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平安名すみれ欲張り3点セットで始末された話―Liella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~ 横浜公演

 Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~の開幕から4ヶ月少々、東京追加公演からで言えばわずか2ヶ月という間を置いて、2022年3月12日・13日に早くも開催されたLiella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~ 横浜公演。Day1はアーカイブでのみ確認となりましたが、Day2は現地参加して来ましたので、今回もその感想をお届けします。
 いつになくタイトルがアレな感想エントリなのですが、まあ今回ばかりは仕方がないんですよ…。物語が進んだわけではないタイミングなので、2nd LoveLive!でもTVアニメ1期の内容を拡張した形で進むことは想定していて、そうなればFirst LoveLive! Tourでできなかったものを出してくるのは当然でもありまして。この話はまた後ほど。

1 GOING UP / Liella!
 TVアニメ第12話の「Starlight Prologue」の映像が流れ、また一味違う雰囲気を感じた今回のライブ。しかしこのオープニングには度肝を抜かれました。MCでも話していたように、無観客生配信となったリリースイベントから始まったLiella!にとって、実際に観客の前でパフォーマンスをするのはFirst LoveLive! Tourで叶えることができた夢のひとつです。だからこそ登場における顔合わせの瞬間を大事にする幕落としの演出…しびれました。冒頭から完全に引き込まれましたね。
 最初の楽曲が「GOING UP」というのも最初は意外に感じましたが、「雨あがりの青 とびたとうよ」「まぶたの裏には 君が見えた 願いを抱きしめ とんでいくよ」という歌詞からも、空をイメージしたこのライブの開幕に相応しいものでした。First LoveLive! Tourでは、澁谷かのん役伊達さゆりさん1人での披露でしたが、こうやってLiella!5人による正式版を観られるのもありがたい限りで。2ヶ月という短い間ながらも、また一段と成長した5人の姿が最初から感じられました。特に伊達さんの表情が素晴らしくて…他の楽曲でもきちんと決めてくるウインク、威力高すぎなんですよ。

2 Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa! / Liella!
 続いても夢というテーマに合った「Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!」。ライブ序盤だからこそ手拍子で盛り上がれるこの楽曲、良いですよね。ダンスの振付も多いですが、デビューシングルのリリースからまだ1年経っていないLiella!ながら、5人全員で揃ったキレのあるダンスには迫力も感じられますね。表情からもわかるように、本当に楽しくパフォーマンスしていることが客席にまで伝わってきました。

3 What a Wonderful Dream!! / Liella!
 MCを挟んでからはこのライブの表題曲、「What a Wonderful Dream!!」。リリース当日に驚愕の実写MVをアップしてくれましたが、Liella!らしい美しさと力強さが織りなす表現が素晴らしくて…。またひとつ、シリーズに新たな名曲が生まれました。MVではダンスが映っていない部分も観られるのはライブの特権。なかでも間奏部分の入り、それぞれの特技がこめられた振り付けががたまりません。美しい楽曲のなかでも動き・歌声・表情の全てにパワーがこもっていて、まさに5人の大きな夢の力を体現したステージとなりました。

4 1.2.3! / 澁谷かのん(伊達さゆり), 平安名すみれ(ペイトン尚未), 葉月恋(青山なぎさ)
 続いてはFirst LoveLive! Tourとは異なるメンバーで披露する「1.2.3!」。メンバーの顔ぶれ的にも力強いものとなりました。First LoveLive! TourではTVアニメ第1話~第3話にかけての流れを意識した物語性の強いステージでしたが、今回はカップリング曲らしい自由なステージとなり、ユニットがないLiella!らしいやり方で面白いですね。ここで注目したいのは平安名すみれ役ペイトン尚未さん。歌詞の「1.2.3!」に合わせて指を変えていく振り付けが特徴的な楽曲ですが、「3」のところでペイトンさんだけは徹底して「ギャラクシー!」の指にしていたんですよね。現地では気づかず配信で観た時には声が出ました。流れの中でやるのは結構難しいと思うのですが、役作りまで徹底しているなあと関心するばかり。3人で披露しやすい形のこの楽曲ですが、いずれは5人全員版も観られたらいいですね…もちろん「バイバイしちゃえば!?」もね。

