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環境外のデッキで環境デッキをボコボコにして承認欲求高めたかった男の血と汗と涙の結晶【アルセウスゾロアーク】

どうもこんにちは。ストロングです。突然ですが皆さんに質問です。
「環境外のデッキで環境デッキをボコボコにして、いいねとリツイートを稼ぎたいなぁ…」って思ったことはありますか?僕は常々思ってます。
今回はそんな僕が考えた、「環境デッキにワンチャンありそうだけど、安定感とか考えたら明らかに環境デッキ握ったほうがいいよね」って感じのレシピを紹介していこうと思います。パルキアとかミュウを回すのに飽きた人はぜひ試してみてください。

僕のnoteを見てる人はある程度ポケモンカードに対する知識があると勝手に思っているので、スタンダードでも定番のカードの詳しい解説はしません。わからないカードがあれば、下のリンクからポケカ公式サイトのカード検索に飛べるのでそこから検索してみてください。
https://www.pokemon-card.com/card-search
また、満足する答えが得られないかもしれませんが、僕のTwitterのDMで質問を受け付けているので、何かわからないことがあればDMまでお願いします。
https://twitter.com/pokeka_strong

環境考察

まずは恒例の環境考察です。デッキパワー、シェア率を考慮して現環境でこのデッキにはある程度の勝率がないとダメだと思った対面を紹介していきます。

・ミュウVmax
こいつずっと環境にいるな!
言わずと知れた最強デッキです。後攻一ターン目からの高火力。パワータブレットによるVstar、Vmaxのワンパン。フュージョンシステムによる安定感。メタデッキがいくつも考えられたにもかかわらず、相変わらず環境トップに居座っています。シェア率もかなり高いので、Tier1と言って差し支えないでしょう。

・パルキアVstar
最新弾であるスペースジャグラーの目玉カードであり、発売日から環境を荒らしたデッキです。Vstar程度なら簡単にワンパンできる高火力に加えて、HP280でサイド2枚という一昔前なら考えられなかったハイスペックVstarポケモンです。さらにうらこうさくによる対応力、かがやくゲッコウガという強力な盤面制圧カードを持ちながら、雪道ツツジも使える万能っぷり。現環境は展開が重視されている傾向にあるので、こいつの技ととても噛み合っています。文句なしのTier1デッキです。

・うらこうさくアルセウス
バトルリージョン環境で生まれた、最強の初動であるアルセウスVstarと最強の対応力を持ったうらこうさくが合体したデッキです。リソースを稼ぐ手段が豊富なうえ、アルセウスをワンパンできないと全回復されてしまうという鬼畜仕様。さらに雪道ツツジも搭載しています。パルキアVstarに立ち位置を奪われてしまった感じはありますが、それでも高耐久デッキとして今でも環境に残っています。Tier1.5くらいはありそうです。

この3つのデッキの下に色々なデッキが存在してる感じですね。とりあえずこの3つのうち2つ以上に勝てないと、大会などで勝ち進めないと思いました。

なぜアルセウスとゾロアークを合わせようと思ったのか

現環境の特徴として、非エクで戦うデッキが少ないことが挙げられます。上にあげたデッキも、サイド2や3のポケモンで殴って勝つ!という戦い方をするデッキです。さらに、環境トップのデッキパワーが高すぎるため、弱点を付けるVポケモンを採用したとしても、先にサイドを取られて負けてしまうことから、メタを貼りにくいのも特徴の一つです。ミュウかパルキア、どちらかに勝てるデッキを作ったとしても、どちらかに負けてしまう、とてもメタデッキが作りにくい環境だと感じています。

しかしこれらの点から、非エクかつ弱点を付けるデッキなら、環境トップにも有利を取れるのではないか?と思い、バトルリージョン環境で話題になったミノマダムゾロアークが思いつきました。
しかし、そのデッキは現環境のパルキアに勝てませんでした…
理由としては、パルキアの弱点を突いてワンパンできる、無色1、2エネで動かせる1進化ポケモンがおらず、サイドレースを有利に進めることができなかったからです。
そこで天才ストロング、とあるメタカードを思いつきました。それが…

じんらいのめざめサンダースです。

こいつなら裏工作も、スターポータルも、かくしふだも止められるので、パルキアを完封できる!と考えた…のですが!

