成長の鼓動を感じるぜ(少ない時間でポケモンカードのスキルを上げる方法)
シティが足音を立てて近づいてきています。
ここのところ、不安というよりは楽しみが勝るようになってきました。
あ、先に伝えておくと、当方何の実績もない弱小プレーヤーです。今は。
いずれ、世界が僕を見つけると信じてますけど。笑
前置き
僕自身は仕事の他、3人の育児や家事、こどもと一緒に少年野球のコーチをしていたりと、ありがたいことに多忙な日々を過ごしており、おそらくポケカにそこまでの練習時間をさける生活をしていません。
なので、どうしても量を担保しながら、質をどこで上げるかを考えています。
仕事も一緒で、自分の動きと狙いが噛み合った時、人はいきなり成長することがあると思います。
よく、人の成長は右肩上がりだという人がいるけれど、僕はそう思いません。
基本的には人は成長しない。
ただ、
継続的な努力ときっかけが噛み合った時、突然垂直に成長する。
と思っています。
なので、遠いスコープから見れば、努力を続けている人の成長曲線は右肩上がりに見えるのですが、近づいてみると、停滞→垂直成長の繰り返しだと思う派です。自分自身がそうだったというのが大きいので、みんなにおしつけるつもりはないのですが。
さて、そんな中、自分のポケカの力量に垂直成長の予感を感じています。
戦績的なものはもちろんそうですが、勝ち筋が残っていない状態で負けることが極端に減ってきたことが顕著に出ています。
負けるにしても、勝ち筋はあって、やれることはやった、でも相手が上振れた、みたいな負けです。
ただしく言えば、事故によるしょうもない負け、と片付けることが減ってきたのかもしれません。
シティに挑んでもいないけれど、自分の備忘録のため、いつか息子が伸び悩んだ時に伝えてあげられるように、成長の手応えを書いておきたいと思います。
1.言語化
言語化=文字化では必ずしもないですが、文字に残すことの威力は凄まじいです。
僕自身は基本的に環境のデッキ×ハイレベルプレーヤーの構築を基本的にまんまで真似ます。
はじめは、何も考えずに真似ます。(これ大事)
プレイをしている中で、自分が60枚のカードに対して、そのカードの必要性や強さ、ベストな使用方法を考えていくことになります。
それを感想戦で相手と意見交換しています。
また、デッキをパクる際には、なんとなくまとめサイトとかからというよりは、noteなどを書いてくださっている方の文章をよく読んで理解した上で行うのが理想ではないかなぁと思っています。
デッキを検証していくのは、ジムバトルやサニちゃんランクバトル(おすすめ)で行いますが、幸いにも皆さんいい人ばかりだし、(迷惑な時は言ってください)僕よりスキルも経験も上の人ばかりなので、適切なアドバイスができています。
そこで得たものを良くnoteにまとめています。
下書きが山程あります。(僕にとって有用ではあるけれど、一般的には別にわからんだろうな、とかそういうものは下書きにガンガン積み上がります。)
多分50−70くらいはあるんじゃないかなと思います。
ここで、一枚一枚に採用理由と必要枚数に込めた想いをしっかりと見つめていくようにしています。
僕自身もまだまだ、60枚をフルに使って、しっかり戦うということが多くの場合できていないように思います。
ロストを握る方やミュウを握る方がプレイングスキルが高い人が多いと感じるのは、60枚のカードを最大限活用するスキルと経験値が馬鹿みたいに高いからだと思っています。
よくお祈り、というけれど、強い人たちのお祈りと自分レベルのお祈りにはかなりの差があるように思います。
最大限確率を高め、本当にワンチャンありえるな、という状況を作った上でのお祈りと、単なる運任せは全く意味が異なります。
ここのお祈りの成功率を高めていくために、言語化が何より重要だと思っています。
2.数値化
ビジネスの現場の新人教育などで、仕事柄やってきた「行動管理」みたいな考えをまさかカードゲームに使う日がくるとは。
カードのプレイングスキルを大きく分ければ、
1.自分のしたいことをする
2.相手がしたいことをさせない
ということだと思っています。
2023年からカードを始めた僕は、このあたりの理解がすごい浅いままでした。