5 水色のSunday / 唐可可(Liyuu)
 いよいよアルバムに収録されたソロ楽曲、まずは唐可可役Liyuuさんの「水色のSunday」から。可可らしく非常にかわいらしい楽曲なのはもちろん、それを披露するLiyuuさんの柔らかな表情や仕草、そしてとてもきれいな歌声がたまらないんですよ。好奇心旺盛な可可が見ている世界のキラキラを、本当に魅力的に表現してくれました。ラストのサビ前、可可の立ち絵と同じく舌を出してピースをしながらウインクなんていう振りもニクいものです。傘にカメラを仕込むというサプライズもあり、穏やかなステージながらも可可がかわいすぎて、むしろ刺激的とすら言える仕上がりでした。

6 Flyer's High / 嵐千砂都(岬なこ)
 ソロ楽曲2番手は嵐千砂都役岬なこさんによる「Flyer's High」。岬さんといえば得意のダンスですが、ソロ楽曲だけあってその強みが存分に生かされていました。全身を丁寧にかつ力強く使ったダンスは見応え抜群で、特に手先の動きとかのこだわりっぷりがすごいので、今後の公演を観る方には是非注目していただきたいですね。メインステージの高い部分だけを使ったパフォーマンスでしたが、ステージの最も高い場所で腕を振って会場を盛り上げる様子に、ポジティブさでメンバーや結ヶ丘のみんなを引っ張る千砂都の姿と、ぐっと成長した岬さんの姿が重なって見えて感動しました。

7 だから僕らは鳴らすんだ! / Liella!
 ソロ楽曲を披露した2人が衣装を替えている間、残りの3人が質問とクラップで会場を盛り上げます。こういう自由が利く楽曲はライブで重宝しますね。そこだけでもいろいろと面白いシーンはあったのですが、Day1でペイトンさんが「夜ごはん何でしたか?」と、クラップで回答できない質問をやらかすのは吹きましたw ペイ子はかわいいなあw
 この「だから僕らは鳴らすんだ!」はLiyuuさんがセンターを務めることで引き締まった印象になるのが好きで、そのLiyuuさんもさらに成長して魅力的になったことで、力強く突き進んでいく5人の姿がより映えるものになりました。First LoveLive! Tourの際には間奏のセリフ部分が公演によって変わっていましたが、今回はCD音源通りに披露ということで、これもまた新鮮に楽しめるポイントでした。

8 HOT PASSION!! / Sunny Passion
 MCを挟んだ後はゲスト出演のSunny Passionによる「HOT PASSION!!」。神津島が出張してくるやつです(?) ナイトセクシーでありながらもパワフルな柊摩央役結木ゆなさんと、太陽のように底抜けに明るい聖澤悠奈役吉武千颯さん、どちらも本当に魅力的です。2人が織りなすアツい情熱に会場が包まれていくのが分かりました。ゲスト出演ではありますがホストのLiella!に負けないくらい貪欲なパフォーマンスで、作中でライバルとして立ちはだかるならこう来なくちゃ、と思えるものでした。

9 常夏☆サンシャイン / 澁谷かのん(伊達さゆり), 唐可可(Liyuu), 嵐千砂都(岬なこ), 平安名すみれ(ペイトン尚未)
 同じく神津島での話から、次は「常夏☆サンシャイン」を披露。4人楽曲故に披露するタイミングが難しくもあるのですが、今回もこのテンション爆上げのステージが観られてありがたいですね。この楽曲はとにかく岬さんの活躍が目を引きますが、First LoveLive! Tourを通して本当に強くなった彼女のパフォーマンス、ダンスはもちろんラストのロングトーンまで見事なものでした。そして今回もペイトンさんの「派手なテンション ドッカーン!」が楽しめました…ここのライブでの突き抜けた歌い方が世界一好きなんです…ありがたやありがたや…。

10 Till Sunrise / Sunny Passion
 ここでSunny Passionによるステージに戻り、カップリング曲の「Till Sunrise」が来ました。個人的にこの楽曲はお気に入りなんですよ…。悠奈と摩央が育った島の美しい景色と、2人のどこか特別な関係性を感じさせてくれるのが好きです。動きや歌、そしてラップパートなど、それぞれの個性を出しつつも2人だけの世界観を見せてくれるのがとても素敵でした。対称的でどこかぶつかり合っているようで、でも一緒にひとつの空気感を作っていく…Sunny Passionならではの魅力だと感じました。Liella!と同じスクールアイドルの仲間として、そしてライバルとして、Sunny Passionの2人がこれからどう成長していくのか、本当に楽しみです。