サンダースをトラッシュに送りながらゾロアークを立ててメモリーカプセルを引く。

これを2ターン目にやらないといけないのに、動きの再現性が低すぎてお話になりませんでした。
あーあ、どこかに先2からメモリーカプセルをサーチできるポケモンはいないかな…

い ま し た。

やっぱりスターバースは最強だぜ!!!
こいつを入れたことによって、先2サンダースがとてもやりやすくなったどころか、他対面でも最速でメタカードを出す動きの安定感が上がり、勝率がかなり上がりました!
そんなアルセウスゾロアークのデッキレシピはこちらです!

レシピ解説

【デッキコード】8cYc8a-n2HyuL-4cxJx8

ポケモン

・アルセウスVstar、V 2枚

安定感の塊。こいつでスタートするとめんどくさいことになる上、1試合で1~0枚しか使わないので2枚ずつの採用です。サーチできるボールをたくさん採用しているので、この枚数でも先2スターバースはしやすいです。パルキア対面だと高HPを生かしたアタッカーにもなります。

・ゾロアーク、ゾロア 4枚

このデッキのメインパーツ。毎試合絶対に3~4枚使います。最大枚数採用してもつりざおがないと足りないまであるのでこの枚数です。

・チラチーノ、チラーミィ 3、4枚

このデッキのエンジン。チラーミィは後一なかまをよぶが強いので4枚採用。チラチーノは最初は4枚採用していたのですが、アルセウスVstarがいるため、3枚でも十分回りました。

・かがやくルチャブル 1枚

Vmax対面で火力を伸ばすために使います。ミュウ対面だとオドリドリがいてもグラエナでミュウVmaxをワンパンできるので強い。Vmax対面で雑に出しとくと強いです。

・クロバットV 1枚

手札切るカードがいっぱいあるから強いです。序盤の安定感を高めるために採用しました。

・ワタシラガV 1枚

もともとはネオラントVだったのですが、あまりにもボスがトラッシュに行ってしまって、ベンチ呼べずに負ける展開が多すぎたので採用しました。
序盤のサポートはスターバースでも持ってこれるのでギリギリ大丈夫です…。本当はネオラントも欲しかったけど。

ゾロアークからつながる対策カードたち

全部1枚採用です。2枚入れたいな~と思うカードもあるんですけど、枠がなくて断念…

・ミノマダム

アルセウス、ムゲンダイナなどの闘弱点ポケモン対策として採用しました。序盤は火力があまり伸びないため、終盤に弱点でワンパンすることを目指して動きます。最近はノコッチの採用も少なくなってきて、ミノマダムでワンパンが通りやすいです。ほかのカードにも言えるのですが、VstarやVmax対面では1度ワンパンできれば勝ちみたいなところがあるので、あまり焦ってこいつを出さずに、他のポケモンで殴るプレイも視野に入れましょう。

・グラエナ

ミュウなどの悪弱点Vmaxポケモン対策になるほか、Vmax対面ではエネを節約しながら高打点で殴れる貴重なアタッカーになります。特にジュラルドンVmax対面での貴重な勝ち筋です。とてもつおい。けど枠ないからピン刺し😢

・アップリュー

ミュウ、ムゲンダイナなどのベンチを展開するデッキとアルセウス、パルキアなどのうらこうさくを多用するデッキへのメタです。最近はあまり使われていないカードなので、読まれにくい上にシンオウ神殿があっても殴れるキャプチャーエネルギー対応のアタッカーと、強い要素がてんこ盛りです。前述したパルキアへの勝ち筋であるサンダースが刺さらなかった場合にも使います。サンダースの特性で水ポケモンの特性が無効化されている状態だと、その分のダメージが計算されない裁定は覚えておいた方がいいです。超大事。

・サンダース

うらこうさく潰すぞ~~~~~!!!先2スターバースでサンダースとメモカプ持ってきてやりくりサンダース幻影変化サンダースでメモカプ貼ります。手札3枚しかないですけどサポートあります???
うらこうさく使える前提のプレイが当たり前となっている現在、5割くらいの確率で刺さるサンダース君は革命カードです。下手にゼラオラと雷エネとキバナ入れて安定感下げるよりは強いと思いました。
でもよくボスとかで貫通される。

・ビーダル

対策カードではないけど、あと少しパーツが足りない…!って時に重宝します。ツツジの後にも使えます。そういう意味ではツツジ対策カードなのかも?

