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サーナイトexが今熱い

一世を風靡した、つまり、旬な時は過ぎた、と思えてしまう
「サーナイトex」に新しい時代が来ているように思います。

理由としては、環境に劇的なインパクトを与えたカードの登場が挙げられます。

「カウンターキャッチャー」です。

一方で、Tier1になりきらない理由もあると思います。

「テツノカイナ」の登場です。

カウンターキャッチャーの強さ

カウンターキャッチャーは、結論反則級に強いカードだと思います。

理由は、ボス+サポートの動きが難なくできるからです。

本来、こちらの意図する相手をバトル場に呼び出すのは、ボスの指令の専売特許でした。
それがサイド先攻されている時に限り、カウンターキャッチャーで対応可能となったのです。

これは捲りを特徴とするデッキの大幅な強化にあたります。

古代・未来環境で登場したカードは非常によく考えられていて、
登場したポケモンの多くは、テンポがかなり早いものばかりです。
テツノカイナしかり、テツノブジンしかり、トドロクツキしかりです。

25分という短い制限時間の中で、勝負をはっきりつける必要があるため、
確かにそれまでの環境のメインであるロストやサナだと常に、時間ギリギリの戦いを強いられる印象がありました。

なので、反発するように「アグロ型」と言われるようなデッキも一気に増えました。

トドロクツキは、一時期に比べて、シェアを下げてきていますが、かなり強いデッキであることに間違いはありません。

話をもとに戻しますが、カウンターキャッチャーの登場により、実は大きなルールチェンジが起こっています。

それは、「サイドを先行していくこと」が有利とは限らない、ということです。

サイドを先行しないからできる大技

今までもサーナイトは後半にかけてサイド1ポケモンでサイド2ポケモンを倒していくという特性上、捲っていく傾向にありました。

ドローの強さもあり、ナンジャモで手札干渉を行ったあとでも、自分の手札を強くしながら戦うことが容易です。

そこに加えて、今回出てきたカウンターキャッチャーでの強化の恩恵を受けているという状況です。

サイドを先行されても、しっかりとサイド6枚をどう取るか、というプランを練ることができます。

1.サイド6枚イメージの作り方

サイドを6枚取るということを考えていくのがとても大事になりました。
これは解像度をぐーんとあげないといけないレベルです。

僕は元々大して緻密ではないのですが、サーナイトを握る時は、かなり意識的に相手のデッキタイプを予想し、何のポケモンで、どの順番で、どうやって倒していくのか、を考えた上でスタートしないといけません。

多くの場合、サイド6-5、6-4で勝っていくイメージです。

相手の戦い方、ドローサポートがどうなっているかを予想し、
コアなシステムを破壊しながら、最後バトルポケモンを倒していくようなイメージです。

例えば、サイド0-2で先行されている対トドロクツキの場合、
相手が水エネ捨てているかどうかによりますが、
まずはカウンターキャッチャーでビーダルを呼び出して、手札干渉をして、ゲッコウガを取ることを心がけます。
次に、ビーダルを取ります。

これで概ね相手のドローサポートの破壊ができています。

この時点でおそらくサイド2-4くらいの状態ではあると思います。
ここからは、サイド1のポケモンでサイド2のポケモンを取りに行く。
その際に手札干渉を打ち続けながら、やりたいことをさせないという方法を貫くのが大事かなと思います。

なので、相手がこのようなトドロクツキである場合に、1-1-2-2で行こう、という考えをできるだけ早期に検討つけないといけないかなと。

ここを無視してしまい、目の前のトドロクツキをいたずらに倒してしまったりすると、勝率がぐんと下がってしまうと思います。

ロスギラ対面なども通じるところはあり、
サイドは1-1-2-2で行くことを心がける人が多いと思います。

それは、こちらにとって、最も怖い、カウンターキャッチャー、雪道、ツツジを受けて詰みの状況を受けないためです。

ダメージは与えるけれど、サイドは取らない、というような動きを取るプレーヤーが競合プレーヤーには多いと思います。

例えば、クレセリアで、60−80ダメージをギラティナに乗せておく、とかです。

いたずらにキュワワーを取るのではなく、そういう動きを取ることで、
相手にはカウンターキャッチャーを容易に使わせず、こっちは使える環境を維持し、サイドストーリーをしっかりと描くことを彼らはしているのだろうと思います。

2.手札干渉&ボスの指令(and ベンチ狙撃)

カウンターキャッチャーがあることで、手札干渉とボスの両立ができるようになっており、加えて、ベンチ狙撃もしやすいです。
クレセリアによる狙撃ももちろんですし、さけぶしっぽで狙うこともできます。

個人的にはポケモンリーグ本部や災いの荒野と合わせることで、相手を盤面にロックしてしまうことができれば、一番強いかなと思います。

サーナイトは、ターンを重ねるごとにデッキパワーが上がる特性があります。そのため、相手が何もできずに返してくるターンが生まれれば、ほぼ勝ち確と考えて良いと思います。

それを生み出すことができる手はできる限り打ち尽くしたいなと思います。

サーナイトexデッキの強さは、
・ドローの強さ
・サイド1ポケモンの攻撃出力の高さ
・まくり性能

だと思っていますので、次のCLに向けて、擦っていきたいと思います。

プレイ練度がそのまま勝敗に直結してしまうので、最後の最後までリザードンexと悩むだろうと思います笑


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