11 青空を待ってる / 澁谷かのん(伊達さゆり)
 再びのソロステージ、今度は澁谷かのん役伊達さゆりさんによる最も破壊力が高そうな「青空を待ってる」です。「Till Sunrise」で夜明けを迎えてからのこの楽曲、という時間的な感覚が面白いですね。このステージは伊達さんの歌唱力と表現力にすべてを集中させるものでしたが、ラストのサビで素直な気持ちを出した瞬間、一気に表情が明るくなるのは反則でしょう…。そして最後、曲が終わるより一足先に伊達さんがはけてステージに残るのはマイクスタンドだけ。大好きな歌を象徴するマイクはかのんの手に渡ったことを表すこの演出、とにかくエグい。ひたすらに感情を揺さぶられるステージでした…。

12 微熱のワルツ / 葉月恋(青山なぎさ)
 続いては葉月恋役青山なぎささんの「微熱のワルツ」。First LoveLive! Tourの感想では青山さんをLiella!で最も実力ある方だと評したのですが、今回のパフォーマンスも素晴らしいものでした。得意のバレエを通して恋の内にくすぶる熱い想いを絶妙な感覚で表現していて、恋として立つステージにストイックに臨む青山さんの強さを感じることができました。前回もサラッと書きましたが、恋が中心になる楽曲は「Wish Song」がありますが、ダブルセンターではなく青山さん1人でセンターを務めたらどうなるのか気になって仕方ないんですよ。実力でみんなを支える役回りができるのが青山さんの強みですが、これを表に引っ張り出してみたい…そんな楽曲をぜひにお願いします。

13 Tiny Stars / 澁谷かのん(伊達さゆり), 唐可可(Liyuu)
 個人的にTVアニメ第3話が大好きでこの楽曲にはやられっぱなしなのですが、First LoveLive! Tourではアニメ映像が入って心の準備ができたのに対し、今回は突然始まってしまい…。おかげでやられるまでの猶予を失ってしまいました。かのんと可可の2人にはそれぞれに大切な夢があって、そしてその互いの夢を背負って立つ姿が本当に尊いのです。多く披露した楽曲だけあって2人の息が合っているのが感じられ、最初は体格差できれいに作るのが難しかった星の形もお手の物。まだ不安げだった小さな星たちが大きくなったことが感じられました。

14 みてろ! / 平安名すみれ(ペイトン尚未)
 次でソロ楽曲もラスト。ということはついに来てしまいました、平安名すみれ役ペイトン尚未さんの「みてろ!」です。「Tiny Stars」のステージを呆気にとられながら観ていたすみれのこの楽曲を、そこから間髪入れずに派手な花火を打ち上げてスタートする…実にニクい演出です。しかし現地では花火の音に結構ビックリしたのですが、配信だとほとんど聞こえなかったのには驚きました。

 さて、今回の2nd LoveLive!では各メンバーのソロ曲の披露が確実だったうえに、First LoveLive! Tourでは出せなかった「ノンフィクション!!」の衣装が来ることも想定済み。それならばライブに向けて詰めておこうと、上に引用したエントリを書いて、大好きなすみれについて考え続ける日々を過ごしていました。すみれは辛い話が多いキャラクターでもあるため、第10話を筆頭にこれまた大変だったのですが…いよいよその成果が出るときです。
 先述したとおりDay1は不在だったのですが、Day2に参加するにあたって迷ったのが「Day1の配信を観るかどうか」。名古屋公演には行けないため、なるべくならDay1の配信を観て現地での注目ポイントを探っておきたかったのですが、「ノンフィクション!!」衣装を前情報なしで目に焼き付けたい気持ちもあって。結局セットリストだけ軽く目を通したものの、衣装の話については一切踏むことなくライブに臨むことができました。
 で、この楽曲が始まった瞬間ですよ。「ノンフィクション!!」に合わせて衣装が来ると油断していたこともありますが、「いややっぱりこのライブで例の衣装来るっしょw」と内心分かっていたはずなのに、現物を見た瞬間崩れましたね。本当に。かわいさと美しさとカッコよさ、全てが詰まった紫のドレスに身を包んだペイトンさんを観たら耐えられなかったんですよ…。そして頭上に文字通り光り輝くティアラ、ズルいじゃないですか。そりゃ曲中は観なきゃいけないから必死で立つんですよ。でも最後のキメ顔で立てなくなって、涙を拭うことしかできなくなりました。スポットライトに憧れ続けた大好きなすみれが、目の前でこんなにもキラキラと輝いているのですから。すみれの夢を背負って力強く誇り高くステージに立ち、革命を巻き起こしたペイトンさんに感謝。文字通り最高のサプライズショーでした。

