【オトノハ】音ハメ作業
こんにちは。珈琲より紅茶党のもえこです。
休憩時間はお紅茶キメこんでます。うまし。
昨日はオトノハの稽古でした。
えっさほいさ自宅から持ち込みました。
オトノハ稽古専用になりつつあります。
昨日はスタッフ森田泰子も参戦してくれたため、
舞台装置や演出の方針について、
森田康平を交えながら相談し、
ピアノの音ハメを行っていきました。
オトノハで非常に重視しますこの「音ハメ」
何をしているかというと、
「この曲のこの小節までにこの台詞言ってください」と非常に細かな設定を行っています。
そのため、楽譜に台詞が書き込まれる謎現象が起きます。楽譜だけ見た人はなんだこれになること間違いなし。
「ピアノ朗読劇っていっても、ただ朗読にピアノ付けただけでしょ?」
はーい残念でした違いまーす。前回のnoteでも書きましたが、ピアノは4人目の役者です。
役者の後押しをするときもあれば、ピアノが主役になるときもある。
時には台詞を演じ、時には心情を演出する。
そんなピアノの使い方は非常に複雑です。
特に今回意識しているのは演者とピアノの「呼吸」。
三人+ピアノが同じ空気を作れるように、呼吸を作り出すことをお願いしました。
森田康平「わかりました!任せてください!」
森田泰子「はー、はーん?わかりません」
おそらく二人とも伝わりませんでした言葉足らず。
というわけで稽古の前半は実演して違いを感じ取ってもらいました。
呼吸を意識したピアノの弾き方、意識しないピアノの弾き方。
見取り稽古をしてもらう側は非常に緊張しましたが、うまくやるというより違いを感じ取ってもらえれば花丸。
呼吸が変われば音の出方が変わる。
するとメロディが変わる。
すぐに違いを感じ取ってくれた勘のいいお二人は、その後実演しようとすぐに着手してくれました。
ただ弾けばいいだけじゃない。
そのことに気づいてくれたので、意識がぐっと変わったのを感じました。
今回のメンバーは、皆頼んでいなくても率先して仕事をこなしてくださるので、非常に助けられています。
おかげで昨日1日で2作品とも音ハメ作業が完了。早いペースです。後はこれをなじませる。
先が楽しみな稽古。
小野瑞希、早く東京から来いと念じておきます。
合流稽古がたのしみです。