BO3の大会でロストカイオーガを使ったらまぁまぁ強かったぞ!!【ガルシア杯】
どうも。デビルハンター高橋です。
もうすぐWCSが始まりますね。僕は黒炎環境を考えるつもりがないので、ポケカをやるときはいつもWCS環境でやっています。
そんな中で開催されるWCSルールのガルシア杯。これはもう出るしかないだろ!と思い参加してきました。
使用デッキはロストカイオーガ。海外環境ではあまり見かけないのですが、JCSでday2に連れていってくれたデッキなので、今回も力を借りることにしました。
今回のnoteでは、海外環境になぜロストカイオーガがいないのかについて自分なりに考えたこと、BO3のロストカイオーガの立ち位置や使用する上での注意点、ガルシア杯での使用感についてまとめていきます。
ちなみにレシピはこんな感じ。
解説noteも書いてるのでもしよければ…。
海外で人気のないロストカイオーガ
日本環境ではそれなりに見かけるカイオーガですが、海外だとほぼほぼ見受けられません。一体なぜでしょうか?自分なりに理由を考察してみました。
①日本と海外ではルールが違うから
日本では制限時間25分の1本勝負、海外では制限時間50分の2本先取の大会が主流です。日本とは対戦数に比べて対戦時間が短いので、時間をフルで使うロストカイオーガは難しいのかもしれません。
②日本とは環境が違うから
当然ですが、日本と海外だと流行っているデッキが違います。僕が調べたところロストバレットやパオジアン、ロストギラティナが多いので、別にカイオーガの立ち位置が悪いわけではないものの、滅茶苦茶いいわけでもないので、あまり使われていないのかもしれません。
③めんどくさいから
ロストカイオーガは各対面の動きだったり、環境デッキのデッキレシピだったり、自分のレシピとサイド落ちも毎回正確に覚えなきゃいけないのでめんどくさいです。
他のデッキだと対面の理解度がそこまでなくてもある程度勝てるのですが、ロストカイオーガは環境デッキののマナフィの採用数やポケモン回収札の枚数だったり、手札干渉の枚数だったりでプレイや構築が左右されるので、環境が目まぐるしく変わる海外環境ではちょっとめんどくさいかもしれません。
とりあえず思いついたものを書いてみたのですが、これはただの妄想なので、実際はどうなのかは全然わかりません。
そこで!ガルシア杯の結果をもとに!これらの考察が正しいのかを考えていきます!
③が正しいかを証明するのは難しいですが、①と②なら考えられそうなので、そこを重点的に考えていこうと思います。
ガルシア杯の結果発表~~~!
めんどくさいので敬語は省いていきます。ちょっと長いので結論だけ見たい方は飛ばしてください。
1戦目 雪道ミライドン 先LL
初戦は2ターンドローゴーなので投了。有利対面なのであと2回勝てると踏んでの判断だった。
しかし2戦目ではカイオーガとピジョットがサイド落ちし、さらにカイリューorヒスイのヘビーボールの択を迫られる。手札に森の封印石以外なにもなかったためカイリューを選択したが、その結果最後までカイオーガが拾えなくて負け。
カイリューを選んだ判断は間違っていないと思う。アクロマを打てなければ話にならないので…。ただヒビボを選んだ世界線も見てみたいとは思った。
2戦目 一撃ルギア 先WW
1戦目は危なげなく勝利。先攻2ターン目からドラゴンゲイルが決まったのが大きかった。アクアストームでサイド4枚取りが決まりやすい対面だったことも大きかった。
2戦目は後攻だったものの、相手が事故気味だったのでここも危なげなく勝利。相手サイド3枚の時点でツツジからアクアストームを決められたのが気持ちよかった。
3戦目 ロストギラティナ 先WLW
ここはいろいろありすぎて覚えてない…。ロスバレ気味に動くロスギラだった。
1戦目はピジョット封印石の動きで先3でロストが10枚たまり、相手のキュワワーを倒しまくった。
その結果相手がギラティナかウッウでしか殴れなくなり、そこにツツジを決めて勝った。
2戦目はこちらが事故気味で、カイリューでギラティナを倒さないと間に合わない状況に。その結果ロストマインがきれいに刺さる。
最後はツツジでワンチャン…と思ったけれど、なんとこちらが事故って負け。
3戦目は先2しゅりけんでキュワワーを枯らしたら、相手が何もできなくなって勝った。
4戦目 ロストギラティナ 先WLW
ロストミラー連続はつらいのでやめてほしい。しかも相手は結構ロストを使っているやり手の方だった。盤面にギラティナを3体並べて、ギラティナ中心で戦っていた。
1戦目は相手が事故気味だったので、カイリューでさっさとギラティナVをとることを決意。案の定そのまま動けず、その後山のエネ確認を間違えていたらしく投了された。
2戦目はどちらも良好な動きをしていたものの、ツツジ後にツツジを打たれてしまい状況が一変。
ギラティナ2体にアクアストームを決めるはずが、すべてが台無しになってしまった。その後はなえらびで山に1枚しかないリサイクルと、打たなきゃ掘り切れないツツジの2択になってしまい負け。
カイオーガを使う意識が薄かったため、序盤にリサイクルを1枚切ったのはよくなかったかもしれない...。
3戦目は反省を生かしてカイオーガメインで戦うことに。ツツジがうまく決まって後はカイオーガで勝ちだったのだが、ここでミスをしてしまう…。
2戦目の手札干渉があまりにも応えたのか、間違ってマナフィを置いてベンチを埋めてしまったのだ!手札干渉ケアのことしか考えてなかったのが裏目になってしまった。
相手がポケモンを倒さなければカイオーガを打たれないことに気付き、1ターンパスされ、次のターンにツツジを打たれながら盤面に1体しかいなかったヤミラミが取られてしまう。前のターンにギラティナVstarに16点おけたので、ロストマインが打てれば勝ち。運命のトップドローは…
なんとクララだった!!!
