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【ポケカ投資#1】旧裏などの廃版カードがポケカ投資に最適解の理由とワケ7選

皆さんこんにちは!
Pokemania(ポケマニア)と申します。
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カードe の クリスタルタイプ最高なんよ!!!

ポケモンカードを投資対象とした活動を「ポケカ投資」と呼ぶのは皆さんご存知と思いますが、各カードにレアリティ・希少性の優劣がある以上はポケモンカードが投資対象となるのは自然発生的な面があると思います。
ですので、私はポケカ投資を行っている方に対して極端に否定的な印象を持っていませんし、むしろトレーディングカード売買だけで生計を立てている方は素直にすごいと思います。
しかし、やはり金銭が絡むのでリスク(損失)は避けられませんので、
上記のような超上級者の方以外は可能な限りリスクを抑えつつ、利益拡大を図っていくのがベストと思います。

(※)当方はポケカ投資家の括りよりもコレクターの括りに属しますが、
   レアリティの高いカードにBetするのは双方同じフィールドですので、
   コレクターの立場からですが利益拡大・投資の記事としています。

(※)過去の記事もご参照ください!

さて本題ですが、まず現在の新弾やレギュレーションのカードを投資対象とするのは個人的にはリスキーと考えています。
理由はいくつかありますので後述しますが、やはり短期タームでの値幅の変動が大きく、利益の見込みが「希望」「憶測」になってしまう(=主導的にコントロールしにくい)というのが大きなポイントです。
最近のカードを例にメルカリ相場をみてみますと・・・
・ミモザSAR 初動【6万円】⇒ 1m後【13万円】⇒ 3m後【9万円】
・ナンジャモSAR 初動【30万円】⇒ 2w後【15万円】⇒ 1m後【9万円】
 (※)1m後=1 month後(1か月後)、2w後=2week後(2週間後) 

このように一時的に相場上昇することもありますが、上昇タイミングで売り抜けできないと損失(負債)を負ったままカードを塩漬けすることになりますし、加えて再販が決まったナンジャモSARはさらに値下がりしてもおかしくない状況にまでなっています。
もちろん、長期的に見ればいずれは15万円や30万円の高値圏に相場が戻るかもしれませんが、先述の通り一度寝下がったカードが戻るかどうかは「希望」「憶測」に過ぎず、またいつ頃に戻るかも分かりませんし(一般に下がった期間の数倍~数十倍の期間を要す印象です)、ここに手を出し介入していくのは、資金力の少ない個人投資家であればあるほどリスキーと考えるわけです。
(現実的にナンジャモSARが30万円まで戻ることは当面無いでしょう。)

上記より、もしポケカ投資をするなら私がオススメするのは廃版となった昔のポケモンカードになります。
【対象】旧裏、Web、VS、カードe、ADV、PCG、DP、DPt、Legend

もちろんデメリットもありますので100点満点の投資対象ではないですが、後述する7つの理由から新弾のカードを追いかけて右往左往するよりも、はるかにコストパフォーマンスはいいと思います。


理由① 新弾は値幅変動で損失のリスクがあるけれども、旧弾は値下がりリスクが遥かに少ない。

最大の理由がこれに尽きます。
考えれば簡単なことですが、「ポケカ投資」の名目で大量に販売/流通/売買されている新弾/レギュレーションのカードと比較して、既に廃版から10年以上経過して流通数も少なくなっているカードは当然ながら総数が増えることもないので、希少性は販売量/流通量/売買量と逆相関することから、相対的に希少価値の高い旧弾のカードは値下がりしにくいのは自明です。

ポケカ投資に限らず、投資で一番重要なことは「損をする対象に投資しない」ことは通説の通りで、これが分かっていないと痛い目を見ます。
つまり、利率算出では「損失率=利益率」にならないということです。

【例題】
例えば単価10万円の投資対象商品があったとしましょう。
リスク承知で購入後、30%値下がりしてしまいましたが、その後30%値上がりしたとします。この商品の購入者の損得額はどの程度でしょう?

