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2024年ハイクラスパックの再録予想
10/26 テラスタルフェスexのカード情報公開により、一部更新
更新箇所は★マークをつけました。
はじめに
最近のポケモンカードの相場状況としては、コレクターおよび投資観点のカードの暴落が続き、2023年以前のような落ち着きを取り戻しつつあります。その一方で、box開封量が低下したことで、比較的新しいカードのプレイ需要による高騰が相次いで起きております。
それらのカードの1枚当たりの価格は低いものの、相場が上がったときの比率はかなり大きいものになります。これまでのコレクター向けカードのPSA鑑定による投資と比べると効率や利益率は劣るかもしれませんが、高騰理由に実態が伴っている分、安定した投資方法となりえます。
また、投資とまでは言わなくても、プレイヤーとしてちょっとしたお小遣い稼ぎをしつつ財布の負担を減らす小技として知っておくと得です。
プレイ需要による高騰を予想して利益を上げていくために最も重要なのが、再録の有無となります。当然ですが、プレイ需要の高いカードが再録されなければ高騰しますし、再録されれば下落します。
特に、毎年年末に発売されるハイクラスパックは、その年に発売したパック(正確には7月末まで)の集大成といえる内容になっており、多くの汎用性の高い、大会で結果を残したカードが優先的に再録されます。
ですので、まずはハイクラスパックに収録されるカードにどのような傾向があるかを知っておくことが重要ということでして、この記事では過去のハイクラスパックの収録内容をもとに、次回の2024年末に発売を控えているハイクラスパック(『テラスタルフェス』という名前らしいので以後その通り記述する)の内容を予想します。
さらにその予想をもとに、ハイクラスパック発売に向けて何のカードに着目して何をしておくべきかをまとめました。
過去のハイクラスパック収録内容
ここで、過去の剣盾シリーズ(以後Sシリーズ)およびスカーレット・バイオレットシリーズ(以後SVシリーズ)に収録されたパックを振り返ってみましょう。
以下に、Sシリーズの1年目、2年目、3年目、SVシリーズの1年目、2年目(テラスタルフェスまで)に収録されたレアカードやトレーナーをまとめました。
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過去情報から言えること
ポケモンカードはゲーム本編に追従するという意味ではあくまでそのサブコンテンツかと思います。そのため3年周期でカードの枠のデザインやエクストラカードの呼び名(SシリーズではポケモンV、SVシリーズではポケモンex)が一新されます。
その発売時期に合わせてハイクラスパックには以下のような傾向があります。
<各シーズンの概要>
◆1年目(『シャイニースターV』や『シャイニートレジャーex』)
ゲーム本編に登場したライバルやジムリーダーなどが登場。色違いポケモンが登場。特に第一弾で収録された汎用性の高いカードが再録。
◆2年目(『Vクライマックス』や次期発売予定の『テラスタルフェス』)
追加ダウンロードコンテンツに登場するメインキャラが登場。特殊な分類(いちげき、れんげき、古代、未来、かがやく、ACESPECなど)やテクニカルなカードが再録される。特別なレアリティ(CSRなど)が収録。
◆3年目(『Vスターユニバース』)
3年目シーズンに発売したサブコンテンツ(Legendアルセウス、来年発売のLegendAZも該当すると思う)に焦点をあてた再録内容となる。2年目同様に特殊なレアリティが収録。
<重要な点>
◆基本的に、再録対象は前シーズンの8月~今シーズンの7月までに発売されたカード。
しかしいくつか例外があります。
1点目は、1年目には旧作ゲームが対象となる期間のカードは再録されないこと。SVシリーズ1年目の『シャイニートレジャーex』を例にしてみると、旧作である剣盾シリーズ3年目の8月以降に発売された『白熱のアルカナ』と『パラダイムトリガー』に収録されたカードは再録対象となりません。再録対象となるパックは2023年1月発売の『バイオレットex』『スカーレットex』から7月発売の『黒炎の支配者』までとなります。
従って、今回の『テラスタルフェス』での再録対象となるパックは2023年9月発売の『レイジングサーフ』から2024年7月発売の『ステラミラクル』、加えてその期間中のスターターデッキ等が濃厚です。
しかし『テラスタルフェス』はイーブイの進化先exが主体のパックと噂されており、それを信じるなら例外的に8/30発売のスターターセット『ニンフィアex』までが対象となる可能性があります。
2点目は、2年目は1年目で登場したジムリーダーなどのキャラクターがレアリティを変えて再録されている。
