ホールデム経験者向けの麻雀指南
前略
時々、麻雀とホールデムは似てるだとか、麻雀が上手い人はホールデムも上手いだとか聞くことがあります
私も麻雀は素人ですが、麻雀とホールデムが酷似してるとは思いません
まあ〜似てるっちゃ似てるかなぁ〜……くらいです
オセロと将棋くらいの違いがあります
その前提の上で、これとこれは似てるよね、って考えてみました
中略
それでは、麻雀をホールデム寄りに説明していきたいと思います
あくまで麻雀を説明するのではなく、ホールデムと絡めて麻雀を説明する記事のため、麻雀自体の説明はある程度省かせていただきます。申し訳ありませんが、麻雀をご存知ない方は逐次調べてもらわなければなりません。ご了承ください。
わかりやすくするため、麻雀の大まかなゲームフローに沿って説明していきます
配牌(ハイパイ)→自摸(ツモ)→聴牌(テンパイ)、立直(リーチ)→和了(ホーラ)
配牌=スターティングハンド
配牌は対局前にそれぞれ配られる手牌の事です
この配牌によって各プレイヤーに明確な差が生まれることは間違いありません
これはホールデムのスターティングハンドと同じような考え方でいいと思います
配牌が悪いならオリ(フォールド※)、配牌が良ければ積極的手組(コール、レイズ)
※麻雀はオリても振込の危険もあるし自摸和了を防ぐことも出来ないのでホールデムと違って100%安全という訳ではありませんけどね………
配牌の平均シャンテン数(14牌)3.15を基準としてこれよりも悪い手でプレイするならルース、もっと良い手でしかプレイしないならタイトと言ってもいいですね
ルースは難しいと思いますが、そこはホールデムと同じですね
参考:シャンテン数の計算式
自摸=コミュニティカード
ここはちょっと解釈が難しいところです
かなり頑張って解釈したと言う前提で読んでください
ホールデムでは配られたハンドを交換することは出来ません
仮に、そのままハンドの強弱のみで競ったらクソゲーですよね?
しかしホールデムにはコミュニティカード(共通札)があります
そのおかげでハンドリーディングも成り立つし、ゲームとして面白くなっていますよね
個人的には、麻雀においてのコミュニティカードが河(ホー)だと考えています
河とは、各プレイヤーの捨牌の事です(詳しくは調べてください)
ホールデムではディーラーがコミュニティカードを作りますが、麻雀では各プレイヤーに委ねられていると考えてみると楽しそうに聞こえません?
立直=オールイン(アグレッシブ)
些かの語弊はありますが、だいたいこんな感じでとらえてください
麻雀ではBETの概念がないので、文字通りのオールインという訳にはいきませんが、自分の逃げ道を塞ぐという意味では同じです
ただし、オールインの頻度が高いプレイヤー=リーチの頻度が高いプレイヤーという訳ではありません。あくまでアグレッシブだなぁ〜くらいに捉えてください。
ダマテン=パッシブ
ダマテンは、手変わりによる打点の向上や和了率の向上、危険牌振込リスクの回避などを狙ったプレーです。
リーチを選択するかダマテンを選択するか明確な答えはなく、場況を判断しその時々で決めるしかありません。
テンパイ即リーという考え方もありますが、ダマテンを選ぶ方がパッシブ寄りだと言えます。
一旦疲れたのでこの辺で終わります