【カード考察】フルメタルウォールのリストが公開されたのでまずは誉める【第一印象】

フルメタルウォールのリストが公開されました。
https://www.pokemon-card.com/card-search/index.php?mode=statuslist&pg=634
さっそく、新カードの強そうなところを挙げていきます。
僕の気付いていない強さがあるかもしれないけど、そこはまあ、多目に見て。

【草】

・フェローチェ&マッシブーンGX
ジェットパンチは安定の強さ。
1匹目は倒されるまでジェットパンチでダメージを重ねておき、倒されたらルザミーネプリズムスターとビーストリングでエレガントソール、さらに次の番にビーストリングを使って追加ビーストゲームが決まるとフェローチェが嫉妬する程度に美しい。

・キャタピー
・トランセル
・バタフリー
キャタピーとトランセル。特性が強い。全進化前ポケモンに見習ってほしい。
進化後を毎ターンモンスターボール。しかも出した番に進化できる。強い。
バタフリーはワザが強い。アルセウスプリズムスターがやってたことを条件なしでやってのける。強い。

・モンジャラ
・モジャンボ
たねの無無30、1進化の無無無90はまあ悪くない数字。
クロロウィップは条件で回復なので、シールド戦ではかなりのポテンシャルを秘めている。

・カミツルギ
強い。
ある程度は前回までの記事で解説したから見ておいて。
逃げゼロなのがとても偉い。こちらがサイドとるまでダイキリが覚醒し続けているのも偉い。
デカい相手に刺さる。

【水】

・ゼニガメ
・カメール
・カメックスGX
ゼニガメ。打点のあるあわ。めっちゃ偉い。あのケロマツより偉い。
カメール。前のカメールと比べたらHPが低いが、かたいこうらがあるので気にならない。カメールが入るデッキにダブル無色は入らないので、こちらの方が打点が高い分強い。次の番ワザが使えないことは、どうせ進化するので全く気にならない。
カメックスGX。かたいこうらで耐久力は一部のTAG TEAMをも越える。
60Xの打点はなかなかに高い。5枚戻せば300、TAG TEAMも十分見られる。
パワースコールカメックスと合わせるのが最も手軽か。

・ヤドン
・ヤドラン
なきごえの補正は弱点計算の前。ジェットパンチ20。覚えておこう。
かれいなるかけは、期待値で考えれば破格の性能。
ビクティニの投げ直しは慎重にしたいところだが、ウラウラウラを恐れるプレイヤーはそもそもヤドランを握らないか。遠慮なく投げ直していこう。

・ナマコブシ
なかまをよぶは単純に強い。場に出せるってだけでみちしるべとは全くの別物。
対戦中にじゃんけんができる、非常にエンターテイメント性が高いカード。

【超】

・アーボ
・アーボック
へびにらみ、まきつくともにマヒにするワザ。マヒは強いぞ。
ヘビーチョークは条件こそ厳しいものの超無で170が出る。マジか。170出るのか。出るって書いてあるな。マジか。強いな。

・ズバット
・ゴルバット
・クロバット
ズバット、ゴルバットともにエネ1つでダメージを与えるワザを得た。ククイでマーイーカを食えるようになったのは大きい。
クロバット。手札から進化した次の番まで無敵になる。偉い。逃げゼロ偉い。打点も悪くない。ズバットのベノムショックとも相性よし。メモリーエネルギーも面白そうだ。

・スリープ
・スリーパー
特性さそうふりこが過去に例を見ない効果。
一見地味だが、相手の逃げゼロやエスケープボード付きジラーチを出させず、まだ育っていないポケモンや逃げが重いポケモンを強制的に場に出すことができるのは実はかなり強力。
ワザを使うことはほぼないが、うっかりスリープスタートしてもさいみんじゅつで最低限の仕事はする。

【闘】

・サンド
・サンドパン
もってくる。色を選ばずよいワザである。うっかりサンドスタートしても腐らない。
みだれひっかき。最大120の茶色打点が無色1つで出せる。あのピカチュウ&ゼクロムGXによく刺さる。

・イシツブテ
・ゴローン
・ゴローニャ
まるくなる、よいワザ。
ゴローンゴローニャはムキムキパッド対応。
ヘビーボンバーはピカチュウ&ゼクロムGXに120、弱点ついて倒せる。悪くない。

・カポエラー
前準備が大変だが、フィニッシュコンボは相手全体に60散らすワザ。かいてんひこう3回と考えればむしろ強い。
ダメカンを散らしたポケモンをアセロラされないよう、バリヤードが心強い味方になってくれよう。
そしてたねが無無で50の茶色打点を出せる。こちらをメインで使うプレイヤーも多いかもしれない。

・リオル
・ルカリオ
「手札からこの番」をまた持ってきたルカリオ。
つけても剥がれるメタルコアバリアや、きせかえマギアナと相性がよい。
ルカリオにしては130のHPはなかなか高いように見えるが、これもインフレの中では普通なのだろうか。

・ツンデツンデ
打点があり、耐久もあり、山も削れる。
デッキの組み方次第で基本戦略がガラッと変わるポケモン。
やろうと思ったことはなんでもできる。が、しっかり考えないと中途半端になってしまう。デッキ組む練習には最適なポケモンかもしれない。

