2023年振り返り記事
はじめに
2023年の振り返り記事です。今年はかなりの好成績を残すことが出来たいい年でした。それ中心の内容で、他のことも振り返ろうかなと思います。
※SV発売を基準としているので2022年の内容も一部含まれます。
※文体(敬体・常体)が適宜変化します。
※一部プレイヤーのHNを出しています。
SV発売~レギュC考察
発売直後
2022年11月下旬に発売。この頃はストーリーややり込み要素を楽しむ。
ダブル自体は2022年7月末に始めた都合上経験はほとんどなかったため、実質SV新規勢と言っても過言ではないが、ダブルのモチベは初めからあった(SV新規勢によくある、PJCS予選が開催されるのを知ったから、というきっかけではなく12月のランクマからダブルやってたということ)。
12月~2月
12月からランクマシーズンが開始された。この頃はただひたすら経験を積み、試行錯誤している時期だった。
触ってた構築は
S1→イッカコノヨ、バンギルガン、気合溜めサザンドラ
S2→イエアルマ、寿司
S3→日本晴れ追い風構築(古代活性組×ヤミカラス)
この頃にPJCS予選の日程、概要等が発表される。
3月
3月(S4)はレギュBだったが、ランクマがレギュCに移行してからわずか一週間で予選開始というシビアスケジュールだったのもあり、レギュCの仲間大会に潜るなどしてレギュCの考察に専念していた。
この頃使用していた構築は
バンギルガン、イッカコノヨなど。
いろいろと試してみて、
バンギルガンイッカコノヨ@2→イッカコノヨサーフ@3
の形に構築が変化していった。
この時期は特にcobaltさん(現:@cobalt_poke8128/当時の垢は凍結済み)のツイートを参考にしていた。どのアーキタイプが強いのか、どのような構築なのか、何が何に有利不利なのかという環境構造や、ポケモンの調整案ツイートは本当に有益でした(ありがとうございました!!)。
イッカコノヨサーフ@3に落ち着いた後は@3の考察に取り組んだ。
この構築の原型で、@3の考察の際に参考にしたのが以下のカ・エールさん(@hirosipoke)の動画です。
当動画では@3にディンルー/チオンジェン/テツノツツミが採用されており、当初これで使用していたが、全然上手くない初心者であった当時の自分にとって、チオンジェンが上手く選出されていないと試合のテンポを遅らせてしまって勝ちにくくなってしまうということが多かったため解雇、代わりに過去に使った経験があり、初心者向けであった追い風という要素を取り入れることとした。
追い風要員の候補として、ヤミカラス、ファイアローが挙がった。
どちらも試したが、単体性能が高く汎用性の高いファイアローを最終的に採用。ファイアローの型はHB特化ゴツメ(~本戦)→陽気HAベース(ライブ大会)と移行。どっちも強かったけど後者の方が洗練されてる感じはある。
4月~5月(PJCS予選+本戦)
予選は3回行われ、4月上旬、下旬、5月上旬の日程。
予選3回、本戦共に前述した構築を使用。
イッカネズミ/コノヨザル/サーフゴー/ファイアロー/テツノツツミ/ディンルー
第1回予選(4月7日~10日)
初回で本戦権利獲得!正直自分のシニアカテゴリ間での立ち位置がわかっていなかったのもあって権利獲れるかどうかわからなかったのでとても安心したし嬉しかった。
第2回予選(4月21日~24日)
こんなに上位獲れるとは思ってなかったので本当に嬉しかった。これがきっかけで自分が案外実力あると認識。自信もついてきた。
第3回予選(5月5日~8日)
前回チキって45戦やりきれなかったのでこの時は全戦やり切ると決意。やり切った結果前回より悪い結果だったためそこは不安要素だったが後悔はなかった。
本戦
本当に大会として史上最悪。杜撰な大会運営だった。問題点に同じ人との連戦が発生するというものがあったが、自分も最後の3戦同じ有利構築の人と当たって3連勝したので複雑な思いだった。
これでライブ大会の権利獲得。本来ならWCS権利もすでに得られたはずだったが、さすがに補填として本戦の追加開催が行われた影響でなしに。しょうがない。
PJCSライブ大会
構築を一部変更。
これを受けて、当該2体に代わり、パオジアンカイリューを採用。
形式:クローズドBO1・ダブルエリミネーション
Day1
Winners○○○○×
→Losers○
→→Day2進出/WCSDay2出場権獲得
世界権利を得れただけで嬉しかったのに、まさかのDay1突破で夢のような気分だった。このときにシニア最強格のじぐざく、ろーる、シッティンなどと面識を得る。
Day2
Winners×
→Losers○○×
→→日本4位/TA権利獲得
まさかのTop4入賞でさらに嬉しかった。夢のような気分だった。負け試合はどちらもじぐざく選手に負け(イルカウインバレルの練度高い)。
QUALIFIERバッジ首に提げながら会場歩く時の無敵感は異常でした。
7月(~WCS)
7月からランクマがレギュDに移行。後にこれが世界大会ルールであることも発表された。ガチクレセが最強TierSの環境であったが、てるチャレでレジドラゴ構築が優勝、てるチャレオンラインでHウインディの構築が優勝したことにより、環境のメタも変化してきた。
当初ガチクレセを使用していたが、ランクマで3勝14敗したこと、短期間の練習の上で大会に臨むといった状況下では自分に向いていないと考えて、大会3週間前あたりから変更をし、トルネウーラ構築を使い始めた。しかしこれもなかなか馴染まず、期限も迫ってきて焦りを感じ始めてきた。
そのような状況下で、前々から計画していたタイへの旅行(7/22~29)に行ってきました。
昔住んでいたこともありとても楽しかったです!
