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CL愛知2024 オープン予選6連勝 40位安定サーナイト(13000字越え)

割引あり

私たちが作製したリストはエクストラの汎用性カード以外はほとんどがEレギュ以降で構成されており、エクストラを始めたばかりの人にもおすすめです!

無料部分だけでも半分見れるのでぜひ見ていってください!



*4/21 「有料部分の前に」を追記

※このnoteはよく使われる略称を使わさせていただきます。
世間一般と多少略し方がずれるかもしれませんがご了承ください。

※書きたいこと多くて投稿するのに時間がかかってしまうのはもったいないと思ったので、投稿後も追記や編集します。その際にはアナウンスし、追記部分がわかるようにします。


執筆者 アルファ
執筆協力者 抹茶仕立て、初心の心


ご覧いただきありがとうございます!&CL愛知お疲れ様でした!
アルファと申します。


自己紹介


簡単に自己紹介します。
普段は町田近辺で練習しています。
いつも調整しているメンバーはアルファ、抹茶仕立て、初心の心の三人です。経歴としては

アルファ (@pEBNWNVNrO7sEzD) CL愛知2024 17位(エクストラ)、シティ優勝、準優勝×2

過去の記事 今回の記事の公開に伴い無料にしたので今回の記事を買う際の参考にしてください!

抹茶仕立て(@3view_matsuri) CL愛知2024 40位(エクストラ)、CLベスト16(シニア)、シティ優勝(サーナイト使用)

初心の心(@85fgvr) CL Day2出場、シティ優勝

今回CL愛知2024オープンリーグで私(アルファ)が7勝1敗で予選17位
抹茶仕立てがサーナイトデッキを使い、予選6連勝で最終順位40位と好成績を残せました。

サーナイトデッキは今回使用者がほとんどいなかったのにも関わらず、予選で常に上位にいることができたのでサーナイトについてnoteを書くことにしました。
カードが揃ったのが当日の3日前だったにも関わらず、このような好成績を残せたのは抹茶仕立てのサーナイトのプレイングが秀でていた他なりません。

大会を通じてドラゴに対する立ち回りを当初予定していたプレイより有効なプレイに気づき、それを実行してドラゴにサイド0-5から勝利した話を聞いた際は驚きを隠せませんでした。

それだけに負けた試合はアロライワンショットにボールを一枚も引けずに負けたのと、ドラゴに対してラルトスがあと一枚足りなくて負けたのが非常に残念で仕方ありません。
(成績としては私の方が7勝1敗と良いのに関わらずオポ落ちしているのに、自分以上に悔しがっている様子を見て、いたたまれない気持ちになりました笑)



環境考察

環境考察から入ろうと思います。

2024年1月以降から考えています。デッキ分布を知るためにごはんさん(@rairaiGX)が集計していたエクバの日のデータを参考にしていました。(ごはんさんから掲載許可をいただきました。ありがとうございます<(_ _)>)

1/1~1/25(ワイルドフォース・サイバージャッジ発売前)
ドラゴンルギアとドラゴ、ミュウの3強。

1/26~2/7(ワイルドフォース・サイバージャッジ発売後)
ルギア、ドラゴ、ミュウの3強は変わらず。リザードンが台頭
LOの使用率は変わらず

ワイルドフォース・サイバージャッジ発売後からドラゴンルギアから徐々に虹ルギアの使用率が上昇、一部白ルギアも見られる。
ドラゴンルギアだとリザがきついからだと思われる


2/26~3/24 (クリムゾンヘイズ発売まで)
ルギア、ドラゴ、リザードンの3強が強まる
ミライドンが微増
LOの使用率が一時期減るがまた台頭



3/25~4/6 (クリムゾンヘイズ発売まで)
ルギア、ドラゴ、リザードンの3強は変わらず
ルギア、ドラゴの使用率が減り、リザードンの使用率が上昇
ミュウが一瞬微増するも減少
LOの使用率は変わらず



