ポーカーフィッシュ/プリフロップ序
こんにちは!ポーカーフィッシュです。
この記事のまとめ
・プリフロのレンジ表はGTOベースのものを使う。探すのが面倒ならGTO Wizard。
・オープンレンジだけではなく、vsと3bet/4bet、3betcallレンジも。
・ベットサイズはアーリー 2.2BB、CO/BTN 2.5BB、SB 3BB。
・コールドコールはBBだけ。
・マイクロだとレンジは大きく変える。KKは4betきたら降りる。
・ポジションではなくてVPIPや3bet率から相手のレンジを想定。
現在オンラインでの現在ティーチング、コーチングを受けています。
1時間2000円+延長1000円税別。1回では無理です。段階踏んで、今回はここまで、改善できたら次のステップと繋げて行きます。
具体的にはまずはデータを確認して苦手なスポットを潰して、次にポストフロップを改善していきます。そこから上は根本となるポーカーへの理解度を高めていく必要があるので、プリフロップからフロップ/ターン/リバーへと進んでいきます。
ざっくりと目次だけ作ったページもあります。大変なので作るかどうかは未定ですw
今回はプリフロップについて、解説していきたいと思います。
まず僕は25NLzをクラッシュして50NLzを敗退しているレベルです。僕の考え方なので、鵜吞みにはしないようにお願いします。
ではプリフロップ、はじめます。
ぶっちゃけソリューションはなんでも良いです。GTOをベースに作られたものであれば大差ありません。無料のものでも高額なものでも似たようなレンジ表になると思います。
注意点としては、GTOをベースにしたものでなければ色々と問題が出てくるかも。というところですね。GTO Wizardでレンジ表は無料で確認できたと思うので、まずはそれを元にすると問題ないと思います。
もう一つ、ネット上ではオープンレンジは良く見かけるのですが、COvsUTGとか、vsのレンジと、3bet/4betのレンジも必要です。
オープンレンジを使って、UTGオープンに対してHJでコールとかありません。
コールドコールなんですが、コールレンジは最初はBBだけでかまいません。コールレンジを作るのはかなり難しいので、まずはBBだけで十分です。
これで、レンジは完璧ですね。GTOベースのレンジ表を使いましょう。
次、ベットサイズについて。基本的にアーリーポジションは2.2BB、CO/BTNは2.5BB、SBは3BBでオープンします。
アーリーは3betを受ける可能性が高くなるので、安くオープンしてレイトポジションになるほど3betのリスクが減るので高くなります。
もう一つ、SBの3BBはBBのオッズを悪くすることが目的で、2.5BBならオープンするところを降ろしたい、ということですね。
このサイズがなぜ違うのか、を理解することで、プリフロをカスタマイズするのときの精度が変わってきます。
2.2BBだとコールドコールが増える。3betはそんなに飛んでこない。ようなフィールドだとアーリーからでも2.4BBにしようかとか、細かな修正が入ります。
3betに関して。インポジションの3betは、僕は疑似BTNを作るためのものと理解しています。
どういうことかというと、ポジション別で成績を見ると、おそらく誰もがBTNの成績が抜けて良いと思います。
これは後ろに2人しかいないということもありますが、常にインポジションでアグレッサー側である、ということが大きな要素だと思っています。
インポジションで3betする、ということは、そもそも3betのレンジが強いということもありますが、インポジションでアグレッサー側になるというBTNと同じ状況を作り出せることも大きなアドバンテージだと思います。
逆にOOP、アウトオブポジションで3betすることのメリットは僕はそれほど見いだせないです。
SPRを小さくしてポジションの不利を減らす。というのは分かるんですが、SPRが小さくなればオッズコールすることも増えるので、そこまで大きな要素かなーと疑問も持ってます。
相手に対して難しい判断を迫る、という点については勿論あるんですが、OOPで3betしたらALL-INするか、あきらめるか、みたいな場面も増えるし、そもそもOOPってチェックレンジを強くしたりとかそもそもが難しいので、難しいポジションで大きなポットを争わないといけない状況を作るというのはどうかな-と思ってます。
これは3betのサイズにも現れていて、インポジションだとコールして欲しいから3x、アウトオブポジションだとコールして欲しくないから4xが基本となっています。
ただまあ4xでコールされるとねぇ、難しいポジションに追い込まれるのはこちら側なので、なかなかタフなスポットになりがちです。
5~10NLzのようなマイクロだとプリフロは大きくカスタマイズします。
GTOというのは最適なバランスなんですが、このバランスというのは、相手に対してバランスを取るんですよね。GTOのプリフロレンジというのは相手もGTOを理解してプレイしている前提のソリューションです。
実践でバランスを取らないといけないのは、相手に対してです。コーチングをしていてよく言われるのが、「バランスを取ってこういうプレイをしています」という言葉なんですが、居もしない相手に対してバランスを取ってるんですよね。
例えば、4betレンジ。確実に4betするハンドはなんですか?
マイクロだと、QQ+にAKと応える人が多いと思います。
QQ/KK/AA/AK。
次に確実にプリフロAIするハンドはなんですか?と聞くと、KK/AA。AKはたまに。QQもたまに。という人が多いのではないかと思います。
KKは基本プリフロAIなんですが、4betやプリフロAIするハンドのなかのKKとAKを強力にブロックしています。
KKで3bet打ちました。マイクロで4bet返ってきたらそれはもうAAですね。AKに対しても、30%負けるんで、そこまで有利というわけでもありません。
ライト4betや、QQ、あるいはJJやAQでAIするような相手がいないと、相手からの4betにKKで5betAIするのは利益的ではありません。
マイクロでKK持っていて相手から4bet返ってきたら降りた方が良いです。
だってQQ/KK/AA/AKでも4betせずに3betコールする人、マイクロだとけっこう多くないですか?そんなステークスで4betが返ってきたら、これはもうKKでも勝ち目無いです。
これは3betレンジや4bet/AIレンジについても同じことで、相手のレンジよりも強いレンジでやらないとダメです。
例えば、GTOのソリューションだとvsのポジションによって3betレンジが異なります。
vsUTG、vsSBだと大きく異なります。SBだとオープンレンジは45%ぐらいでオープンになるのかな。かなり広くオープンするんですが、ソリューションはそれに対しての3betレンジです。
相手がSBからでも、18%ぐらいでしかオープンしてこなかったら、それはUTGと同じぐらいのレンジを使ってるということなので、3betレンジもザガンと同じレンジを使わないとダメです。
ポジションによって、というよりは、やっぱり相手によって、ですね。相手の4betやAIレンジが堅ければ堅いほど、AAだけでAIするとか、こっちもアジャストしなければいけません。
逆に相手がかなり広く4betやAIしてくるようならAKでも迷わずAIぶち込みます。
3betや3betコールはボードカバレッジ、ボードのカバー率も考えて設計する必要もあって、これはポストフロップをどう戦うかにも繋がってくるので、ちょっと難しくなってきます。
バランスをどう取っていくのかになるんですが、残念ながらここから先は有料でお願いします。
ごめんなさい。僕はポーカーをビジネスとして捉えているので、有料のティーチングやコーチングでお願いします。
そのうちリバーまで全部の教材を作るかも知れません。コーチングに興味のある方は、ツイッターのDMまでお願いします。
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