【ポケポケCS 3位】クリムゾンヘイズ環境考察【義務ポケカ】
どうも、ルギアで初めてカビゴンLOに負けました。
のぶ(@Cramorant_pcg)です。
前回投稿したロストバレットの記事を読んでいただき、ありがとうございました。今後もたま〜に更新していくつもりです。
3月24日(日)四ツ谷のnote placeにて開催されました、「第5回 ポケ実ポケカ部チャンピオンシップス supported by note」に参加。3位に入賞できたので、参加規約により、筆を執っています。今回はゆるめ&全文無料なので、移動中にでも目を通してみてください。
大会で使用した「ルギア」デッキではなく、「クリムゾンヘイズ」までの "環境の変化" について、記しました。
(ルギアはこの前のCLで優勝してるしね)
●自己紹介
主に都内で活動中。
ポケモンカードに触れたきっかけは、ある病気での入院中に暇になり、病院内の売店でタッグボルトを購入したのが始まりです。
普段はよし(@PokePokePokeK)や、ぷにんこ(@puninko_pcg)と練習し、関東の強豪プレーヤー達と切磋琢磨しています。「新小岩」というグループに一応所属中。
最近は、葬送のフリーレンにハマっています。推しキャラは、ユーベルとフリーレン。
主な実績
これ以外にもシティリーグはトナメ多数、自主大会の優勝等もあります。
CLの決勝トーナメントは通算3回進出しており、今シーズンのCLは全てDay2に進んでいます。
●環境考察
まずは、今環境を語るにあたり、前環境の復習をしていきましょう。
◇CL福岡2024〜シティリーグS3終期
Tier表はこの通り。
注目するべきデッキは、「カウンターカイナ」「リザードン系統」「ロストギラティナ」でしょう。
カウンターカイナは、「CL福岡2024」の後から流行しました。序盤に〈ミライドン〉のわざ〈アクセルピーク〉でベンチにいる〈テツノカイナex〉にエネルギーを集め、中盤から終盤にかけて〈ごっつあんプリファイ〉で猛攻を仕掛けていくデッキです。
やる事が明確でカスタマイズ性もりもり、人気が爆発。シティリーグではよく見かけるデッキとなっていきました。このデッキの強力な点は、何より再現性の高さだと思っています。エネルギー1枚と〈ペパー〉1枚があれば、〈テクノレーダー〉&〈ブーストエナジー 未来〉の2枚を持ってくることで、簡単に〈アクセルピーク〉までつながります。
次に「ピジョットリザードン」。いわゆる、ヨネタク型です。S3の後半で爆増しましたね。
このデッキは、〈リザード〉が2枚、〈カウンターキャッチャー〉が3枚採用されているので、以前の型よりも逆転できる要素が多く、〈ロトムV〉が2枚入っているのでサイド落ちに泣く事も少ないので完成度が高いです。
解説記事も出たので、プレーの勉強もできるので流行しました。
最後に「ロストギラティナ」。環境に「ピジョットリザードン」が増えたことで立ち位置が良くなり、後半に少しずつ現れた「カビゴンLO」にも戦えるため、CL福岡2024の後に、再評価されました。
以前から強いロストギミックももちろん、比較対象にされがちな「ロストバレット」よりは、〈アビスシーク〉の分安定感が高いです。
Eレギュの時とは違い、〈頂きへの雪道〉がなくなった分、攻撃の手に〈テツノイサハex〉が参戦。前よりもかなり攻撃的なデッキになりました。
このように、S3終盤にかけては「カウンターカイナ」が流行→強い「リザードン」のデッキが出回る→それに勝ちやすい「ギラティナ」や「カビゴンLO」が増えるといったメタの動きがありました。
クリムゾンヘイズ環境
今環境はこのようなTier表になると思っています。
大きな変更点は、「カビゴンLO」「ルギア」の躍進と、「ロストバレット」の評価が落ちた部分でしょうか。
まず、「カビゴンLO」と「ルギア」がなぜ強いのか。新弾で登場した〈ガチグマアカツキex〉の存在と、環境的立ち位置の変化があります。
◇ガチグマexの登場
〈ガチグマアカツキex〉は、HP260という高い数値を持ちながら、〈特性:ろうれんのわざ〉によって、少ないエネルギーで〈ブラッドムーン〉を使うことができます。