グッズ

・クイックボール ハイパーボール 4枚

このデッキはアタッカーがワンパンされるのは当たり前のことなので、たねポケモンを出さないといけない盤面が多く起こります。また、ゾロアークの幻影変化先はトラッシュにいないと意味がないので、トラッシュしやすくするためにも、序盤の安定感を高めるという意味でも両方とも4枚採用です。

・しんかのおこう 1枚

進化ポケモンを多用するので1枚だけ採用。ハイパーボールと違いコストが必要ないのが序盤だと嬉しいです。ただ基本的にはハイパーボールのほうが強いので、実質ハイパーボールの5枚目?みたいな感じで採用されてます。

・ふつうのつりざお 1枚

幻影変化を使える回数を1回多くしてくれたり、パルキア対面で重宝するマナフィを回収するのにも使える便利カードです。ただ、あまり多くても使わないことのほうが多いので1枚のみ採用。

・ヒスイのヘビーボール 1枚

幻影変化をどれだけ使えるかが重要になってくるので、ゾロアをサイドから持ってこれるこのカードはほぼ確定で入るのではないでしょうか。マナフィやかがやくルチャブルなどのピン刺しメタカードも回収できるのでおすすめです。

・メモリーカプセル 2枚

サンダースに貼るためだけに採用。枠潰してるけどどうしてもパルキアに勝ちたいから…!
ツールスクラッパーやボスされたときにもう一度起動できるように2枚採用になりました。博士で1枚トラッシュしちゃっても1回は起動できるというメリットもあります。ピン刺しの時期もあったのですが、突破されることが多かったので…

・ふうせん 1枚

従来のゾロアークデッキだと、エネルギーを手張りして逃げるしかいれかえ手段がなかったのですが、それだとアルセウスVstarがアタッカーとして使いづらいので採用しました。ピン刺しながらも活躍の機会が多い一枚です。

・こだわりベルト 2枚

サンダースが通らなかったときのパルキアにど~~~~うしても勝てなかったので採用しました。パルキアをワンパンできるアタッカーがアップリューくらいしかいないのですが、パルキア側が特性持ちのポケモンを6体場に出すことは珍しいので、5体だけでもワンパンできる可能性を作るために採用しました。パルキアがいなかったら入れてないです。

サポート

・博士の研究 3枚 マリィ 2枚

博士は最強ドローソース兼墓地肥やしなので、本来は4枚採用すべきなのですが、パルキアに勝つためには手札干渉もしなければならないと思い、マリィを増やして博士を減らす構築にしました。序盤にマリィを打っても、要求はスターバースですべて解決するのでギリギリ許されてます。

・ボスの指令 2枚

本当は3枚欲しい…!でもだいたいの対面だと1枚使えば勝てるので2枚。足りないときはワタシラガを使いましょう。

スタジアム

・崩れたスタジアム 1枚

ベンチのクロバットなどのVポケモンを落とす以外に、パルキア対策にもなります。シンオウ神殿を貼られると相当きついので、何か1枚だけでもスタジアムを入れないといけなかったため、一番環境に刺さりそうなこのカードを採用しました。

エネルギー

・キャプチャーエネルギー 4枚

展開力を高めるために4枚採用です。このカードのおかげで従来のゾロアークデッキよりも安定感が高いです。後一でチラーミィにキャプチャーを貼ったうえでなかまをよぶを使ったときの幸福感が高めで、お気に入りのカードです。

ダブルターボエネルギー 4枚

アルセウスが殴る場合を考慮してツインエネルギーを全部抜いてこっちを4枚採用しました。-20が気になる対面もあり、ダブルターボ2、ツインエネルギー2の構築も試してみたらよかったです。ただパルキア対面で使いたいアルセウスVstarが殴りにくくなるっていうのがストレスだったので、思い切って4枚採用にしました。

