おかえりなさい、そしてまた来てね!〜Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 2018 ユニット対抗全国ツアー 沼津公演〜
映画の感想の続きを書きたいのもあるのですが、先にこちらの感想についても書きたかったので。鉄は熱いうちに打てというやつです。
さて、去る2019年2月9日・10日に、「Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 2018 ユニット対抗全国ツアー(以下、ファンミ)」の沼津公演が開催されました。CYaRon!・AZALEA・Guilty Kissの3ユニットが全国でそれぞれファンミを開催していますが、沼津は各ユニット1公演ずつという特殊なものでした。ラブライブ!サンシャイン!!の舞台であり、また首都圏から来やすく、松浦果南の誕生日でもあるなど様々な条件が重なった人気の公演。お財布事情やら何やらでファンミはあまり参加できていなかったのですが、せっかく沼津での開催なのでと思い応募したところ、まさかのGuilty Kissの公演が当たり、連番でAZALEAの公演にも参加、CYaRon!についてもシネマサンシャイン沼津でのライブビューイングに参加することができました。まさに僥倖、とでも言いましょうか。本当にありがたい限りです。
また、このタイミングに合わせてシネマサンシャイン沼津での舞台挨拶もあり、9日9時からの上映のGuilty Kiss舞台挨拶付きの回を鑑賞することもできました。ファンミのライブビューイングやら舞台挨拶やらで、通常上映が9日なし10日1回というとんでもないスケジュールながら、シネマサンシャイン沼津が多くのスクリーンを割いてくれていたことにも感謝ですね。
さて、まずは9日から。シネマサンシャイン沼津では1月4日の公開日以来ずっと最大のシネマ4で映画を上映していまして、そんな見慣れたスクリーンの中程左側の席で舞台挨拶付き上映を鑑賞しました。舞台挨拶はGuilty Kissの3人の進行で楽しく進み、舞台挨拶付き上映への参加が初めてというのもあり、翌日のファンミへの期待も膨らむものでした。
夜にはCYaRon!のファンミに同じくシネマ4にてライブビューイングで参加。てっきりシネマ4だけだと思っていたのですが、館内放送で3,4,6,8の4スクリーンを使っていると知った時は大笑いしましたね…ちなみにその裏でAZALEAの舞台挨拶付き上映も進行していたのですが、こちらは随分倍率の高い上映になったことでしょう。確実に満席が見込めるライブビューイングのスクリーンを増やす、というのは映画館の戦略的にも妥当なところではありますしね。
今回のファンミについてはライブビューイングすら初めての参加だったのですが、Twitterで噂には聞いていたご当地ネタなど、とても楽しいものでした。沼津商業高校・沼津工業高校・沼津西高校・沼津東高校のどれが沼津市の外にあるかという問題、笑わせていただきました。お楽しみライブパートについても、4thライブでは披露されなかったユニット曲を楽しめる機会としてありがたかったですね。
さて、楽しい9日 のイベントを終え、翌日のファンミに期待しつつ家に帰ってTwitterを眺めていると、ラブライブ!シリーズ公式アカウントよりこんなツイートが。
Guilty Kissの舞台挨拶で元気にイルカの鳴きマネなどを披露していただけに、心配な内容で、案じながら翌日を迎えることとなります。
松浦果南の誕生日当日である10日、まずはその果南の所属するAZALEAの公演からです。沼津市民文化センターでのイベントに参加するのは実は初めてでして、ライブ会場のように期待にあふれたファンが開場前にいる姿を沼津で見ることがようやく叶った次第です。あの雰囲気、好きなんですよね。
