ガチグマ(赫月のすがた)Regulation E 序盤構築【ポケモンSV ダブル】
初めまして。エンリケと申します。
9月のDEXオフでお会いした皆さん、お久しぶりです。
今回はわたしの構築記事を訪れて下さり本当にありがとうございます。
未熟な文章かもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。
さて、今回の構築記事には主に3つの目的があります。
①. 自分の思考を言語化すること
②. 様々な選手の方々と交流のきっかけになること
③. 本構築記事がどなたかの構築の参考になること
Youtubeなどでダブルバトルの勉強をしていると、強いトレーナーの方々は思考を言語化することに長けており、その思考を誰かと共有することで視野を広げていると感じました。
今は主な結果をまだ残せていませんが、2024年のPokemon World Championships in Hawaiiに向けて、目的の最初の2つは挑戦しようと構築記事を書くに至りました。
そして、今回の構築記事が誰かの参考になれば幸いです。
構築の紹介に入る前に注意事項です。
本記事で紹介するのは、わたしが10月2日から10月6日までに使ったRegulation Eの構築です。結果を残した訳ではないのでご注意ください。
あくまでも、思考を言語化しようと思い書いた記事です。
以上の目的と注意事項をふまえ、構築記事をご覧ください!
それでは、どうぞ!
*これまでのわたしの戦績は以下の通りです。
Regulation B (2月) 最終513位(1853)
Regulation C (6月) 最終738位(1701)
月勝精進 長月の陣(9月)優勝
Dexオフ(9月)4勝3敗
(これから強くなります。)
*本構築記事は「ダメージ計算ツールbyポケソル」を参考にしております。
ポケモン紹介
構築のコンセプト
本構築は、ガチグマ(赫月のすがた)で瞑想を積んでいくことをコンセプトとしています。そのため、ガチグマがどうしたら安心して瞑想を積むことができるようになるかをまず考えました。次に、構築全体の火力を補うことが可能で、トリックルーム下においても活躍できる攻めのポケモンを考えました。
●ガチグマ(赫月のすがた)の耐久
まず考えたのはガチグマの耐久についてです。このガチグマは瞑想を前提としており、Cの種族値が135と元々高いため、Cに努力値を多く割く必要はないと思いました。その代わり、HBDに努力値をふり、オボンの実を持たせることで盤面上に長く残ってもらうことを目指しました。
最初にガチグマの努力値の意図についてふれておきます。
ガチグマのDはレギュEにおいて低い方だと思いましたので、Dを優先して努力値を割きました。努力値をH136 D244に調整することで、
S↑ブーストエナジーテツノツツミ(C252)のフリーズドライを乱数2発(33.7%~45.4%)で耐え、
S↑ブーストエナジー臆病ハバタクカミ(C252)のムーンフォースを
確定3発(17.5%~25.4%)で耐えることができます。もちろん、オボンの実の回復も考慮に入れてあります。
ちなみに、こだわり眼鏡型控えめハバタクカミ(C100)のムーンフォースはオボンの実の回復も含めて乱数2発(37.1%~48.8%)で耐えます。ここまで耐えてもらえると、Bの調整で相手の物理攻撃にも多くの場面で耐えることができ、瞑想を積む起点にもなりました。
ガチグマのBには116の努力値をふりました。正直なところ、Bの努力値はHとDで余ったものです。しかし、ウインディ(ヒスイのすがた)の威嚇を相手のいじっぱりパオジアン(A252)に入れると、
オボンの実の回復なしであれば
確定3発(39.1%~46.9%)で耐え、オボンの実の回復も含めると
乱数3発(14.2%~22.0%)で耐えてくれます。
次にガチグマの耐久をサポートするポケモン達についてです。
まずは先述にもあるようにウインディ(ヒスイのすがた)です。威嚇を相手の物理アタッカーに入れることで、ガチグマの耐久を上げることができました。
続いてクレセリアとヤバソチャです。
クレセリアの三日月の祈りとヤバソチャのおもてなしによる回復でガチグマの耐久をサポートします。トリックルームに成功すると、先制でヤバソチャのちからをすいとるを相手の物理アタッカーに入れることが可能です。
また、ヤバソチャのシャカシャカほうは相手をやけど状態にする可能性もありますので、ガチグマの物理耐久を上げることができました。
その点も含めてヤバソチャはガチグマのサポート役として最高でした。
●攻め
この構築はトリックルームに重きを置いていますが、パオジアンを軸とした物理アタッカーも組み込んでいます。
最初にガチグマを紹介します。
耐久に努力値を多く振っているので、クレセリアやウインディと並べて先発として選出することが多かったです。相手の先発が物理アタッカーだったとき、瞑想でCとDを上げつつ、相手のポケモンの総HPをドンドン削る役割をいつの間にか落ち着いていました。
