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【ORASトリプル】ヤケクソバンギマンダ

先人のすなるバンドリマンダといふものを、我もしてみむとしたところ、ドリュウズが消えた。

構築の経緯

これを読んでいる皆様、「ヤケクソ振り」というものをご存じだろうか。
攻撃、特攻の二か所に努力値を252振る振り方である。両刀のポケモンがたまにこの振り方で使われている。
ぼく「砂パ使ってみたいな。砂と言えばバンドリマンダかな」
ぼく「バンギC種族値95もあるんだ。両刀バンギマンダつよそう」
ぼく「ならヤケクソ振りでもつよいはずだ」

構築完成後のぼく「ドリュウズどこいった?」

パーティ紹介

バンギラス

✝れいせいAC✝@じゃくてんほけん すなおこし
いわなだれ あくのはどう れいとうビーム まもる

本構築の軸その1。れいせいなのは元々トリル持ちを入れようと考えていたため。初めて使うバンギラスがこれでいいのか?
雑に雪崩で削り、状況によっては特殊で殴る。バンギの悪波はほぼ読まれず、対角にあく、ゴースト、エスパーを配置されることも多かった。
エレザードを弱保起動要員としているが、敵に弱点突かれてそのまま生き残ることが多かった。壁があるとはいえ、なんだこの化け物……。
相手のトリルにただ乗りできる。非トリル時はバンギを動かしやすくするために、他ポケで麻痺撒きや壁張りをする。
最遅5Vの厳選に時間かかった。

ボーマンダ

✝うっかりやAC✝@ボーマンダナイト いかく→スカイスキン
ハイパーボイス すてみタックル りゅうのはどう まもる
本構築の軸その2。素晴らしい火力。耐久にも素早さにも振っていないため、味方のサポートにより耐えるか上から殴れる状態を保持する必要がある。
自分がマンダを使うのが下手くそなためか、なかなかうまいタイミングで繰り出せなかった。ワイガを剥がす手段がないためガルドがきつかったというのもある。あと特殊耐久は結構脆いので過信してはいけない(自戒)。
一回だけエレザードの対角にいるカイオーガを倒すために、そうでんを託され疑似ボルテッカーを放ったことがある。なおカイオーガは倒しきれなかったし、そもそも抜群の不一致捨て身と等倍の一致スキン捨て身はほぼ威力変わらないので撃つだけ無駄である。ガメノデスとかになら刺さるかもしれない。
6Vがなかなか生まれなかったのでD23くらいの個体を採用した。

トゲキッス

ずぶといH244B252D12@ぼうじんゴーグル てんのめぐみ
エアスラッシュ このゆびとまれ でんじは おいかぜ

アタッカー勢に飛ぶ地面格闘竜草をヂュッと吸ってくれる偉い子。時にはキッス式ねこだまし(6割怯みエアスラ)で無理矢理敵を止めたりと影の功労者である。マンダと一緒に出してどっちがおいかぜするでShowするのがたのしい。
もちものはオボンと迷ったが、結構長く場に残ることが多かったためゴーグルで正解だったと思う。しんぴを張れなかった時に指でキノコのほうしを吸う選択肢も持てた。

エレザード

おくびょうCS@きあいのタスキ すながくれ
10まんボルト そうでん とんぼがえり へびにらみ

弊天候パ常連トカゲ。とんぼはバンギの弱保発動用も兼ねる。なみのりにしなかったのはこの構築の前にめっちゃサーフしてて飽きたから。滅びに強い、格闘や地面から逃げてマンダキッスを繰り出せる、と何かと便利な技だった。更に天候が取れなかった時バンギ引っ込め→エレザとんぼ→バンギ繰り出しという流れで初ターンに天候を取り返せるのがおいしい。ボルチェンでいい?ほら地面タイプにも効くし……
そうでんは使いこなすのが難しかったものの、ギルガルドのシャドボを電気化してトドンが自己再生する暇を稼げた試合もあったので、入れておいて損はないと感じた。
特性はすながくれ。トリプルはリザYが多いので、タスキ持たせる上で一番安定する。回避上昇はおまけ。

トリトドン

ずぶといHB@たべのこし よびみず
ねっとう だいちのちから こごえるかぜ じこさいせい
バンギマンダザードがランドロスに弱すぎるという理由で雇用された。こごかぜによるS操作、バンギに向かう水技の牽制、終盤の詰めなどを担当する。火力はイマイチだがかたくて頼れた。
こご風は冷ビの方がいいなと思った時もある。が、Sダウンのおかげで拾いに行けた勝ちもあるので、一長一短だろう。このPTだとバンギもマンダもなぜかSに努力値を割いていないのでこご風で良い。
構築始動前の段階では、水技はだくりゅうを検討していたが、Cに振っていないのでやけどを狙えるねっとうの方が合っていると感じ、そちらにした。実は最初に組んですぐ飽きてお蔵入りになった、ちいさくなるシャンデラ構築の技を変えた流用個体。

ニャオニクス♂

おくびょうHBS@だっしゅつボタン いたずらごころ
ひかりのかべ リフレクター しんぴのまもり ねこだまし

シングルの流用個体。謎調整のまま使っているが特に問題は感じなかった。
耐久無振りなバンギマンダを壁で生き残らせるマン。普通に便利。
置物化防止と猫再使用のため、もちものはだっしゅつボタンにしている。できれば威張るも入れたかったが、技スぺがなく断念。
初めこの枠はクレッフィの予定だったが、ねこだまし持ちがいなかったので変更した。

使ってみて

勝率はアバウトだが、初日の前半辺りで6勝3敗くらい。勝ち越しているのは確か。
種族値が高く強いポケモンを揃えているので、単純に数値で押し通れる。また今までの天候パと異なり砂の維持に躍起になる必要がないため、まあまあ柔軟に動ける面子だとも感じた。この点は砂依存度の高いドリュウズがいなかったからこそとも言えそう。またバンギマンダ共に範囲技と遠隔技の双方を扱えるので、位置取りにあまり拘らずに済んだのもあるだろう。
一度も出会わなかったがナットレイが重いので、誰かにかえんほうしゃ入れてもいいかも。

まとめ

両刀バンギマンダは強いけど、ACぶっぱである必要性はないと思います。
(画像は「トレーナーカードジェネレータ」様https://tc.hnys.jp/
「ぽけっとふぁんくしょん!」様https://nouthuca.com/からお借りしています)


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