとても大きく飛躍したAqoursがさらにどんな高みへと翔んでいくのか、そんな期待を胸に一度ライブの幕が下ります。

En1.卒業ですね
 一度暗転して全員がはけた後、会場の熱はそのままにアンコール曲へ。何やるのかなと思っていたら、TVアニメ2期共通購入特典のユニットにより卒業曲でした。儚く美しくも熱いこの曲、ユニットの曲はこれからもリリースされる予定があるわけですが、なんというかAZALEAの1つの完成形を観たような気がします。1stライブLVの際にも「ときめき分類学」ですごく感動した記憶があるのですが、AZALEAのこういう曲好きだな…と。最後の階段へと向かってから振り返る姿が好き。

En2.Guilty!? Farewell party
 こちらもGuilty Kissらしい一曲。歌もダンスもギルティな感じで良いのですが、その反面歌詞は結構切ない感じだよなーと、ライブだからこその雰囲気の差で感じました。やっぱりこれも卒業をテーマにした曲だもんな…。AZALEAは制服でしたがこちらはオリジナルのものでしたかね、これも映像できちんと確認したいなー。

En3.サクラバイバイ
 ストーリーの中で3年生が卒業していくというのもあり、卒業3曲の中でも自身の感覚に一番近いのはこの曲。映画を観ている際にも、3年生好きながら善子とかに感情移入をしがちな人なので。明るい曲調ながらも歌詞やらなんやらに不意にやられて、実はちょっと泣いていた曲でした。

En4.Next SPRKLING!!
 再び映画の映像を挟み、沼津駅南口特設ステージのシーンへ。カウントアップは生でやってくれるのねということは…7,8,9でやられて、そこから6人のステージが始まります。その6人がセンターステージの3年生に合流しにいく、というのもライブならではで良いんだ…。そしてこの曲で何より観たかったのは、センターステージで円になったあとの降幡さんの小ジャンプ!1日目は角度的に見えませんでしたが2日目はしっかりと観ることができました。映画でルビィだけ跳ばそうとした人すごいですわ。
 そしてラスト、メインステージへ向かった9人は一列になって階段を上っていきます。この階段、イタリアのスペイン広場をイメージして作られてますけど、ここで最大の効果発揮してますわ…。ストーリーの区切りは迎えたとしても、ここから先も彼女たちの道は(キャラクターとしてもキャストとしても)伸びていて、その道をまっすぐに行き続けるのだと感じました。これまでも輝く方へと走り続けてきたAqoursはどこまで行くのか。光の海の中、階段を上る9人の後ろ姿を目に焼き付けていました。
 曲が終わった後は映画同様のエンディングへ。砂浜で話す2人の少女の声は入っていませんでした。でもなんでしょうね、自分の中にその声はあって、私もスクールアイドルになりたいなあって…(映画観た時から思ってますけど)。2日目の最後、伊波さんの息まで聞こえてからの「Aqours!サンシャイン!」は本当に心が震えました。やっぱり伊波さんすげえよ…ライブ来るたび毎回思ってるけどほんと…。

 さて、簡単にではありますが、5thライブの感想みたいなものを書いてみました。映画は何度も観てちゃんと書きましたが、こういうイベント系の感想を書くのは難しいですね…自分の感じたことの一片でも伝われば幸いです。
 ラブライブ!シリーズ9周年企画として様々な発表がありましたが、今後のAqours、そしてスクールアイドルの展開が本当に楽しみです。来年のライブツアーの話は特に詳細が上がっていませんが、またライブのために遠征するのも楽しみでして。今度は関東より北の会場があってもいいなーとか思っています。あとはなによりラブライブ!フェス。スクールアイドルの夢の祭典、スクールアイドルを愛する者として是非見届けたいと思っていますが、チケットを取れるかどうか…ですがそのような不安以上にフェスそのものに対する期待が大きいです。今後もラブライブ!から素敵なものを受け取れることでしょうから。それではこんなところでシメとさせていただきます。

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