15 ノンフィクション!! / Liella!
 もう崩れていた私ですが、唐突に千砂都と恋のダンスバトルが始まり辛うじて復活。伊達さんとLiyuuさんが衣装を替える間の場繋ぎですが、このライブはオープニングをはじめ演出で想像を超えることばかりやってきますね…。本当に何食ってたらこの演出思いつくんですか?岬さんのキレッキレのダンスに青山さんの優雅な舞、そして割って入るペイトンさんも負けじとカッコいいダンスを披露…これぞリアルライブという感じで最高でした。
 First LoveLive! Tourでは「Wish Song」の衣装を着て披露された「ノンフィクション!!」。統率のとれたフォーメーションダンスがセンターを引き立てていてあの時点でも充分に迫力があったのですが、正式衣装での披露されたらもう…ただただ圧巻でした。ペイトンさんがクルッと回る振り付けが所々にあるのですが、ドレスタイプの衣装だからこそその姿がとにかく美しくて。5人とも表情・ダンス・歌声ともにキマっていたのですが、それをセンターで率いるペイトンさんの熱量は凄まじく、ラストの「新しいドア開こう」の歌い上げとかたまらないんですよ。MCからも分かるように普段は控えめなペイトンさんですが、すみれとして立つ時の化け方といいますか、そいうのが大好きです。輝くセンターにはそんな貴女が相応しい。観たくて観たくてたまらなかった正式衣装での「ノンフィクション!!」、本当に素晴らしかったです。

16 Day1 / Liella!
 もはやこの流れは鉄板ですが、「ノンフィクション!!」から間髪入れずに「Day1」が始まってしまい、すみれ大好きマンへの過酷な試練は終わりません。すみれの夢が叶ったことで、感情が大変なことになってまた崩れていたというのに、超強力ブチ上げ楽曲が来て強制的に蘇生させられました。このステージもLiella!みんながめちゃくちゃカッコいいのですが、「ノンフィクション!!」に引き続きペイトンさんのパワフルなパフォーマンスが最高でした。特に2番サビの「握り返す手の 強さがメッセージ」のところ、動きの強さが半端じゃないので皆さんにもぜひ注目していただきたいです。
 大切な仲間と共に立ち、センターでスポットライトを浴びるという、すみれの夢を叶えたこの3曲のステージ。そんなすみれの想いを背負って立つペイトンさんの誰よりもカッコイイ姿に涙し、崩れて復活してを繰り返した私はえらいことになっていたのですが、それはあくまで現地の話。現地はステージを観なきゃという気持ちで臨んでいるので、基本的にいつも感情を抑えている方なんですよ。だからアーカイブ確認時には号泣していました…。いや「みてろ!」「ノンフィクション!!」「Day1」で号泣するオタク他にいます?もしいたら私と飲み語らいましょう。2nd LoveLive!に圧倒的感謝。

17 私のSymphony / Liella!
 それぞれの夢に焦点を当てた破壊力の高いTVアニメ映像に続いて、First LoveLive! Tourで披露した挿入歌版を5人でという、新たな形の「私のSymphony」。1人ずつメンバーが加わっていく過程をステージで再現するという、これまた非常に感動的な演出で…この楽曲は毎回すごい見せ方をしてくれますね。それぞれの大きな夢を見せてくれた後だからこそ、5人の力強さがより伝わってくるステージとなりました。本当に素晴らしい5人が揃ったなと、いつも以上に実感しましたね。

1-18 始まりは君の空 / Liella!
2-18 Wish Song / Liella!

 Day1のセットリストに目を通した際、「これどの曲入れ替えるの?」と思ったくらい詰まったライブだった今回ですが、なるほど「始まりは君の空」と「Wish Song」でしたか。ライブ表題のアルバムはキャラクターが描かれたオリジナル盤とキャストが写ったフォト盤に分かれていますから、現実での始まりの楽曲「始まりは君の空」と、TVアニメでメンバー5人が揃った初めての楽曲「Wish Song」となるわけです。私はDay2現地参加ですから、5人が揃っていく「私のSymphony」からの「Wish Song」となりましたが、この流れはたまりませんねえ…。
 だがしかし、珍しいことを言ってしまいます。「ライブは物語」ゆえに自分の"観たい"楽曲は基本的に存在しない(="好き"ではなく"物語としてつながる"楽曲に喜びを覚える)私ですが、個人的シリーズ最強楽曲「始まりは君の空」は生で観たかった…!ライブ前にMVの舞台・SHIBUYA SKYまで行ってきて、ライブで完全にトドメを刺されるつもりでいたのですよ。これはDay1も行きたかったですねえ…そうすれば皆様に私の亡骸をお見せできたのですが(?) もちろんアーカイブで大号泣させていただきましたが、やっぱり大好きな5人の「始まりたい僕の夢」を直接聞きたいんですよ。

