![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120742202/rectangle_large_type_2_e72366d5bc57c59f6a21541066a71373.jpeg?width=1200)
PSA10取得率を大幅アップ!データ分析で明かされたPSA鑑定の裏事実
2023/11/24 記事更新しました
はじめに
タイトルの通り、PSA10取得率を上げる方法についての投稿となります。核心的な情報は有料記事に記します。この情報を知っているかどうかで、今後のPSA鑑定で失敗するリスクを下げて、周りのライバルと大きく差を付けることができます。これから鑑定を始めようと思う方、これまで鑑定を行ってきた方の両方にとっての『PSA鑑定の教科書』と呼べる内容です。今まで薄々気づいてはいたこと、もしくは腑に落ちないところが数字によって示された事実によってだいぶクリアになると思います。
本記事で行ったこと
SVシリーズの代表的な女性サポーターSAR4種 (ミモザ、キハダ、ナンジャモ、エリカの招待)のPSA9とPSA10の画像データを多数用意し、独自の画像解析手法により、PSA鑑定における評価基準の1項目である、左右と上下のセンタリングのズレを算出しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699026204375-e3kDUdIhxN.jpg?width=1200)
枠の検出にCanny法などの汎用のエッジ検出手法はあえて用いず、カードの反射や明暗の違いに柔軟に対応できるアルゴリズムを1から構築しております。ご自身で愚直に画像のピクセル数を数える方法もありますが、統計的に有意な量をこなすには現実的ではありません。
さらに、左右と上下のセンタリングのズレをグラフ形式で表し、センタリングのズレがPSAの鑑定結果に及ぼす影響を可視化しました。
なお、最近日本支社による鑑定がスタートしたこともあり、それ以前の鑑定結果と最近の鑑定結果とで差異が見られるかの検討もついでに行っております。
参考までに、以下に有料記事に載せているイメージ図を示します(Private箇所は有料記事で公開している解析結果のグラフとなります)
![](https://assets.st-note.com/img/1700819443310-T6BevHXrFK.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1700819478236-jGyJT7kWvX.jpg?width=1200)
何が分かったか
PSA9とPSA10のセンタリングの違いと、そこから求められる真の基準を明らかにしました。言い方を変えると、『この数値を超えるとPSA9のリスクが大きくなるよ!』という明確な線引きを示しました。
勿論、センタリング以外にも白欠けやホロ抜けなどの他の減点要素はあると思いますが、センタリングはやはり結果の良否を決める重要な要素であることが分かっております。
また、比較的新しい鑑定番号と古い番号の結果を分けて比較することで、新たな仮説が出てきました。私の仮説は『最近のPSA10取得率は低下したものの、PSA10は取得しやすくなった』です。はぁ?と思われるかもしれませんが、その点についての説明も有料部分で述べます。
有料部分の前に
今年のSVシリーズに入って、サポートSR、SARのPSA10取得率が軒並み低いことが話題となっております。上記センタリングのズレや傷の有無、また今年8月から日本支社での鑑定が始まり、鑑定場所の違いなどが影響しているとも囁かれております。もちろん、『鑑定ガチャ』と呼ばれるように、鑑定者のさじ加減による運要素があることも否定できません。
![](https://assets.st-note.com/img/1700828867911-SkMBpgdP24.jpg?width=1200)
しかしこれらの因子の重みについては、それほどの理解が得られていないのが現状です。そのため、なぜ鑑定後になぜPSA9がついてしまったかのフィードバックも得られず、暗闇を探るように次の鑑定に臨んでいる方が多いのではないでしょうか。
そのような状況にメスを切り込んでいくのがデータ分析によるアプローチといえるでしょう。本記事ではPSAの評価項目の一つであるセンタリングに着目して分析を行いました。本記事によって示された事実を把握した上で鑑定に臨むことで、タイトルの通り今までよりも安定してPSA10を取得できるようになると思います。
本記事は他のポケモンカードに関連した有料記事としては割高であることは承知しております。この値段設定にしている理由は主に2点あります。
1)情報提供者はその情報収集にかけたコストの対価を得るべき
本記事は、寝起きの妄想や思い付きで書ける高騰予想とは一線を画すものです。それなりの時間と解析に関する技術を駆使して得られた情報ですので、対価を受け取るのは当たり前のことで安売りは考えておりません。
2)PSA鑑定や素体購入に対するあり方を変えてしまうため
大袈裟かもしれませんが、PSA鑑定を行っている方全体のレベルを底上げしてしまうことを懸念しております。暈かして言うと、PSAの基準を満たさす素体とそうでない素体が大衆に対して必要以上に明かされることは由々しき問題を生じさせる要因になります。一部の限られた慧眼者のみぞ知って得すればいいのではと思いました。
ここから先は
¥ 3,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?