kill AA(AAを殺せ)
おはようございます金紅火夏です
今日は私の提唱するポーカー戦略について概略を説明したいと思います
まず、最初に言っておくのはこの戦略においてAAよりも22の方が価値が高いということです。
また、相手がある程度上手い方でないと通用しません。そして気づかれれば対応されてしまうかもしれませんが、通常のレンジと交互に使ってこちらも対応しましょう。
そして、これは数学的に裏付けられた根拠があるわけではないので、オカルトのようなものだと話半分に聞いてもらってかまいません。その方が気が楽ですw
これが狂った戦略だということは百も承知です。あらゆる見地からの批判や反論が多々あることでしょう。大体にしてこの説には根拠がないのですから、なおさらです。
しかし、AAが強いだとかスーコネが強いだとか、果てはGTO通りにプレイするのが利益的だとか...そんな凝り固まった考えから自分を逸脱させたかったのです。
ポーカーを始めたのが2013年。思い返せばポーカーの勉強は先人たちの知恵を借りてやっていただけにすぎず、そこに一切のオリジナリティーはない。教育という名の日本の社畜養成カリキュラムとなんら変わらないことだったのです。
経験が長くなればなるほど目は曇り盲目になり、本質を見失っているかどうかさえも分からない幻想の世界に今自分は立っているのです。
そんな自分の殻を破るためにこの記事を書いています...
すみません。脱線しましたが、引き続き書いていきます。
(前提)一般的なハンドの強さ
ランク1:JJ+、AKs
ランク2:TT、AJs+、KQs、AKo
ランク3:99、JTs、QJs、KJs、ATs、AQo
・・・
後半は省きましたが、凡そ上記のようなランク付けが一般的です。
強いハンドの特徴としてわかるのは、ポケットペアか、Aを筆頭としたT以上のブロードウェイナンバーが多く含まれていることです。
kill AAにおけるハンドの強さ
ここではAAを筆頭とした相手の強いレンジを相手に大きなポットをとれるか?という点のみに着眼してランク付けをしています。
そのため地獄のような上ストや上フラ、セットオーバーセットを食らうことも多いでしょう。しかしめげてはいけません。最終的に笑っているのはあなたですから。
ランク1:TT-KK、22-55
ランク2:52s-54s、42s-43s、32s、Axs
ランク3:62s、72s-74s、83s-85s、92s-96s、66-99
ランク4:AA、上記を除くすべてのスーテッドワンギャッパー
ランク5:上記を除くすべてのスーテッドコネクタ
ランク1
TT-KKは相手の強いレンジに対してセットを作った場合、利益を高く出せるハンドです。だからここではランク1としています。
22-55をTT-KKと同様にプレイすることでローボードでセットを作ったときに相手の虚を付けます。基本理念として、スモールペアは安くフロップを見ることが基本とされます。だからこそ良い。
ランク2
ランク2は5以下のナンバーで構成されたペア以外のハンドがランクイン。これはA45のようなボード狙いです。相手がAAならまず降りませんし、AKもなかなか降りませんしA5sなどで2ペアをヒットさせても降りないでしょう。だからこそ良い。
Axsは言わずもがな、AハイフラでK以下のフラから毟るためのハンドです。上手い相手でもKフラを降りることは難しいため利益的です。しかしオールインまでは受けない相手も多いのでこの位置。
ランク3
ランク3はミドルのポケットペアと、最大6ギャッパーにもなる意味不明なハンドのオンパレードです。これはボードに923と落ちたとき、相手がA9やTT+を持っていた時にまさか2ペアはないだろう...セットかな?と思わせることもできますしセットなら仕方ないと諦めがちに突っ込んでくる相手から大きな利益が得られます。素晴らしい。
66-99のようなハンドは相手がオーバーペアを持っているようなとき以外には大きな利益が出ないため上記のハンドと同程度の価値としています。
ランク4
ランク4はAAとその他大勢って感じです。AAが自信をもって大きなポットをプレイできるのは少なくともボードにAが落ちた時だけです。それはKKのようなハンドを委縮させてしまい、大きなポットを争うことにはなりません。相手がKKを持っていて自分がAAを持ち、ボードにAとKが落ちたときは利益的となりますが、薄いです。
スーテッドワンギャッパーは通常のルース目なレンジに組み込んでいる人も多いので相手に警戒されます。なので稼ぎづらいとしてこの位置。
ランク5、そして
ランク5はスーコネのみ。スーコネはいまや見え見えすぎて即バレ不可避のためこの位置。
さて、Axo+やKxo+のようなハンドはどこに消えたのでしょう...
もちろん、ランク外なのでプリフロップですべてのポジションからフォールドです。当たり前だよなぁ?大体、一般的なタイトレンジを見れば明らかですが強いレンジに対してはドミネートされていることが多く、上手にプレイしない限り、しばしば惨劇を引き起こします。
ちゃんとATsのようなハンドが利益を出すシチュエーション(ボードJQK)もありますが、それはAxsに含まれています。しかし、基本的にオフスートはプレイしません。
例外的にレンジを広げることができるのはBTN、CO、SBからスチールの成功率が十分にあると断定できるときです。
また、
・HUの場合
・相手がショートスタックの場合
・相手が弱い場合
には一般的なレンジでプレイしたほうが百倍良いでしょう。
さて、当たり前のことですが、このレンジでプレイをするならば通常のプレイでは利益的になりません。
ロングボール的にプレイできるハンドは揃っていませんし、ポストフロップを上手にプレイできるだけのテクニカルさが求められます。
しかし、可能な限り、自分のやり方を言語化したいと思っています。
その衝撃のプレイ方法とは!?→続きは有料で^^
となりそうですが、大丈夫ですw
後日ちゃんと無料で書きます!
余談
まだ戦略記事を書いていませんが、ここまで読めば何となく伝わるかもしれません。
私は「ポーカーは数学のゲームだ!」という考えには批判的とまでは言いませんが、懐疑的です。
かといって、「ポーカーは心理戦のゲーム!」という意見にもまた懐疑的で、「数学や心理学や経済学といった知識を結集したマインドスポーツだ!」が近いとは思いますが、なんというか
ポーカーはポーカーというゲームなんだ
と思います。ほかの分野の言語で表そうとすること自体が間違っていると。
以上、余談でした