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【ポケカカード考察その1】進化前の技を使える!ジーランスの考察|こう

みなさんこんにちは!こうです。

今回から、新しいシリーズを始めてみました。ポケカカード考察ということで、新しく出るカードなどの中で、面白い性能だなと思うものがあればそれを考察して、使い方を紹介していきます。

と、言うわけで記念すべき第一回は1/26に発売される新弾「ワイルドフォース」に収録が発表された「ジーランス」を紹介していきます。


カード性能紹介

こちらがジーランスです。

HP100で手裏剣圏外なのえらい

特徴的なのはやはり特性です。
特性「きおくにもぐる」は、このポケモンが場にいる限り、自分の進化ポケモン全員は進化前に持っていたワザを使える。といった効果をしています。たまにいる、進化前の方が強い効果をしたポケモンを活かせるカードです。

Dレギュのときにあった「メモリーカプセル」のポケモン版といった感じの効果をしています。

初めて引いたパックから当たった思い出

ここからは、どんなポケモンがこの特性を活かせるのか考察していきます。

相性の良いカードを考察

①ガオガエンex

本体の性能も高め。面白いデッキ作れそう!

ジーランスと同時に発表されたこのカード。XなどのSNSでも話題になっていましたが、拡張パック「パラダイムトリガー」に収録されたニャビーニャヒートのワザが強いです。

すみっコぐらし

ニャビーが持っているワザ「しかえし」は、このポケモンに乗っているダメカンの数×20ダメージという効果をしています。本来はニャビーの低耐久で使われることを想定されているからこそ、ジーランスでガオガエンの高耐久を活かしながら大ダメージを出していけるのは非常に強いです。リザードンの「バーニングダーク」を一発耐えてからの「しかえし」などで、リザードンをワンパンする動きが強そうです。

ラブカスに飛びついてる?

また、ニャヒートのワザも強力です。
ニャヒートの持っているワザ「ふんばりクロー」の効果は、「次の相手の番、このポケモンがHP満タンの状態で、このポケモンがワザのダメージを受けて気絶するとき、このポケモンは気絶せず、残りHPが10の状態で場に残る」という効果をしており、HPが満タンならば、どんな大きなダメージのワザも一発耐えることができ、そこからの「しかえし」の動きは非常に強力そうです。

おそらく、ジーランスを最もうまく使えるカードではないでしょうか。
これこそがデザイナーズコンボだという感じがします。

②レジエレキVMAX

高かったころもあった

2023年の上半期まではミライドンデッキの常連であったこのカード。進化前の
レジエレキVのワザ「ライトニングウォール」が非常に強力です。

画質悪くてすいません

その効果は、100ダメージに加え、
次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは-100される」という
ヒスイヌメルゴンもビックリの耐久効果をしていましたが、本体のHPが200と低く、勇気のお守りをつけてようやく350の耐久といったところでした。しかし、ジーランスを使ってレジエレキVMAXでこのワザを使うと、脅威の耐久410を誇ります。

この60の差は大きく、ゴージャスマントをつけたサケブシッポのワザ「ほえさけぶ」を耐えたり、パオジアンexのヘイルブレードの要求が6枚から7枚になったりと、大分変わります。

道具もつけていないため、新弾で出るACE SPEC「ヒーローマント」などつけるとより耐久が上がるのでいいと思います。

そのうち、ジーランスレジエレキVMAXのデッキは紹介できたらと考えています。

③ボスゴドラVMAX

ブログやXなどで情報収集をしていたときに見つけて、面白そうだと思ったので紹介します。

ずっとEレギュのカードだと思ってた

ボスゴドラVMAXは、ワザ「ダイトッシン」が、5エネという莫大なエネ要求の代わりに、270点という高火力を出すことができます。

また、上ワザの「クラックスタンプ」も150点出しつつ相手の山を削ることができ、耐久力も330と高いなかなかのスペックをしたカードです。

300ダメージのロマン砲

さらに偉いのは、ボスゴドラVが持つワザ「むじひないちげき」です。このワザは、相手のバトルポケモンにダメカンが乗っているなら、300ダメージという高火力を出すことができます。