19 Dream Rainbow / Liella!
 アンコール前最後の楽曲は「Dream Rainbow」。通常の流れで披露すると、最初のハモリはカットになるんですね。それにしても今回も濃密なライブも終盤だというのに、ステージ開始直後の伊達さんの機動力が凄まじいですね。パワフルさが本当に魅力的な方です。他の皆さんも楽しく大きくパフォーマンスできていて、ここでもまたLiella!の成長を感じました。物語性を強く持たせたFirst LoveLive! Tourの時とは異なりラストは5人で手を繋いで終わりになるなど、ライブタイトル通りみんなで夢見ることの素晴らしさを表現してくれました。

En.1 START!! True dreams / Liella!
 アンコール前映像はまさかのLiella!初の生首アニメ。Day1アーカイブでは始まった瞬間明らかに会場がざわついていて面白かったですw 話自体は割と普通だったのはラッキーなのか…いつかAqoursのような狂気に染まってしまうのかが見どころですね(
 開演前に「Starlight Prologue」の映像を流してから夢を歌い続けここまで繋がり、そしてまた新たな夢と走り出す再起の物語。Liella!のこの先を思わずにはいられない、激アツな素晴らしい構成です。披露する機会も多いだけにグループとしての動きがよく揃っていて、駆け出した5人の力強い姿が印象的でした。

En.2 Dreaming Energy / Liella!
 続いては「Dreaming Energy」。いざこのようなライブとして組まれると、Liella!は夢をテーマにした楽曲が本当に多いと感じますね。Liella!の皆さんの素敵な笑顔に楽しそうなパフォーマンス、そして会場と一緒に腕を振るなど、アンコールながらこれまた盛り上がるものでした。これは今まで気が付かなかっただけですが、この楽曲含めペイトンさんは指差すような振りの多くで「ギャラクシー!」の指をしているんですね。私のような指が硬い人間にはなかなか難しいのですが…いやーさすがです。

En.3 ユニゾン / Liella!
 Liella! 2nd LoveLive!の最後を飾るのは「ユニゾン」。「会いたかったよー!」で幕が開けるこのライブを、大好きないまを大切にするこの楽曲でシメるとは…なんと素敵なのでしょうか。First LoveLive! Tourの「この街でいまキミと」のように、夢のような時間のラストを飾るためにこの楽曲をリリースしてくるあたりがズルいんですわ。ライブという特別な時間を大切にしてくれているのがよく分かります。そして参加している私たち観客の気持ちそのままのような歌詞を歌ってくれるのですから、これまた涙腺に来ますね…最高の時間をありがとうございました。

 以上、Liella! 2nd LoveLive! 横浜公演の感想でした。TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』が大好きなうえに、First LoveLive! Tourを通してLiella!への愛が高まっている今日この頃ですが、2nd LoveLive!でそれがさらに加速していること感じます。ここまで夢中になるなんて自分でも驚くばかりですが、そうなった以上はとことんLiella!のこれからに付き合っていきたいですね。スクールアイドルの夢が繋がった先に広がる「始まりは君の空」から始まったLiella!の物語を、もっともっと観ていたいですから。
 さて、名古屋公演は残念ながら参加できないのでこれで終わりだと思っていたところで、大阪での"with Yuigaoka Girls Band"の開催が決定しました。で、こうなると私は行かにゃならんのですよ。もちろん心残りとなった「始まりは君の空」を直接観たいというのもありますが、何より大事なのは結ヶ丘女子高等学校軽音部が出るという点。生バンドについては全然こだわりがないのですが、軽音部を背負っての「ノンフィクション!!」はわけが違います。ストーリー上で学校のみんなから選ばれることのなかった(センター総選挙や生徒会長選挙)すみれが、Liella!のセンターとしてはもちろん、名実ともに結ヶ丘女子高等学校の代表となってパフォーマンスをしてくれるのですから。もちろん生バンドをつけて披露されるとは限りませんが、そんなことを期待しつつ大阪を目指していこうと思います。それでは。

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