13時よりAZALEAの公演がスタート。ライブ会場よりは遥かに小さいとはいっても、沼津市民文化センターの大ホールは想像より広く、ほぼ最後方の自身の席はステージがよく見えるというほどではないのですが(視力が悪いというのもある)、キャストが後ろから通路を通って登場したために、通路から2人を挟んだ位置にいた自分の近くを高槻かなこさんが通って興奮するわけですよ。今までこんなにキャストと距離が近いというのはなかったもので…2ndライブ名古屋公演とか、3rdライブ福岡公演のトロッコは近かった記憶がありますけれども。
昨日同様こたつに入りながら、5日に誕生日を迎えていた小宮有紗さんや松浦果南の誕生日を祝うサプライズなど、ファンミらしい進行は自分にとって新鮮なものでした。昨年のファンミも沼津公演だけライブビューイングで見たんですけどね。キャストをメインに進んでいく企画も良いものだな、とラブライブ!の良さを改めて感じられたわけです。
さて、AZALEAの公演が終わり少し外で待機して、17時からGuilty Kissの公演がスタート。最初に逢田梨香子さんと小林愛香さんによる、鈴木愛奈さん出演キャンセルの案内が流れ、鈴木さんに安心してもらえるよう盛り上げるのを協力してほしいというアナウンスからスタート。他ユニット同様通路を通って登場し、完全に通路席だった自分の目の前を逢田さんが通った時はもうね…。この時の盛り上がりは、アナウンスにファンが応えたのか、他のユニットよりさらに熱気を感じたものでした。ファンが支える側にまわるっていうのは良いことです。だからライブとかって好きなんですよね。
冒頭の「ホップ・ステップ・ワーイ!」を披露後、応援フラッグを確認。やはり発表を受けて、鈴木さんを元気づけるようなメッセージが多く、また自身もその1人でした。鈴木さんに見せたいと2人が話していましたね。
そこからは例のごとくこたつへ。鈴木さんが本来座る位置には、鞠莉の寝そべりぬいぐるみが代理として置いてありました。対抗戦コーナーでは2人になった分モグラたたきを30秒ずつで行うなど多少の影響はありましたが、トップを走るAZALEAに追いつける範囲で終了しました。
そしてライブパート。鈴木さんがいない分をどうするのか心配していましたが、鈴木さんの声は音源で対応し、逢田さんと小林さんの動きは変えないというものでした。穴を埋めないことで、その場にはいなくても、3人が揃ってGuilty Kissなのだと感じさせてくれるもので、嬉しい対応だと思ったわけです。アンコール前の最後の曲、「ユメ語るよりユメ歌おう」は特に顕著で、本来はメンバーカラーのポンポンを持つところを、2人が片方は自分のカラー、片方は鈴木さんのカラーである紫色のポンポンを持っていて、鈴木さんの想いはきちんとここにあるのだと感じて少し泣きそうになりました。
鈴木さんに安心してもらえるよう楽しい公演にするということは、キャストはもちろん、ファンの方々が積極的に盛り上げてくれたこともあり、間違いなくできたのではないかと思います。しかし、1人が欠けた状態でそれが「本当に」楽しい公演だったと言えるのかどうか、という考えも自分の中にあったのが事実です。しかし、アンコールからの登場後、2人が「にゃーちゃんがいないと寂しい」と言ってくれたことで、自身の考えが落ち着きました。今回は間違いなく楽しい公演だったけれど、3人揃えばきっともっと楽しい…そんな一見当然なことに気がつくことができました。
最後の「ホップ・ステップ・ワーイ!」では、逢田さんと小林さんが本当に全身を使って踊って盛り上げようとしていることを感じられて、自分も楽しく歌って踊って…そんな最高の盛り上がりの中、ファンミ沼津公演は幕を下ろしました。
沼津公演を終え、「Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 2018 ユニット対抗全国ツアー」も、残すところあとわずか。全員集合の東京公演のうち1日目1回目と2日目1回目の公演に参加できる予定です。鈴木さんの体調が回復し、ステージで輝く姿を見られることを願っています。そして、また沼津へGuilty Kissとして、Aqoursとして帰ってきてくれることを、心から楽しみに待っています。
公演を盛り上げてくださった、逢田さん・小林さんをはじめとしたキャストの皆様、スタッフの皆様、そして一緒に支えたファンの皆様に感謝をこめて。それでは。