しかし、先述にもありますように、努力値を耐久に多く振っていますので、
火力不足を感じた場面もありました。例えば、トリックルームが終わったときに備えて覚えさせたしんくうはでしたが、瞑想を積んでも思うような火力がでません。ヒードラン(H252 D4)には、瞑想を2回積むと乱数2発(42.5%~50.6%)ほどのダメージが入ります。
また、瞑想なしでは特殊アタッカーに脆いです。
この構築の大きな弱点は、瞑想とトリックルームの準備に時間がかかることだと思いました。
続いてパオジアンとウインディの並びです。
本構築の主役であるガチグマは鈍足であるため、素早さに自信をもてる
ポケモンがこの構築には必要だと考えました。そして、トリックルームが
発動している最中においても先制技を打てたらより良いと思いました。
そこで最初に使い始めたのが、こだわりハチマキカイリューとパオジアンの並びです。火力は十分で、トリックルームと相性も良かったと思います。
しかし、この構築を使っていた環境及び順位帯(10月4日あたり・800位~1000位あたり)では、(あくまでも体感ですが)アローラキュウコンを単体で使用したり、それを主軸とする雪パを使うトレーナの方々と多く
マッチングしました。
*因みに、10月11日時点における筆者の順位は6000位ほどです。この構築とは別のを使っており迷走してます。アドバイス、お待ちしております。
わたしの構築に目を通してもらうと、氷やフェアリーを相手に誤魔化せるのがB特化のクレセリアのみです。そして、ハバタクカミも環境に多い中、
氷やフェアリーに耐性を持たない構築には限界があると思いました。
そうした背景から、カイリューに代わってウインディ(ヒスイのすがた)を使うことにしました。
その結果、雪パの構築だけでなく、イーユイとハバタクカミの並びや、
トルネロスの木枯らし嵐に対してより安定して後投げできるようになったと思います。ただ、とつげきチョッキを持たせていたので、パオジアンを横に並べても火力不足を感じる場面が多かったです。こだわりハチマキの方が
良かったかもしれません。
最後はオーガポン(いしずえの面)についてです。
オーガポン(いしずえの面)はとても使いやすかったです。
パオジアン、クレセリア、そしてヤバソチャのそれぞれと並べてもしっかりとアタッカーにとしての役割を果たしてくれました。
努力値としては、特性が頑丈であるためAS特化で育成しました。岩ツタこん棒でH特化キュウコン(アローラのすがた)確定1発
(101.2%~120%)で倒し、H特化マルチスケイルカイリューは
確定2発(56.1%~66.7%)で倒せたので偉かったです。
また、特性の頑丈はこのゆびとまれと相性が悪いのではないかと思い、
剣の舞を採用しました。実はこの点については今も悩んでます。
いっそのことニードルガードを忘れさせて、このゆびとまれを覚えさせても良かったかもしれません。皆さんの意見をお待ちしております。
●ヤバソチャ
ヤバソチャはガチグマのHP管理を目的に採用したポケモンでした。しかし、いざ蓋を開けてみると、想定以上の役割を担ってくれました。
まずはご存じの通りHP管理です。ヤバソチャのおもてなしはガチグマのHPに限らず、猫だましなどで削れたパオジアンの気合いのタスキやオーガポンの頑丈を回復してくれる場面が意外と多かったです。しかし、このような
展開はあくまでも「意外と多い」なので、気合いのタスキや頑丈の回復は
偶然掴んだものと捉えるようにしてました。
次に、ガチグマの瞑想とオーガポンの剣の舞のサポートです。
ヤバソチャの怒りの粉で隣に並ぶガチグマが瞑想を積んだり、オーガポンが剣の舞を積む隙を作ってくれました。攻撃や特攻撃を上げた後、ガチグマやオーガポンを守らせつつヤバソチャでトリックルームを発動させる動きが
とても強力でした。
サポート性能に加えて、単体性能も優秀でした。ヤバソチャのシャカシャカほうは全体技かつ回復であり、相手に火傷を負わせることもありましたので、アタッカ―としての役割も同時に果たしてくれました。ヤバソチャには感謝しかありません。
最後に
わたしの構築記事は以上になります。
Regulation E の序盤の序盤に使っていた構築ですので、環境を考慮すると
需要がある構築ではないかもしれません。
しかし、記事を書いていく中で自分自身で気づくことも多かったと思います。この記事はあくまでも自分の思考を言語化することを第一の目的としていますが、この記事をきっかけに一人でも多くのトレーナーの方と縁することができたら幸いです。
後半は急ぎ足で言葉を並べてしまい申し訳ありませんでした。
トレーナーとしての実力だけでなく、文章力も磨いていきます。
今後も構築記事を書こうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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