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日本とオーストラリアの個人売買の違いを語りたい。

日本では個人間の物の売り買いがスムーズに行えるイメージがありますがオーストラリアではそうはいきません。その理由も自身の体験をもとに解説します。


日本の特徴

  1. 中古市場が活発

  2. 中古品への抵抗が少ない

  3. 価格競争が激しく、商品の流通が活発

日本にはメルカリやブックオフ、古本市場など中古商品が購入できる場がとても盛んですよね。何か欲しいものがあれば先ずメルカリで価格を調査して何となくの相場を掴んでなるべく安いところで買う。王道ですよね。

中古品に関して個人差はあるにせよ、比較的抵抗が少ないようにも思えます。
これには日本人はモノを丁寧に扱うので商品自体の状態が良いこともあるかもしれません。

出品数自体も多いため、売れやすくするために価格を他の出品者よりも安くすることで相場の変動も早い印象があります。配送に関してもコンビニから発送できますし、追跡機能までついてとても便利です。

オーストラリアの特徴

  1. オンライン市場の選択肢が少ない

  2. 中古品の購入に慎重な傾向がある

  3. 配送方法の不便さ

オーストラリアでは中古販売のプラットフォームがかなり少なく、質も日本のサービスと比べると優れているとはいえません。
オンライン市場はFaceBookのマーケットプレイス、Gumtreeがありますが、どちらも運営のサポートはなく個人間で支払い方法や、配送の段取りを決めます。


↑実際のFaceBookのマーケットプレイスの画面。ジャンルがバラバラですが何でも売ってます。笑

店舗で不用品を売りたい場合、現金化できる場合もありますがその店舗で使えるポイントへの換金制度だったりします。洋服いらないから現金化したいのにポイントなんて要らないよ。。となるわけです。

配送はAustraliaPost(郵便局)で配送がするのがメインですが、郵便局のため平日のみの営業ですし、配送料もやや割高のためオンラインの個人間取引だと送料がネックになることもあります。

実際の体験談

2年間の生活の中で買ったはいいけど状況が変化して使わなくなった物や、趣味で集めていたけど引っ越しの関係で断捨離したい等の理由で結構な数の商品を販売してきました。私が主に使ったのはFaceBookです。

日本在住時はメルカリを通して不用品を処分していました。商品投稿から3日以内、遅くても1週間以内には販売できていた感覚ですがオーストラリアでは2週間から下手したら1ヶ月以上何の問い合わせもないなんてことはザラで、連絡が来てから数日間は値段交渉に時間を費やしました。。。笑

商品自体マイナーなものではなく、ゲーミングモニターやヘッドホン、iPadなど日本だったら人気カテゴリに入るようなモノだったのですが。

支払い方法に関しては現金取引が主流だったりします。なので待ち合わせ場所を決めて購入者と直接対面することも珍しくありません。中には車がないので家まで配達してくれと要求されたり、待ち合わせ場所に何時に行くから待っててくれ!の連絡を最後にすっぽかされたことも何回もありました。

物を所有するのはリスクになるかもよ。って話

オーストラリアで何かを買い物するのは少しリスクがあると思います。日本だったらとりあえず試して気に入らなかったらメルカリで売ればいいや!
と気軽に買い物できますが(私だけ?)、この国では安易な考えで購入すると引越し、日本に帰国する際に処分できずとても苦労すると思います。取引も大変です。

引越しに全部持って移動する!って人や、帰国する時は全部持って帰る!って方はいいと思いますが、物が多いと新居のサイズも大きい部屋が必要になりますし、持ち帰るとしたら飛行機の預け入れ重量問題、送る場合もオーストラリアの海外配送はとても高いです。

最後に

いかがでしたでしょうか。私なりに日本とオーストラリアの個人売買の違いについて語ってみました。この記事を書きながら今までの自分のモノを買う基準だったり、何が大切で何が要らないのかを考えるキッカケになりました。物は生活を豊かにしてくれる一方で、管理する手間や維持する時間とお金もかかります。

考えがまとまったら記事にしてみたいと思います。
この記事が何かの役に立てば嬉しいです。

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