第35回くろいまなざし杯とシティリーグの調整記【ポケカめいそう記】
こんにちは。
福岡でポケモンカードをしている「ひど」です。
ポケカWinDecksという国内最高のシティリーグのデッキ検索サイトを運営しています。
今回は2024年10月に開催された「第35回くろいまなざし杯」と「シティリーグS1」に向けた調整記録を書いていきます。
[9/15~9/20] ボムガチグマを調整する
Twitterで話題になっていたボムガチグマが強そうだったので、ボムの可能性を諦めきれず調整を開始しました。
《ロトムVSTAR》の爆発力は凄まじく、先攻のパワーは高いのですが、やはりボム系の弱点である後攻を乗り切ることが難しいという結果でした。(いつもの)
[9/21] ライコポンを握る事を決める
色々デッキを触ってきましたが仮想敵である【ライコポン】がどのデッキでも毎回重く感じていて、これはもう【ライコポン】の強さの証明であると感じたので
この時点で【ライコポン】を握ることに決めました。
前々回と前回のくろまなはデッキ選択が遅かったのが原因だったので、早めに決めて練度を高めることにしました。
[9/22] まぐカップ
まぐさん主催の大会にお誘いいただいたので出場しました。
使用デッキは上記の【ライコポン】です。
3-2でした。
負け試合はしゃーない負けだったので、【ライコポン】の可能性を大いに感じました。
[9/23] CL東京の結果を知る
CL東京の優勝は【ライコポン】でした。
自分のデッキ選択は間違ってなさそうだという安堵と、フジタハルト選手の構築は青天の霹靂であり、まさかの《ハイパーボール》《勇気のおまもり》が不採用のデッキリストでした。
自分は《ハイパーボール》《勇気のおまもり》を高く評価していたので驚きが大きかったです。
[9/24~9/26] ライコポンのプレイングを磨く
CL東京優勝のデッキリストを一人回しして以下の点のプレイングを磨いていきました
・場の作り方
・山札の作り方
・サイド落ちのプラン
[9/27~9/29] 突発的弾丸東京旅行
東京で行われているperfumeの展示会を見に行くチャンスがココしかなかったので、水曜どうでしょうの大泉洋に憧れてキングオブ深夜バスである博多号で東京に遊びに行きました。
[9/30~10/5] ライコポンのデッキ調整
【ライコポン】のデッキ調整をしていきます。
《スナノケガワ》が刺さるデッキが少ないと感じたので不採用にしました。
《チヲハウハネ》も検討したのですが、ワザを使うのも逃がすのも大変なので不採用に。
代わりにネストボール4枚の都合上やはり序盤の立ち上がりが鬼門になるため、ハイパーボールを1枚採用しました。
《ロストスイーパー》も同じ理由で刺さるデッキが少ないと思ったので不採用にしました。
代わりに【サーナイトex】の《ミミッキュ》を避けたり、ミラーで裏を取るのが楽になる《テツノツツミ》を採用しました。
最後に安定性と上振れをトレードして《トレッキングシューズ》を1枚減らして、《ポケモンキャッチャー》を1枚足しました。
[10/6] くろいまなざし杯
5-1トナメ上がり!!!
というか運が良すぎる!!!!!
そのままトナメぶち抜けるか!?
大事故かましてトナメ2没、ベスト8でした。
流石に豪運続かず…。
トナメ1回戦と2回戦の録画がありますので、ぜひご覧ください。
[10/7~10/11] ライコポンを研ぎ澄ます
さらにプレイングとデッキリストを洗練していきました。
《いれかえカート》を1枚採用していたのですが
よくよく計算してみると
・《タケルライコex》か《オーガポンex》がバトル場スタートする確率が約80%
・後攻1ターン目に20枚引いた時に《いれかえカート》か《プライムキャッチャー》を引く確率が55%
・後攻1ターン目に20枚引いた時に《プライムキャッチャー》だけを引く確率が33%
ということは後攻1ターン目に「バトル場から逃がす為に《いれかえカート》が有効に働く場面」は
((100-80)*0.55)-((100-80)*0.33) = 4%
という考えに至り、これは《いれかえカート》は抜いても問題ないなと思ったので《トレッキングシューズ》3枚目に変更しました。(計算間違ってたら申し訳ない)
《いれかえカート》を抜くことで【ドラパルトex】への耐性が下がるのですが、ベンチを絞る戦い方で既にかなり有利ですし、そこまで問題では無いと感じました。
また《ナンジャモ》を《ジャッジマン》に変更しました。
これは【テラパゴスex】や【サーフゴーex】に対して先攻2ターン目で使えると非常に強力な為です。
《ナンジャモ》は終盤に手札を2枚以下にさせることが出来ますが、終盤は既に山札作りをされている可能性が高く、《キチキギスex》なども居るため効果が薄くなりがちでした。
あと《ジャッジマン》はWCSミラーがあります。ビジュが良い。
さらに直近のメタゲームで【サーナイトex】が減り【テツノイバラex】が増えたので、《テツノツツミ》を《トレッキングシューズ》の4枚目に変更しました。
https://pokeka-win-decks.jp/tier-ranking
特性がロックされた状態でもデッキを潤滑に回せる可能性を高める為です。
[10/12] シティリーグS1
熊本の遊ing上通り店まで遠征しました。
2-3ドロップでした。
【ライコポン】への圧が非常に高いメタゲームになっていました。
有利マッチ1度もなかったのはしょうがないとして(にしてもリキキリンはヤバすぎ)、1回戦目から4回戦目まで後出しジャンケンで負けて後攻を取らされるという酷いことになっていました。
後出しジャンケンは、たまにやられることがあるもイカサマのエビデンスが無くジャッジに言えないのですが、4回も続くと流石にメンタルにきました。
誰か良い対策教えて下さい。
(コイントスで決めれないか相談するはアリかも?)
まぁ後攻でも殴れるデッキで、勝てない自分が悪い説がありますが、できるなら先攻が欲しいです…。
振り返り
メタゲームがかなり逆風となってしまいました。
練度はかなり高かったのですが、コレばかりはしょうが無いのかもしれません。
・練度が高いデッキを逆風だとしても持ち込む
・練度が高いデッキを捨て、メタゲームを読む
…難しい問題です。
ここまで長いのに読んでくださってありがとうございます。
良ければTwitterやってるので、フォローお願いします。
それでは次回までサヨナラ……!