上の表の『Vクライマックス』に収録されたカードを見て分かる通り、オニオンやカブなどのジムリーダーがSR仕様として特殊パックに収録されました。このことから、『テラスタルフェス』にも1年目で登場したジムトレーナーが仕様を変えて再録される可能性が考えられます。
特に、人気は高いものの『シャイニートレジャーex』にてSAR仕様として再録されなかった『ミモザ』や、『グルーシャ』、『チリ』などが候補に挙げられます。
また、『テラスタルフェス』という名前の通り、これまで収録されたテラスタルポケモンに焦点が当てられると思われ、1年目で収録されたテラスタルポケモンが再録される可能性もあります。
◆パックの表紙を飾るポケモンは再録される
当たり前といえば当たり前ですが、一応、重要なことなので挙げます。
◆タイプ強化カードは再録されやすい
大会等で結果を残したカードや汎用カードが再録されやすいのは言うまでもないですが、特定のタイプを強化するカードも再録されやすいです。
例としては『たっぷりバケツ』『霧の水晶』『ガッツのつるはし』『エレキジェネレータ―』など。
◆ゲーム本編とは関係ない番外編パックは再録されにくい
『ポケモンGO』『イーブイヒーローズ』『25th アニバーサリー』などが該当します。ゲーム本編で登場した新ポケモンや新トレーナーが優先して再録されるため、これらのパックから選出されるカードの枚数は少なめです。
『テラスタルフェス』発売までにすべきこと
以上の情報をもとに、投資目線で『テラスタルフェス』発売までにすべきことをまとめます。
◆10月頃に公式から発売情報が公表されると思いますので、その直前までには再録されて下落するカードを売ったほうがいいでしょう。
今回下落するカードは以下を予想しております。
『緑オーガポンex』(SV6) ★再録確定。売り損ねた方は残念!
『キチキギスex』(SV6a)
『プライムキャッチャー』(SV5M) ★再録確定。売り損ねた方は残念!
上記カードは汎用性の高いカードであり同時にパッケージを飾るポケモンでもあるためほぼ確実に再録されると思います。
◆カードリストが判明した後は、以下のカードが非再録であるならば購入を検討したほうがいいと思います。
★公開情報の名前順から、一部再録、非再録確定したカード、または濃厚なカードがあります。
『ともだちてちょう』(SV1S) ★再録濃厚。デンジャラス光線との二択。
『災いの荒野』(SV2D)
『災いの雪山』(SV2P)
『スナッチアーム』(SV2a)
『大地の器』(SV4K)
『ワザマシン エヴォリューション』(SV4K)
『テツノカイナex』(SV4M)
『カウンターキャッチャー』(SV4M) ★再録濃厚
『ワザマシン デヴォリューション』(SV4M)
『ゲンガーex SR』(SV5K)
『ミストエネルギー』(SV5M)
『アンフェアスタンプ』(SV5a)
『闘オーガポンex』(SV6)
『ハピナスex』(SV6)
『ジャミングタワー』(SV6)
『夜のタンカ』(SV6a)
『アクロマの執念』(SV6a) ★再録確定
『ヨノワール』(SV6a)
★そのほか、再録濃厚カード
『ポケモン回収サイクロン』(sv6)、『ポケバイタルA』(sv6a)のいずれか1枚が再録濃厚
★非再録確定カード
『ピクニックバスケット』(sv1V)、『ファイトオレ』(sv2P)、『ハンドトリマー』(sv5M)
★非再録濃厚カード
先頭文字あ~から、の中から3種収録。汎用性の高い『カウンターキャッチャー』(sv4M)、『改造ハンマー』(sv5a)や、メインポケモンに関係する『鬼の仮面』(sv6)の再録可能性が高く、それ以外の
『おとどけドローン』(sv2D)、『エネルギーシール』(sv2a)、『おとりよせボックス』sv5K、『おはやし笛』(sv6)の非再録が濃厚。
上で挙げたカードは現在そこまで高価なカードではありませんが、1年目の『シャイニートレジャーex』で再録されなかったカードや、9月以降に発売されるカードとのシナジーによってはさらに需要が高まりそうなカードを挙げました。過去の傾向から、ドロー系の特性をもつポケモンやグッズ・エネルギー、入れ替え系のトレーナー、特定の状況下で強さを発揮する妨害カードは高騰しやすい傾向にあります。
10月以降にハイクラスパックの収録内容が判明していくと思われますので、カードの再録・非再録を意識して行動をとっていくとよいでしょう。
最後に参考として、過去に再録により下落したカード、または非再録であったことで高騰した以下のカードを挙げておきます。
再録により下落
『クロバットV』(S3)
『クイックボール』(S1H)
『ボスの指令』(S2)
非再録により高騰
『ガラル鉱山』(S2)
『クワガノンV』(S2a)
『バトルVIPパス』(S8)
『ヤミラミ』(S11)
『バンギラスV』(S5I)
『エネルギーリサイクル』(S5R)
『クロススイッチャー』(S8)
『いれかえカート』(S10D)
『ポケストップ』(S10b)
『ギフトエネルギー』(S11)
『ロトムV』(S11)