入れ替え札も引けたのでロストマインを打てて勝ち。対戦後に運がよかったですねって言われたけど、本当にその通り過ぎて返す言葉がなかった。すいませんでした…。
5戦目 神パオジアン 先LL
なんも考えてなかった。プレイングを事前に考えてたら勝ってたかもしれない。でも1戦目はアクロマ4落ちしてたから結局負けてたっぽい。さようなら。
6戦目 アルセウスに空ピカとブラッキー 後LWL
前の試合のこともあって正直帰りたかった。アルセウスはカイオーガのおかげで5割くらいありそうだけど、正直運ゲー要素が強い。
1戦目はいい感じにツツジ→カイオーガが決まった。後一スピットからマイン2回でアルセウスを倒せたのも大きかった。
2戦目は途中までは事故っていたが、なんとかカイオーガまでつながりそうだった。
しかし、カイリューで殴ろうと思ってミラージュゲートを使ったら、山札にエネルギーが残っていなかった…。ちゃんと確認してなかったのがよくなかった。分が悪そうなので投了。
3戦目は先2ドラゴンゲイルが決まったこと、相手が事故っていて殴れなかったことがつながり、3回殴って勝った。
4-2で28位。初戦負けがデカいよ~~~😭
負けた試合が2連敗だったから引き分けに持ち込めなさそうだったのも苦しい…。
でもへたっぴで負けた試合もあるから、まだまだ精進が必要だと思いました。
16戦やったのもちょっと精神に来たかも。BO3ルールの大会はJCSでしか体験していないので、連続でやり続けるのは初めてで結構疲れました。
結論!!!
ロストカイオーガ、意外とやれそうじゃね???
単純にロストとしての強さがある上で、HPの高いデッキに対して、1ターンで一気に勝てる明確な勝ち筋があるのがよかったです。
ロストバレットの弱い点として、手札干渉に弱いのに毎ターンアタッカーを新しく用意し続けてサイドをとり続ければならない、というところがあるので、中盤や終盤の連続ナンジャモがガッツリ刺さります。
特にアルセウスやルギア、ミュウなどのBO3にいそうなデッキにはどうしても不利をとってしまいます。
しかしカイオーガなら、ちょっと殴って後はパーツが集まるまで山を掘るだけなので、サイドをとる数を抑えられて、ナンジャモを少しケアできます。
しかもボスを打つ必要がないので、むしろこちらから手札干渉を仕掛けに行くこともできました。
最初に挙げた①の時間的な問題も、負け試合(=カイオーガが決まらない)が結構早めにわかるので、さっさと投了すれば間に合う印象でした。これは慣れの問題もあるかもしれませんが…。
②に挙げた環境については、WCSレギュ自信ニキ達と対戦しまくってそれなりに勝てたことので、実は結構やれるんじゃないかと思いました。
知り合いも何人かがカイオーガで出場して、その中で勝ち残っている人もいたので、WCS環境でもちゃんと勝てるデッキだと思います。
個人的に思ったのは、意外と高HPのポケモン主体のデッキが多かったことから、普通のロスバレよりも刺さりがよさそうに感じました。特にギラティナに対してはカイオーガプランがあるので、ほかのロスバレよりも有利に立ち回れると思います。
そんな感じで、意外とロストカイオーガはやれそうです。
海外勢はカイオーガを知らないって人も多いと思うので、そういう初見殺し的な要素もあると思います。
カイオーガ使おうか悩んでるよ~って方の参考になれば幸いです。
僕の考えた超強いカイオーガもぜひ見ていってください。常識破りの構築から叩き出す常識破りの安定感、そして最大値はWCSでも十分通用すると思います。
無料部分だけでも読め!
https://note.com/pokeka_strong/n/n96296c029c77
最後に、本格的なWCSルールの大会を開催してくれたガルシア杯の運営の皆様、本当にありがとうございました。
対戦してくださった皆様もありがとうございました。
また機会があったら出ようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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