この事例を読んで「損してないじゃん」と思った方は投資に不向きかもしれません。

【解答】
・10万円×0.3(値下がり分)=7万円
・7万円×1.3(値上がり分)=9.1万円 ←9千円マイナス!
このように同じ減少/上昇率では損失を被ります。元値を取り戻すには30%の値下がりに対して43%の値上がりが必要になってしまうのです。
 ※7万円×1.43(値上がり分)=10.01万円

また、最初の値下がり幅が多ければ多いほど取り戻すにはより大きな相場上昇が必要になってしまいますので、いかに値下がりリスクの少ない投資対象を選ぶかが最重要になります。
「値下がりリスクもあるけど、利益も見込めるから買っちゃえ!」は、
ポケカ投資ではなく、ポケカギャンブルです。

理由② 新弾は常に最新の情報/最新の価格を追う必要があるけれども、旧弾は情報を追わずとも気長に待てば勝手に値上がりが期待できる。

新弾を追う場合、いつ新弾が発売予定で、いつから予約開始で、いつ/どこの店舗販売予定で、どの程度入荷する予定で、どんなレアカードが封入されるか、どの程度そのレアカードが封入されているか、どの程度の相場観になるか、どの程度の販売総数になるか、再販売はするのか/その時期や販売数量はどの程度か、価格の変動はどんな傾向になるか、仕入れ/売り抜けのタイミングはいつになるか、あれはこれは・・・

一方、旧弾はなんの労力もいりません。
理由①のように短期間で大きく値幅変動しませんので、納得のいく金額になったら購入して、手元においておけば自然と相場が上がっていくことが期待できます。

理由③ 新弾は抽選/販売のためにショップに並ぶことも必要だけれども、旧弾は健康的に売買できる。

新弾のポケカ投資は非常に人気が高く、全ての人に売ることはできないため基本は抽選または店舗での先着順になることがほとんどです。
よって、情報を追った後は抽選のためにWebや店舗に並ぶ必要がありますし、先着順の店舗に至っては前日の夜から並ばなければ行けない場合もあります。特に先着順の店舗では1人1箱などの個数制限がありますので、同業グループや家族(時には小さな子供も!)で寒い雨の中並んでいるニュースはさすがに滑稽でしたね。
しかも1人1箱程度では豊富な人員を割けないとレアカードは引けないですし、時給換算は最低賃金を下回っているんじゃないですか?

一方、旧弾はネットか店舗での購入/売却ですので店舗に並ぶ必要もなく、日常生活の合間にチェック/売買できますので(新弾発売/抽選のために会社や学校を休む必要もなし)、健康的に投資が出来ます。

理由④ 新弾は美品が前提で傷に神経質になるものの、旧弾は傷ありが前提なので美品の価値が極めて高い。

新弾はパックから開封直後の状態が前提のため、初期傷も許さない美品での取引が当たり前になっています。ネットでも「開封後すぐにスリーブに入れましたが初期傷等があるかもしれませんのでプレイ用とお考え下さい」というような予防線であふれていて、あれだけ前日の夜から並んでやっと購入できても初期傷に怯えたり美品として売却することが出来ないなんてリスクリワードの観点からどうなんでしょうか。

一方、旧弾はそもそも美品が少ないので傷ありが前提となります。
コレクターもそのことは分かっているので多少の傷程度であれば妥協範囲内として十分に高値で売買が成立していますし、さらに美品の少なさから旧弾の美品の市場価値は新弾の美品とは一線を画します
ここでいう「市場価値」とは単純な値段だけではありません。ここまでお読みになっていただければ分かりますね。

理由⑤ 新弾はPSA10が当たり前なのでPSA9では利益が見込めないものの、旧弾は美品自体が少ないのでPSA8,PSA9でもリターンが見込める。

理由④のとおり新弾は美品が前提のためPSA投資もリスクが付きまといます。要は、美品=PSA10の最高評価がベースにあるので利益となるのはPSA10 gradingのみとなり、PSA9では利益がほとんど見込めず(=PSA鑑定なしの美品相当の価格帯。つまりPSA鑑定料金/期間がムダ)、PSA8以下では通常取引レートでの売買すら難しいレベルになってしまうでしょう。
どうしても初期傷や開封時の傷を完全に避けることは難しいのでPSA10を100%取得することは難しく、またPSA10を取っても相場の2~3倍が関の山で、「美品=PSA10」が前提となると投資対象としてのリスクリワードは誰もが介入できる難易度ではないでしょう。