【鋼】

・ルカリオ&メルメタルGX
適当に組んでも強い。しっかり組めばもっと強い。
弱いところを探す方が難しいレベルで、強い。
ピカチュウ&ゼクロムGXに抵抗を持たれているが、抵抗があろうとなかろうとお互いツーパンの関係なので全く関係ない。

・アローラディグダ
・アローラダグトリオ
エネなしで打てるワザってだけで価値はある。地味にアローラディグダ初のエネなし10点。
アローラダグトリオを4匹並べると強いぞって公式が言ってた。フルメタルウォールと合わせて無限に70軽減はちょっとやそっとでは崩されない。
フルメタルウォールと合わせて2匹立てておくと、ちっちゃいルカリオが追加タッグボルトのベンチ攻撃を耐えるようになる。

・ココドラ
・コドラ
・ボスゴドラ
フルメタルウォールや各種固くなるどうぐに加え、ワザこうちょくで進化前とは思えない耐久を得る。
ガチガチプレスの効果を嫌って、相手は積極的に殴れなくなるのも面白そうだ。

・ゲノセクト
今はGXやTAG TEAM環境なので基本的に特性が生きる。
鋼初の実質逃げゼロのたねポケモンということとなり、これは唯一無二のアイデンティティ。
エスケープボードジラーチもいるっちゃあいるが。
ベンチにダメカンを散らせるのも非常に便利。

・メルタン
・メルメタル
鋼押しのパックの中にこっそり紛れる反乱分子メルタン。
鋼1つで50出せるのはとても偉い。2ダダリン、またはククイでジラーチを喰える。
メルメタルは耐久が非常に高い。非GX同士での戦いとなった場合、130の打点と特性による回復で、有利に立ち回れることだろう。

【無色】

・オニスズメ
・オニドリル
コイン1オモテでエネルギー2枚トラッシュというなかなか珍しいワザを持つ。
エネルギー加速に若干不安がある新規鋼ポケモンに対して、エネルギーを破壊できると有利になる。
70の打点も、フルメタルウォールとフライパンを乗り越えてダメージを与えることができるというなかなか絶妙な数字である。

・ニャルマー
・ブニャット
びょんびょん。
やぶれかぶれマーズからのドラネコダッシュ。やられたくないな。
地味に耐久高めなのもよい。

・テッカグヤGX
ムキムキパッド対応でたねHP250はなかなかの驚異。
マオからのディスカバリーGXでジラーチプリズムスターを仕込みたい。
スラッシュGXと比較して、手札が増えることとサイドが6枚のまま実質5枚にできることが利点。
なぜ鋼じゃないとの声もあるけれど、もし鋼だったらGXワザ枠をフルメタルウォールに取られて、ディスカバリーが言えなくなってしまうのでこれでよいのだ。

【グッズ】

・退化スプレーZ
過去シリーズの退化スプレーとは、任意の段階まで退化させられること、剥がしたカードは山に戻ることが異なる。
とは言え、現行スタンダードにおいては自身のポケモンを退化させられる貴重な手段なので、ライチュウでマヒさせる場合は重宝するかもしれない。

・ビーストブリンガー
サイドレースで出遅れた分を取り戻す、あるいはスタートダッシュで差をつけるカード。
GXを倒された後のスレッジハンマーで気持ちよくなりたい。

・メタルコアバリア
上述のルカリオと相性がかなりよい。
ルカリオ以外にも鋼ポケモン全般、特に1ターン耐えてから殴りにいく、進化ポケモンと相性がよい。
鋼でも進化ポケモンでもないけれど、ロトムが使おうとしているという噂がある。

【サポート】

・ウルトラフォレストのかみつかい
プレイしたゲームはウルトラムーンだったので存在を知らなかった。
チャームUBを無視したり、ひかりのけっかいを無視したりできるようになる。

・ブルーの探索
フウロ2枚使いますって書いてある。強い。
ただし、特性でもサポートでも引くことができなくなるので、どんなデッキにでも必須なカードというわけでもないからそこまで高騰しない。
と思ったけどキャラ人気があるからな。イラストもいいしな。
殴りながら引けるポケモンと相性が非常によい。
ポケパワーで引きにいく殿堂では、実はかなり強いかもしれない。

・マーレイン
トラッシュからトレーナーズを回収する。が、山にいく。
サポートやスタジアムを回収したいのであればルザミーネに軍配が上がるので、主にグッズを回収することを意識したい。
メタルコアバリアを回収するのが分かりやすく強い使い方。
他にはデデンネに巻き込まれたブロアーやタンカの保険として採用するのもありかもしれない。

【スタジアム】

・無人発電所
先1で出すと相手のテテフを止められる。
GXの特性が幅を効かせている現状、刺さる相手は多い。
無人発電所が出ている状態ならばGXの特性がなくなっているので、ブルーの探索を使えるなんてことになる場面もある。

TRは割愛。みんな知ってるカードだからね。

さて、一通り誉めたので次は弱いところ探しかな。
弱いところをどう補うかって大事だからね、弱みとしっかり向き合うと、強くなれる。

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