エクバの日の結果をずっと追ってきましたが、環境初期から変わらずルギア、ドラゴ、リザードンが多い結果になりました。

自主大会(カードラッシュ杯やアクアジム)や練習会(TDSさん、ガルシアさんの) にも参加してました。
*カードラッシュ杯の結果は以前公開されていましたが現在では削除されています。見れなくて残念(´;ω;`)ウゥゥ

私はエクストラという何が来るかわからない環境でロックデッキではなく、あえて真っ向から殴るデッキで闘い抜けるか当日もそのような心意気で臨めるか試すために虹とドラゴンのハイブリット型ルギアで参戦しました。
結果は予選16位、トナメ一回戦敗北と微妙な結果でしたがそこで、得られた収穫はたくさんありました。

見えていないところはブロアー2、ラボ1、雪道2だったと思います。
あともう一枚忘れてしまいました
ゲコはリザに激つよ


まず、ドラゴが殴るデッキで群を抜いて強いことです。
トナメ進出率はドラゴが圧倒的なシェア率を誇り、次点でリザードン、ルギアと続いてことがほとんどでした。
特にカードラッシュ杯では予選上位卓にはドラゴがほとんどであり、リザードンとルギアがほとんどいなかったのがとても印象的でした。

次にロックカードの採用率の高さです。どの対戦相手にも基本的にソーナンス(がまんのかべ)、サイレントラボ、シンオウ神殿が採用され1ターン目からおかれることがほとんどでした。それにより自分は中々動き出せず、相手はゆっくり盤面が完成されることが多かったです(これに大分苦戦しました)
このことから以前のように後手1から殴るデッキはあまり強くなく、むしろナンスやラボを安定して置けてゆっくり盤面を作るデッキが強いのでは?
と思いました。

練習会でも基本的にエクバの使用デッキと基本変わらず、一部LOが見られる程度でした。LOのタイプもナンスLO、ホルビー型LOがほとんどでした。

例年エクストラは魔境と言われるほど、どんなデッキが来るか読めないのがこれまででした。しかし、エクストラバトルの日の数の増加や自主大会の増加、ポケカ情報サイト(ポケカ飯さん、ポケカブックさん、ごはんさんのように情報を提供してくれる方)が増え、エクストラに関する情報が手に入れやすくなったのは個人でやっている人にはかなり大きかったと思います。

ワイルドフォース・サイバージャッジ発売後からルギア、ドラゴ、リザードンが強かった理由としては

・ルギアとレジドラゴを同時にメタるのが難しい
ドラゴは殴るデッキの中では圧倒的なパワーを持っており、ドラゴに対して太刀打ちする方法はもはやエネ割とロスト送りしかありませんでした。
しかし、その対策ではルギアはエネが多すぎて割りきれないため勝てませんでした。

以上の理由からルギアとレジドラゴを同時にメタるのが難しいため、LOがあまり活躍しなかったと考えられます。

これまでの結果をまとめると
・殴るデッキはルギア、ドラゴ、リザードンの3強、その中でもドラゴは飛び抜けて強い
・エネ割型のLOは厳しそう
・後手1アッセンブル、先2りゅうむそうを封じるためにナンスやラボは必須
・当日もあまり初見殺しデッキはあまりこなそう

そこでドラゴを極める and ドラゴに強いデッキをカードラッシュCSから研究しました。

ドラゴを使って感じた強みと弱みは

ドラゴの強み

圧倒的な制圧力…タイムレスGXからダストダスを立てながら、ディストーションを打たれるだけで何もできずに負けます。特に2進化ポケモンデッキは。


タイムレスのエクストラターンでダスト立てながらディストーションは反則


捲り性能の高さ…盤面に2体以上リーサルを決められるアタッカーがいなければサイド1枚でも普通に捲れます。バグです。無限の可能性を持っています。

豊富な攻め手…グッズロック、特性ロック、特殊エネロック、中打点&ダメージ軽減、ワンパン性能全て兼ね備えています。

デッキの回転がよい…ロックデッキにしては珍しいポイントです。博士、デデチェンジ、レガシースターで山札の1/3以上は見ることができる。ほしいカードをほぼ揃えられ、バトコンでトラッシュに先に落としておけば確定サーチできます。

