第31回くろいまなざし杯の調整記【ポケカめいそう記】
こんにちは。
福岡でポケモンカードをしている「ひど」です。
今回は2024年6月に開催された「第31回くろいまなざし杯」に向けた調整記録を書いていきます。
今回使用したデッキリストは7月のくろまな特別回があるので載せません。
(ほぼ自分の記録用ですので、ご容赦ください。)
調整記録
[5/11] 第30回くろいまなざし杯
前回の第30回くろいまなざし杯は【ロストギラティナ】で出場しました。
シティーリーグで非常に高勝率だったので、群雄割拠環境ならこれが正解だろうと思い選択しました。
しかし結果は2-4、練度があまりにも低くプレイ方針すらまともに立てられない状態では勝つことは当然出来ませんでした…
[5/12~5/20] JCSに向けて【古代バレット】の研究
いつも練習して頂いている赤坂さんがJCSに出場するので【古代バレット】の調整に誘われて研究を開始します。
しかし試行錯誤するも【ドラパルトex】や【サーナイトex】に対して高い勝率を維持できませんでした。
【ドラパルトex】は構造上弱く、ダメカンばら撒きによってテンポが追いつかなくなることが課題
【サーナイトex】は《カウンターキャッチャー》からの手札干渉がキツイのが課題となりました。
かなりの時間を掛けて足掻くも、ジムバトルで大敗し【古代バレット】は諦める事にしました。
[5/21~5/31] 様々なデッキを触って試行錯誤開始
僕はJCSに参加出来なかった為、ナイトワンダラー環境に向けて様々なデッキを触ることにしました。
《シャリタツ》を入れた安定型に寄せたり、《マシマシラ》を2枚入れたりしてみましたが、エネルギーを引けずに負ける試合があり長丁場には向いてなぁという感想。
強いものの流行りの【ライコポン】に対しての勝率が悪く、調整が難しいなぁという感想。
最強、だけどたまに最弱
[6/1,6/2] 解が見つからぬままJCS開催
結局ベストなデッキ選択を赤坂さんに提供することが出来ずJCS当日を迎えてしまいます。
優勝が【ルギアチラチーノ】、準優勝が【ライコポン】という結果でした。
意外と【ライコポン】が大きくメタられる事が無かったのが意外でした。
[6/3] ナイトワンダラーのカードリスト考察
JCSも終わり、本腰を入れてくろいまなざし杯に向けてデッキを考えていくためにナイトワンダラーのカードとにらめっこしました。
その中で《夜のタンカ》のカードパワーが飛び抜けて高い事に気づきました。
他のカードは既存のデッキを補助するものの、大きく環境を変えるデッキが登場はしないと推測しました。
[6/4] 《夜のタンカ》を上手く使うためのデッキを模索
《夜のタンカ》を上手く使うためにデッキを模索しはじめます。
安定性は上がるが火力が足りないという感想
終盤の安定性上がるが結局テンポロスを補えないという感想
《アカツキガチグマex》が超えられず、《キュレム》もやばいという感想
[6/5] 《モモワロウex》が活躍した場合の環境を考察
一応新弾でパワーがありそうなデッキ【ともっこバレット】を考えました。
V系統、種ex系統は先手後手に左右されるゲームになりそうで、特にV系統は先行取れなきゃ厳しくなるかもという感想
よって《ルギアVSTAR》や《アルセウスVSTAR》を軸にしたデッキは環境から追いやられる可能性があると推測しました。
しかし【ともっこバレット】は結局【ライコポン】を超えるパワーは無いと判断し、組むまでには至りませんでした。
恐らくエネルギーと絶妙に足りない火力がネックになると思います。
[6/5~6/7] JCSで隠れて活躍していた【ターボトドロクツキ】を研究
JCSでベスト8に入賞していた【ターボトドロクツキ】を見つけ、《夜のタンカ》とも相性が良さそうだったので研究を開始しました。
後攻デッキですが【ライコポン】と違って《かがやくゲッコウガ》によって【サーナイトex】や【リザードンex】に対して勝率が高いデッキでした。
しかし【ライコポン】に対しては結局後攻ゲーになりがちなのと、【ルギアチラチーノ】への勝率の悪さが目立ちました。
しかし時間も無いので調整を開始します。
非エクアタッカーの《トドロクツキ》の出せる火力の低さが【ライコポン】への勝率が上がらない原因であると断定し、古代のカードを増やしてみることに。
すると気づいたらJCSの為に調整していた【古代バレット】になっていました。
しかし様々な過程を踏んだ今なら、別の世界線を歩めます。
【古代バレット】は非エクで戦うデッキですが、別にルール持ちのポケモンを入れても良いことに気がつきました。
デッキの安定性や、山札を掘る速度、手札干渉への耐性を考えると《イキリンコex》《ネオラントV》《キチキギスex》を入れてもサイドレースにギリギリ追いつくはずです。
[6/8] 戦道九州
この方向性でデッキを仕上げて戦道九州に出ました
3-2(実質1勝)という微妙な結果に…
しかしポテンシャルは感じたので、フィードバックを元に調整しました。
[6/9] くろいまなざし杯
いざ本番です。
ここで良い結果を残せると特別回で1byeや参加費が無料になるので勝ちきりたいと思い臨みました。
予選は何とか5-1で抜けきりました。
不利であった【ルギアチラチーノ】に負けたものの、最速アッセンブルスターを耐えれるデッキの方が少ないので深く考えるのは止めました。
トナメはベスト8で負けてしまいました。
やはり【ルギアチラチーノ】が重く、コケてくれないと苦しい戦いになってしまいました。
振り返り
ルギア系統のデッキは後攻で220以上のダメージ出すデッキが増えるので、環境からは減ると想定していたので、環境読みが少しズレていたのが敗因だと振り返ってみると思いました。
もう少しルギアに勝てるルートを開拓するべきでした。
しかし【古代バレット】という練度の高いデッキをポテンシャルを信じて選択出来た事は良かったと思います。
やはり今の環境は練度が大事。
今後のスケジュールとしては
6/15にロータスカップ予選
6/21にむしのしらせ杯
6/22にロータスカップ本戦
7/13にくろいまなざし杯特別回
とオフシーズンなのに大会てんこ盛りで忙しそうです。
またトナメ上がれるように精進していきます。
それでは次回までサヨナラ……!