「デキない…」を「デキる!」に変えるタスクボードの使い方
ソーシャルゲームは、ゲームを遊んでもらうために様々な工夫がほどこされています。
その中でも、デイリーミッションやウィークリーミッションにおける何かを達成したくなるデザインには感心します。(ソシャゲはほとんどやりません)
毎日与えられたミッションをこなせるのも、やはり達成したときにもらえるごほうびにある!
そこで考えました。
「ソシャゲのミッション系の仕組みをウチにも導入できないか?」
ということで、ソシャゲのように毎日与えられるタスクをこなして、それを達成するとごほうびがもらえる仕組みを導入するため、タスクボードと達成ボードを用意しました。
タスクボード
タスクボードは、100均のホワイトボードに100均のマグネットを貼りつけただけのオリジナルグッズです。
ボード内のタスクを毎日こなして、ある程度できるようになったら、できるようになったタスクを別のタスクに変更します。
タスクは、その時点で子供ができない、またはやってほしい行動に変更します。
ちなみに、ある程度できるようになったかどうかの判断基準は「親がサポートしなくてもできる」「毎日自然にできてる」という親自身の感覚に頼ります。
(現時点で)タスクは、①ボードゲームをやる ②夜ご飯を完食する ③歯磨きを一人でする ④ひらがなの勉強をする ⑤はしを使ってものを食べる ⑥遊んだものをかたづける の6つです。
ここで注意が必要なのが、④ひらがなの勉強をする など、どこまでやったら達成なのかが分からないタスクは、さらに具体化します。
例えば、「あ り が と う」と鉛筆で書くことができたとか、50音を全て言えたら達成と判断するといった具合です。
達成ボード
つぎに、達成ボードですが、なちゅふぉとブログさんで配布していた画像を使用しています。
タスクボードと達成ボードは、以下の5ステップの中で使用します。
タスクボードと達成ボードの使用方法
1. タスクボードに書かれていることをやる
2. やったタスクを裏返しにする(太陽のマークにする)
3. 1と2を繰り返して、6つのタスクを全て太陽のマークにする
4. 達成ボードに好きなシールを1つ貼る
5. 達成ボードのゴールに到達したら、ごほうびをあげる
タスクボードを使って良かったのは、デキないことが毎日の行動の中に組み込まれ、デキるになることです。
重要なのは、子供と一緒に何かを達成していくプロセスと、そこで発生するコミュニケーションにある。
なので、タスクに書く内容は強制的ではなく、子供と「何にするー?」と言う感じで話しながら決める。
「達成したときに何がほしい?」といって、欲しいものを一緒に決めているときのキラキラした笑顔が親のごほうびです。