が、ポケモンの状況がやばいです。
なのでPJCSの頃も構築を相談していたしんしんさん(@rirunnpapa)にまた頼ることに。
上記の当時使用していた構築を見せて相談した所、トルネロスに日本晴れを採用すればトルネカミ、トルネドランと選出の幅が増えてよいのではないかとのアドバイスを貰った。当時水ウーラへの対策も厳しくなり、悪ウーラの評価が相対的に上がっていたのもあり、水ウーラを悪ウーラに変更し、トルネロスに日本晴れを採用。
さらに、日本晴れは炎技の威力1.5倍、古代活性発動だけでなく、水技半減といった攻守兼用の技であることに着目し、フェアリーテラスタルを採用すれば水悪両方のウーラオスの一致技をすべて半減できることに気づいた。
ハバタクカミは耐性テラス(水)を採用した方が攻撃回数を稼げると考えたため、ヒードランにフェアリーテラスタルを採用した。
以上をもって構築の噛み合ってない部分が上手い具合にすっきり無くなり、アグロ思考だった自分にマッチしたため、これでWCSに臨もうと決意。
ぼさんないとで練度も上げていった。
WCS2023
Day0
学校の出校日だった。早く帰宅して現地へ赴く。
TAホテルが本当に豪華!来年のハワイも楽しみ!
移動して会場へ。受付の列で灼熱の中長時間待たされた。熱中症で倒れるところだったが耐えて受付を済ませる。
シニア勢と合流してポケセンへ。ダメカンダイス売り切れてて大泣き。僕は転売ヤーを許さない。
この後ごはん食べに行った。
店に着いた時間が9時45分。しかし高校生以下は10時以降は店に入れないらしく滞在できる時間やばい状況に。出された料理をとにかく詰め込んでなんとか間に合わせた。
Day1
開会式やスタッフたちの出迎えが豪華だった。
試合はDay2からなので観戦。ウェルカムキットのプロモカードが向こうの不手際で渡されていなかったので英語で交渉しに行って回収成功(SpeakingもListeningも完璧!最高)。
マッスルさんの配信卓やディンルーフリーザー海外勢ニキの配信卓を観戦し盛り上がった。Day2組も負けていられないぞと意気込み。
Day2
形式:オープンBO3・スイスドロー制
スイスドロー
R1:○×○
R2:××
R3:○○
R4:×○×
R5:○×○
R6:○○
R7:×○○
※太字・・・勝ち
4戦目で早くも崖(通過ラインは2敗以内)
R5で無理そうな構築(化身ボルトロス×ヒードラン×レイスポス)を引いてお通夜ムードだったが気合で勝ち。ハバタクカミの水テラスタルがヒードランに強く活躍でき、自分の考えが通用した気分で嬉しかった。
R7はパオカイと初マッチしてうまく対応できずに初戦負けて焦ったが、ヒードランを通して勝ち。フェアリーテラスタルが有能すぎた。
本当は負けていたような試合が3試合(R1,R5,R6)あったが有効急所で勝ち。
これでトナメ進出!