博士やデデンネと合わせてどこで使うかは意外と難しい




個人的にはエクはプラターヌ派
スタンに博士使っていて変えるのめんどくさいからってのはあるけど

ドラゴの弱み

エネ割に弱い…一番有効な対策です。最近少し増えましたがそれでも一般的にはダブドラ 4 炎エネ 4がほとんどです。
ザオボーで複数割られるだけで大分きついです。

キリンリキがきつい…トラッシュにないとりゅうむそうを使えないため、ロストすればワザを使えなくなります。しかも、ケアしたくてもデッキを回す過程でトラッシュしやすいため、ナンスなどで止めているとロストを狙いやすいです。


ダストオキシン下では自分も動けない…特性ロックは強力ですが刺さるのは、ドラゴ側も同じです。特性ロック下でエネ割や縛られると返せないことは多いです。

そこでドラゴに勝つために
・1ターン目で安定してナンスかクレッフィを置けるデッキ
・ロック下でも抗えるデッキ
を探していました。



サーナイトでの出会い

ちょうどその時に目に入ったのがこれです。

*引用許可はいただいています。私がデッキを組んだ段階で参考にしたのは1つ目でしたが、後日2個目も出されていたのでこちらもぜひ参考にしてください。

カミカゼさんのリスト アクアジム準優勝構築


当初、サーナイトは2進化ポケモンデッキで途中進化のキルリアも確定サーチではないため、殴りだしが早くても3ターン目以降になり、これではとてもエクストラの展開の速さについていけないとあまり評価していませんでした。

しかし、先ほどの求めるデッキに当てはめると
・1ターン目で安定してソーナンスを置けるデッキ
→豊富なボール(水晶3~4ミストレ4ポフィン4レべボ0~2)とエネルギーの多さ(現物8水晶3~4)、たねがにげエネ1で構成されている(ザシアン除く)
・ロック下でも抗えるデッキ
→ラルトスのメモリースキップ、ワンダーラビリンス、キリンリキ(カミカゼさんの構築にはありませんが一般的によく見られる)などロック下でも抗う術を持っている。

サナライン全部強くね?


ザオボーやブロアーで割れないの強い
ハチマキ+ディストーション死なないの地味にえらい



と二つの条件を満たしていたのでカミカゼさんのリストを元にサーナイトを調整することにしました。

まず手始めに作ったリストがこちらです。


ドラゴに対する耐性が低そうだったので、キリンリキとシンオウ神殿を増やしました。また、ボールが若干少なかったので一枚ポフィンを増やしました。

回しみて思ったサーナイトの強みと弱みは

サーナイトの強み

・ナンスを置きやすい
エクストラはデデンネクロバットテテフやインテのように特性がデッキのドローエンジンになっているデッキが主流です。特にルギアや超越系のデッキに対して1ターン目から特性をガンガン使いまくるデッキに対して1ターン目に安定して置けないとサイドレースを先行され逃げ切られて負ける、盤面を作られて何もできずに負けてしまうことは多々あります。
環境デッキの中で殴るデッキではナンスをかなり置きやすいのは高評価でした。

1-2交換ができる
こちらのメインアタッカーの非exは相手のex、Vをワンパンしていけるのでサイドレースがビハインドでも勝てます。
サナexとサーナイトがともに入ればアタッカーの供給が容易なのも1-2交換をしやすくしているポイントです。

明確な不利対面がない
サナは特性ロックやグッズロックが刺さりやすく、ドラゴや超越に対しては若干不利ではありますが、それでもナンスやクレッフィを突破されなければ全然勝てます。