一方、旧弾をPSA鑑定されたことがある方は分かると思いますがPSA10を取ることは難易度が相当高く、よってもし旧弾のPSA10を取ることが出来れば相場の数十倍~数百倍のリターン(※)が見込めますし、PSA9やPSA8でも十分に利益を見込むことが出来ますので、実は新弾よりもカード状態にシビアになりすぎる必要はありません。

(※)相場の数百倍の例示として、旧裏の初版(No rarity symbol) コモンは、通常1枚500円程度ですが、PSA10では150,000万円前後のレートで取引されており約300倍の評価額です。

理由⑥ 旧弾でも昔以上にコレクターや扱うショップが増えてきて、価格競争によって新弾以上に値上がりしつつある。

回転の速い新弾に比べて旧弾は価格上昇スピードが遅いなんてのは一昔前の話です。最近ではネットだけでなく実店舗でも旧弾カードを取り扱う店舗が格段に増えてきていますのでサイクルはしっかり回転していますし、相場観も以前よりも敏感に反応してくれています。
言い換えると、価格競争が最近になって加速してきているということも意味しますから、スタートが遅かっただけでここから一段と価格上昇するのは目に見えていますので、新弾よりもむしろ旧弾カードこそ今すぐ介入すべきと言えるでしょう。

理由⑦ 旧弾は再販売や流通量の多さから値下がりするリスクが高いが、旧弾は再販がなく流通量も減っているので、希少性から自然に相場が上がりやすい。

旧弾のカード価格は上昇しにくいと言われているそうですが、そのようなことを発言する方は旧弾カードを触っていない方だと思います。
例えば1~2年ほど前と現在での価格比較をしてみましょう
・初版ピカチュウPSA10:約10万円 ⇒ 100万円over(10倍)
・ひかるリザードン:約5万円 ⇒ 50万円over(10倍)
・ルギア(クリスタルタイプ)約3万円 ⇒ 50万円over(17倍)
(※)1~2年前の取引レート ⇒ 現在の取引レート

旧弾でも人気カードであれば優に10倍~20倍のカードはざらにありますし、一番最重要なことはこの上昇期間において値下がりした期間がほとんどないということが最大の強みです。
値下がりは需要と供給バランスで決まるのであれば需要が下がるか供給量が上がるかの2択で、新弾はこの両方のリスクを常に側面として考えておかなければなりませんが、旧弾は需要が上がることは有っても下がることは無く、供給量も当然増えませんので値下がりしにくく、値上がりしやすい投資対象ということになります。

最後に・・・

もちろん新弾で大幅な利益を上げている方もおりますし、私がもし今から新たに新弾で「ポケカ投資」するのであればその方々と同じ手法を取ると思います。
つまり、人数/財力を注ぎ込んで[数]で利益を取りに行きます。
逆に言うと、新弾で大きな利益を上げるとしたらこの手法しかないと思いますので旧弾とは逆に流通数/販売数が多く売買スピードが速いことを利用しますし、一方でこの手法を取れない視点で言えば旧弾にはデメリットになります。
(※例)25th anniversary collection 発売直後からリザードンやおたんじょうびピカチュウなど需要の高そうなカードを500枚収集して、9割PSA10狙い(残り1割は初期傷等でPSA9以下)のような挙動を取ると思います。

しかし大多数は個人または少数グループと思いますのでこのような手法を取れない以上は新弾での利益は労力に見合っていないと思いますので、新弾よりも旧弾がオススメですよ、という記事でした。
[投資]なのですから短期で一喜一憂ではなく、長期の安定資産を目指しましょうよ、と最近の界隈を見て思った一個人の意見です。

最後にここまでお読みになってくださった方に向けて、旧弾でポケカ投資するにも押さえておきたいスタンスやコツがありますので、次回記事のリリースに向けてフォローいただければ速報で通知が行くと思いますので、ぜひよろしくお願いします!

その後、新作できました!(下)

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