HP260のポケモンが240ダメージを出せる事に価値があり、〈テツノカイナex〉〈トドロクツキex〉のようなHP230のポケモンexを倒せたり、2回の攻撃で〈ヒーローマント〉のついた〈リザードンex〉ですら倒す事ができます。
このカードの登場によって「カビゴンLO」はサイドを取りきって勝つという大きな勝ち筋を獲得し、「ルギア」は〈チラーミィ〉がいない盤面から〈テツノカイナex〉を返すことができます。
〈ギラティナ〉に対して、〈Vガードエネルギー〉+〈ミストエネルギー〉がついた〈ガチグマアカツキex〉が山から下りてきたら、ギラティナもたまったものではないでしょう。
その結果「カビゴンLO」が環境レベルに、そこに有利が取れる「ルギア」も環境での立ち位置が良くなり、一気に環境トップに躍り出ました。
今後は、「カビゴンLO」にちゃんと向き合う必要が出てきそうですね。
◇ロストバレットについて
前環境では高評価だった「ロストバレット」ですが、今環境はあまりよくないと考えています。
理由は、 "究極のはなえらび" の多発と「カビゴンLO」の躍進です。今後〈ガチグマアカツキex〉が流行していくと、〈ミストエネルギー〉がついた〈ガチグマアカツキex〉は〈フーパex〉のようなポケモンで弱点をついて倒していくか、〈シンオウ神殿〉のようなカードを採用しなければ倒すことができません。
このように、ピンのメタカードをデッキに何枚も採用していくと、デッキの安定性が落ちる事に加え、"究極のはなえらび"(どちらも捨てる事ができない2択)が発生する確率がどんどん上がってしまいます。
「カビゴンLO」の躍進も「ロストバレット」には向かい風です。
主に〈ビワ〉が厳しく、1回目の〈ビワ〉で〈ミラージュゲート〉や〈すごいつりざお〉がなくなるのはプレーでどうにかなる範囲ではありますが、中盤以降に打たれる2回目の〈ビワ〉は避ける事が難しく、ゲームに必要なカードがトラッシュされてしまい、致命傷です。
その結果、リソース不足が原因で負けやすくなっています。その頃に〈ガチグマアカツキex〉が終盤に暴れられたら返せない事がほとんど。
ただ、今後の環境の移り替わり次第では、チャンスは巡ってくるデッキなので、引き続き注目ですね。
◇環境のカギを握りそうなカード
今後の環境のカギを握るのはこのカードだと思います。
〈テツノイバラex〉はまさに "今が旬" なカードです。
〈特性イニシャライズ〉は、環境に多く存在する〈ロトムV〉の特性を止められるだけではなく、〈ルギアVSTAR〉の〈特性:アッセンブルスター〉や、〈リザードンex〉の〈特性:れんごくしはい〉も止める事ができ、今環境トップのロック性能を誇ります。
ただ、「リザードン系統」は〈マキシマムベルト〉の採用が流行しているため、2回手貼りで育った〈ヒトカゲ〉が〈ペパー〉1枚から〈リザードン〉に進化してそのまま持ってかれてしまうこともしばしば。
このカードを使ってうまくリザードンに勝てるように組めれば、沢山勝つことができるかもしれません。
アンフェアスタンプは、いきなり飛んでくるとデッキ次第では負けてしまう恐ろしいカード。
特に「ピジョットコントロール」のような確定サーチのできるLOデッキには採用すると強力です。ただ、種が割れると相手にひたすら準備されてしまうのでこのカードの強みが半減してしまうのがネック。
〈ミカルゲ〉は〈テツノイバラex〉と役割が似ていますが、取られるサイドの枚数が1枚な点と採用できるデッキの幅で差別化できています。
また、わざの〈ぱっときえる〉が〈ジェットエネルギー〉と相性が良く、「カビゴンLO」戦で常に後ろのポケモンを呼び出す要求を作れるので、LOの対策カードとして、役割を持っている。
ロストと対戦してスタートした際に足手まといになりがちな点、「ピジョットリザードン」のような序盤を〈ロトムV〉に頼っているデッキに採用した際にスタートすると、自分の〈ロトムV〉が使えなくなってしまうのが弱点です。
●おわりに
いかがでしたか?
今回は「クリムゾンヘイズ」の環境考察を記事にしました! これからCL愛知2024まであと2週間、どんなデッキが出てくるのか楽しみですね♪
今シーズンも残す大型大会は3つとなり、いよいよ後半戦です。頑張っていきましょう~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?