不採用カード

入れるか迷った順で書いていきます。

・グソクムシャ

現環境ではアップリューと役割が被りまくってるので不採用になりました。こいつがいなくて勝率変わる対面はダークライとダイケンキくらいです。こいつらが増えてきたら入れましょう。

・バサギリ

ミノマダムと違って序盤から闘弱点をワンパンできる可能性があります。ですが、相手依存でダメージが変わってしまうのが微妙だったので不採用。入れるならミノマダムと交換しましょう。レジギガス対面とかだと安定して火力が出るのは魅力かも?

・マナフィ(2枚目)

主にパルキア対面のげっこうしゅりけん対策なのですが、もう一つのパルキア対策であるサンダースがあるので、もともと2枚だった部分を1枚に減らしました。ヒスイのヘビーボールでサイドから拾えたり、つりざおで使いまわせるので、連撃ウーラオスがいない現環境なら1枚でもギリギリ足ります。逆に連撃ウーラオスが増えてきたら入れましょう。

・バケッチャ

雪道とシンオウ神殿対策です。最近のデッキは雪道の数が減っているので、序盤から貼られにくく、シンオウ神殿もピン刺しなことが多いので、スタジアム1枚でも貼るタイミングを間違えなければ勝てると考え不採用。

・ビッパ

優秀なドローシステムであるはたらくまえばをもっと有効に活用できるように採用してた時期がありました。ですがベンチ枠がカツカツなこと、中盤以降に手札が5枚以下になるのがツツジを撃たれた時くらいしかなかったので不採用。

・チルタリス

こいつはビーダルの逆で、序盤中盤はそこまでだけど、終盤に輝く感じのポケモンです。でも終盤って山圧縮がほぼ終わってるから、ツツジされてもビーダルとチラチーノで引ききれるんだよね…。
そういうことです。

・マルマイン

パルキアワンパンできるけど、結局サイド2-2交換にしかなってないし、盤面2面取られるから次のターンの要求値上がる。さらにベルトないとワンパンすらできない。ベルトあってもダブルターボつけてたらワンパンできない。
どうしてこんなに弱いの…?
余裕の不採用。

・ヒスイウォーグル

最初期にちょっと考えたけど、明らかに火力不足でした。2エネで殴ってくる奴しかいないんだから、もうちょい倍率上げてほしかった…。

対面解説

より多くのダメージを出せるポケモンで殴れ!!!!!!!!!!!!!
それだけです。
ゾロアとゾロアークは合計3体ぐらい場にいるといいってことくらいでしょうか。
後は常識的なプレイをしてれば大丈夫です。簡単ですね。

追記

非エクヒスイゾロアークについて

ダークファンタズマで新しく出たヒスイゾロアークは、エネ0で相手をワンパンできる可能性のあるカードです。

このカードのメタ対象は主にアルセウスジュラルドン、ヒスイヌメルゴンなどのワンパンが難しい単デッキです。このデッキは弱点のない単デッキに対してワンパンができず、回復されまくってズルズルと負けていくパターンが多いので、十分に採用圏内です。
また、じんらいのめざめがあるためパルキア対面でも活躍する可能性があります。うらこうさくが使えない状況だとパルキアVstarが逃げづらく、逃げるかワンパンされるかの2択を迫ることができます。決まらなかった場合のターンロスは痛いので少し運任せになってしまいますが、不利対面のパルキアを突破できるので、現環境で使うなら採用すべきだと思います。

デッキレシピ

【デッキコード】cD4888-LzW75B-cYKx88


最後に

いつもより雑なnoteで申し訳ないです。CL横浜候補デッキだったのですが、出れなくて萎えてます。友達が勝利の盾をゲットしたので、僕も行きたかったなぁ…という気持ちが高まってます。JCSはいけない可能性が高いので、今シーズンはもう大型大会は出れなさそうですね。このデッキは大型大会候補として詰めていたので、使えなさそうで残念です。このデッキを基にもっと強いデッキを作ってくれるととてもうれしいです。

ちなみにパルキア対面の勝率はマジで5割くらいです。許せねえ…!

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