詰ませ方が複数ある
キリンリキやラルトスのメモリースキップ、シンオウ神殿により複数の勝ち筋が追えます。当日もリソース切れによるLO勝ちや投了が複数ありました。

LOキラー
エクストラのLOは基本的にエネ割や殴れないアタッカーを縛るのが勝ち方です。
サーナイトはサイコエンブレイズによりエネ切れの心配はなく、殴れないアタッカーがいないため縛られる心配もないです。これらの理由からLOに基本負けないです。

サーナイトの弱み

展開できない
ボール少なすぎてポケモン並ばないです!初動で大体ボールが2枚ぐらいしかないのでキルリアやテテフのために一枚しか打てないので満足
展開できないことが多いです。

ドロサポが引けない
ドロサポが4枚なのでほぼテテフ使います。ドロサポも少なく、インテレオンのように確定サーチではないのでテテフないと一生サポ引けない場合が多発します。

意外とナンスを置けない
強みと言っていることが矛盾していてすみません。もちろん殴るデッキの中では置きやすいのは間違いないのですが、殴るデッキが置けなさすぎるだけなんです。
ボールやサポが少ないため、ナンスを前に置くことにボールを使うと、次のターンにつながらないことがよくありました。サイド落ちにより置けないこともありました。

・殴りだしが遅い
基本的にサーナイトexとサーナイトが両方並びだしてから殴るので殴りだしが早くて3~4ターン目です。サイド差を3枚以上つけられると相手を上手く止めれないとかなり厳しいです。

耐久が低い
サイコエンブレイズの自傷ダメージで耐久が下がるため基本的に相手の攻撃を耐えられません。これも捲るのが難しい原因の一つになっています。

・ドラゴに弱い
ドラゴにほんと勝てない。2進化デッキでデッキの回転悪い上に、耐久低いので、一生ダストオキシン+ディストーションでいじめられます。キリンリキ使ったり、殴れてもベンチの手負いのポケモンをドラゴンレーザーで同時に食われて終わり!なんてことが多々あります。

お前下も優秀かよ、、

•後一ミツル、ミラージュステップが決めづらい

後手1ミラステを決めるには
・ラルトススタート
・ボール(ミストレor水晶)とエネが一枚ずつ必要
・キルリアがサイド落ちしていないor手札に来ていない
の条件が揃う必要があります。ソーナンスやクレッフィをバトル場に出す方が容易です。かつドラゴやルギアに対しては、ナンスやクレッフィで止めているほうが強いです。


以上の強みと弱みを踏まえてリストを調整し、本番に臨みました。
当日使ったリストは調整段階のものと10枚弱違い、立ち回りも従来のサナと異なったものとなっており、それにより圧倒的な安定感を得ました。

それにより当日の事故負けはエレキレイン戦のみであり、ドラゴにも予選で3回あたり2勝と勝ち越すことができました!



有料部分の前に

ここからは有料になります。有料部分では、当日使ったリストと採用カードの解説、基本の立ち回りと各対面の立ち回り、当日のマッチングと試合内容について解説しています。(ドラゴの解説も入れていこうと思っています)

頂いたお金はがんばった抹茶仕立てへのご褒美と今後の資金に当てようと思います。

この記事はこれまでのサーナイトには見られなかったリストの配分になっており、既存のリストを回しているだけだと中々この構築に行きつくのは難しいと思います。

立ち回りの面では、苦手なドラゴに対する立ち回りは自分たちと同じ立ち回りをしている人は聞いたことがなく、仮に知っていたとしても既存の構築では再現性高くその動きをするのは難しいと思います。

既存の構築より圧倒的に安定感が増したことと、ドラゴに対する立ち回りがこの記事の新規性だと考えております。

サーナイトで思い通りに展開できない、サーナイトでどうやったらドラゴに勝てるかわからない方はぜひこの記事を手に取ってください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!!


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