ナンジャモや雪道ジャッジ、雪道ツツジみたいな言葉ばかりを知っていて、
その価値を正しく理解できていませんでした。
とりあえずの雑なナンジャモとかで良い思いをしたこともあり、認識も雑なままでした。
でもそのままだと、全然成績が上がらないんです。
ほんと安定しないんですよね。
相手がどうであれ、まずは自分のやりたいと思っていることは何なのか。
もう少し掘り下げると、ポケモンカードにおいては、2ターン目までの盤面形成と手札の充実だと思います
後半以降のシナリオは、経験値がものを言いますし、相手のプレイング次第で変わるため、ここのレベルアップはかなり高難易度です。
そのために理想的な動きの項目出しと実現度の確認をしていきます。
初期のたたきバージョンですが、バトルを通じて、自分は何ができているのか、何ができていないのか。
その結果どういう勝敗がついたのか、というようなことを統計していきます。
これは1人回しでもやるようにしています。
なので、もちろん、カットも本番さながらのカットをします。
カードを抜いたり足したりした時には、この数値のアップダウンをしっかり検証しないと、偶然のマッチアップでの成功体験に縛られて、非効率な1枚を抱えた状態になりかねません。
もちろん、理屈や数字を超えて、単純にこのカード好き、っていう理由で入れちゃうカードがあっても全然いいと思います。
ただ、そこの結果はしっかりと見ていないと、負けてばかりいたらつまらなくなっちゃいますよね。
このあたりをしっかり、数値化していくということを繰り返しているうちに、山札のチェックポイントの明確化と高速化が可能になってきました。
以前は数値化をしないで、チェックしてたので、キーカードのサイド落ち確認の漏れが出たりしてました。
毎回集計を取っているので、このあたりのチェックが落ち着いてくると、自分のプレイに一定の厚みが出てくるのを感じます。
3.対相手
ここまでの自分のやりたいことができている、が再現性を持って実行できている状況があった上で、相手のデッキを予想した上でどう立ち振る舞うか。
を考えていきます。
例えば、僕は現在リザードンを使っていますが、
ヒトカゲの展開枚数が安定なら1枚、ハイパーボールでリザードンexを捨ててミュウを使って冒険したら2枚みたいな状況の時、実現確率は五分五分だとします。
自分が先攻で、相手がパオジアンである場合、おそらく後攻1ターン目の攻撃はないですよね。
それならば、無理に引きに行く必要性はないわけです。
ただこれが、ロストやミライドンデッキである場合、後攻1ターン目から攻撃が始まる可能性がありますから、多少攻めた形になっても取りに行くとか。
ベンチを広げないでライコウをアルセウスで受けよう、とか。
そういう形の変化が出てきます。
ここでサイドレースも概ねイメージしながら殴りだしていくことが必要になってくると思います。
相手がワンパンしてくる可能性はどれくらいありそうか、とか、
相手のリソースは今どれくらい残っているか、などです。
100%相手の構築を当てることは難しいですが、
このデッキなら通常ボスは3枚だな、とか
スーパーエネルギー回収は4枚あるな、とか。
そういう状況を見ながら、サイドレースを進めていく上で、
いかに自分が有利で、相手にとって動きづらい環境を作るのか、が重要になります。
例えば、僕の最近使っているもう一つの候補デッキがさけぶしっぽ型サーナイトで、対パオジアンの場合、相手から見てとても嫌な動きの一つとしては、ボスでビーダルを前に縛って、後ろのセグレイブを叩くことです。
そうすると相手はエネを張れないので、逃げれないですし、パオジアンのわななく冷気も使えない可能性があります。
そこで止まってくれたら、そのまま連打して、ベンチを叩きまくることだってできます。
リソースや手札を見た上で判断が必要ですね。
こうなってくると難易度が上がってきます。
ポケモンカードは60枚のカードをフルにつかって、サイド6枚を相手よりもいかに早く取り切るかというゲームだ、と自分に言い聞かせて、総合的なプレイングスキルをどんどん上げていきたいと思います。
今の気持ちとしては、目指せシティ4勝。
低い目標と笑われようとも、頑張ります!!!