上ワザの「いわなだれ」も、バトルポケモンに90ダメージと、ベンチポケモン2匹に30ダメージと、器用さもあるポケモンです。

耐久力が230と低くはないものの高くもなく、5エネ貯めるまでに倒されやすかったポケモンです。しかし、ジーランスの登場で、VMAXの高耐久を活かしつつ高火力を出していけるようになりました。

組むとすれば、エネ加速はアルセウスで、ダメカンを乗せる手段はテツノブジンでになるでしょう。

アルセボスゴドラブジン、Eレギュの頃から存在はしているデッキですが、ジーランスでより一層強化されました。
いつか紹介できたらと思います。

④オーダイル

新弾で登場するこちらのオーダイル。

良いデッキ作れそう

特性の「トレントハート」は、毎ターンに1回使えて、自身に5つダメカンを乗せる代わりに、この番にこのポケモンが使うワザのダメージが+120されるという、脅威の威力アップ特性を持っています。

技の威力も160、トレントハート込みで280と、VSTARやたいていの1進化exを一撃で持っていける、優秀な非ルールポケモンですが、1進化のアリゲイツも非常に優秀なワザを持っています。

視線の先には何があるんだろう

アリゲイツが持っているワザ「ぎゃくふんしゃ」は、30ダメージに加え、このポケモンをベンチポケモンと入れ替えるという、一見普通のよくあるワザに見えますが、ジーランスの「きおくにもぐる」を通して、オーダイルの「トレントハート」を使った状態でアリゲイツの「ぎゃくふんしゃ」を使うと、威力150とたいていの非ルールを倒しながらベンチポケモンを壁にすることができます。

オーダイルの課題として、水2という微妙なエネ要求があったわけですが、ぎゃくふんしゃを使って安全に育てられるようになりました。

これも、ジーランスと相性が良い組み合わせだと思います。

⑤ギラティナVSTAR

これは、みなさん思いつかれているので軽い紹介だけにしておきます。

進化前に持たしていい性能ではない
280じゃ足りなくなったのインフレを感じる

環境トップのロストギラティナですが、その中心であるギラティナV、VSTARは
持っているワザ「アビスシーク」「ひきさく」「ロストインパクト」「スターレクイエム」のどれもが強く、ジーランスの登場によってギラティナVSTARの状態で「アビスシーク」や「ひきさく」を使えるようになりました。

他のポケモンと同じく、高耐久を活かしながら進化前の優秀なワザを使っていくといった使い方になります。

⑥フワライド

こちらのフワライド。

夕焼けが美しい

下ワザの「のろいをばらまく」は、超エネ3つで、ダメカン8個を相手のポケモンに好きなように乗せるという、ジラーチで対策されない代わりに少し弱くなったヤミラミ、といった感じの効果をしています。

しかし、それよりも特筆すべきは進化元のフワンテです。

このフワンテは、環境デッキのサーナイトexに採用されることが多いカードで、下ワザの「バルーンボム」が、超エネ2つで、このポケモンに乗っているダメカンの数×30ダメージ、というワザを持っているわけですが、これまでは、サーナイトexの特性「サイコエンブレイス」の際に、デメリットとして乗るダメカン2個を逆に活用して高火力を出すといった使い方でした。

僕が始めてみた公式試合が2023CL新潟で、
その優勝がヤマグチヨシユキさんの
サーナイトだった

しかし、300以上のダメージを出すには勇気のお守りかゴージャスマントが必要な上に、ロストスイーパー1枚で倒されてしまうのも課題でした。

そこで、ジーランスを通してフワライドでバルーンボムを使うと、道具をつけずに300ダメージ出すことができます。フワライド自身のワザも非常に優秀なので、そこまで邪魔にはならない気がします。

ただ、リザードンをどう頑張ってもワンパンできない点(おまもりフワンテなら月明かりの丘を使えばワンパンできる)進化させる必要がある点など、課題は多いので、さらなる研究が必要になるかと思います。

終わりに

以上、ジーランスの考察でした!

まだまだ、こんなポケモンと相性がいいよ、などといった事があればコメントして下さると、より良いブログになりますので、良ければご協力お願い致します。

これからも、デッキの紹介、カードの考察など週1程度で投稿していくので、興味を持って下さった方は、スキやフォローなどしてくださると励みになります。

それでは、また次回!
最後までご覧下さり、ありがとうございました!


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