正直実力で抜けたかと言われると不安な面がかなりあったが、予選7試合を通じて相手の行動が読めたり択合わせられたりといったことがあり、自分のこれまでの努力が報われたと実感した瞬間でもあった。
トーナメントの前にシッティンと一緒にビエラさんとくろこさんに応援&サインを貰いに行きました。とても覚えている。これだけでも嬉しかったのにトーナメント中にビエラさんが通りかかったときに「勝ち進んでるやん!!」って言ってくれたのが聞こえてニヤケが止まりませんでした。
トーナメント
TOP32:Bye
TOP16:○○
TOP8:○○
TOP4:××
予選9位で抜け。地下トナメは17位と16位でやってたため初めからTOP16以上、賞金1500ドル以上は確定。
トーナメントからは特別フィールドでの対戦でボルテージMAXだった。
TOP16はガラルサンダー×ガラルファイヤーとやりにくい相手だったがヒードランが活躍。これまで採用してよかったのか不安だった妖テラバもガラルファイヤーに対しての有効打となり、これがなければ負け濃厚だったので採用してよかったと実感。今思えば大地の力欲しい。
TOP8はWCS2019ジュニア準優勝のTeddy French(@_tedster65)との対戦。いいやつすぎてこの子との対戦は印象に残っている。
いわゆるアンセナパのリキキリンVerで、構築有利だったためスト勝ち。相手のトルネロスが天候操作技をもっていなかったため日本晴れを展開してハバカミドランで暴れることが出来た(ドラゴンエナジーはテラス込で両方無効、ウーラオスも一致技両方半減、サーフゴーだけ要警戒といった具合だったので比較的Eazy Winできた)。
TOP4は今大会優勝のシッティン。トリトドンとサンダーはどう対応すればいいかわからず長時間の戦闘で頭も回っていなかったのもありスト負け。
結果としては
世界4位/WCS2024のTA権利獲得
今期(VGC2023)の公式大会は、
日本4位(TA獲得)→→世界4位(WCS2024TA獲得)
という最高の結果で終わることが出来た。感無量。来年からマスターカテゴリのためこういう形でシニアのうちに世界権利を得られたのは非常に大きい。
Day3
各部門の決勝。VGC日本3冠。すごい。
閉会式で新情報解禁、来年度の開催地も発表。
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ハワイ・ホノルル!!!!!
TA権利を持っていたため高みの見物。
この瞬間が今年で一番幸せだった。
TAホテルで祝杯。ルームサービスでビザ頼んで優勝。
翌朝最後の朝食。Day3とこの日は緊張していなかったので味を感じることができ特に美味かった。
このときにイーブイさん親子と初会話。実はWCS2022を見てから密かなファンになっていて、その1年後こうして話しているとは夢にも思ってなかったです!
帰宅。後日郵送したトロフィーも届いて、8月残りは最高の気分で夏休みを過ごしていた。
8月(あいオフ)
8月19日に開催。予選グループが化け物しかいなくて3-3で抜けれず。
ナルサスさんとツーショット撮れて満足。
2次会楽しかった。
9月(京大オフ)
京大オフに参加。
1-6(1勝は不戦勝なので全敗)と惨敗。
この頃からポケモンもシニア周辺との人間関係の調子も悪くなり始めたから9月にいい印象は一切ない。
骨折もしたし厄月。
10月
懲りずにWCS構築使ってた。この月も調子悪いし人間関係もどん底まで行ったし本当に最悪。
ポケパラ予選のオンライン大会(てるチャレオンライン、テラスクエア)に参加したが惨敗。
9月、10月は悪い思い出が多すぎる。。。
11月
あいオフに参加。
4-2で予選抜け。トナメで1没したけどTOP16!
いい人たちばかりで楽しかったし、久々に結果出せて安心した。
まめたさん(@mame_tan326)とは前回あいオフ、今回あいオフ両方でグループが一緒で、色々と話せた。勝敗は0-2で未だ勝てていないので今度こそ勝ちたい。
主催が六甲おろし最後に歌ってたのが面白すぎた。
12月
テスト勉強とDLCのやり込みしかやってないため対戦量は少ない。
学校にSwitch持って行って友達とブルレクやったことしか思い出がない。
サイクル触っておいた方がいいとアドバイスを貰ったのもあって、今はランクマではPaul Chuaのスタンパ使ってます。いまだにコツが掴めてないので誰かサイクル構築の使い方を僕にコーチングしてください。。。。
シニア最強決定戦が楽しみ。主催のOnline君(@online_poke)は運営能力と企画力が優秀なので本当に尊敬レベル。同じ07シニアとしても。
さいごに
今年は後半4か月は人間関係の面で上手くいかず苦しかった時期が続いてしまいましたが、ポケモンの方は日本4位→世界4位という形で無限TAを決めることができ本当に幸せでした。
ただし、アグロ構築で戦ってきてそれでしか結果を残せていないため、来年からはサイクル・スタンなども触って上達させていきたいです。
マスターカテゴリでも活躍できるようにしたいと思います。
ここまで長い記事を読んでいただき本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。よいお年を!!!